耳かきで使う自分に合った綿棒の種類と上手な選び方
普段の耳かきに綿棒を使うという方は多いと思いますが、今ではドラッグストアにもバラエティに富んだ綿棒がたくさん溢れていて、どれを選んだら良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。
そこで今回は主要になっているいくつかのタイプの綿棒が、どのような方に合っているのか、どのような用途で使えるのかのポイントから説明していきます。
それそれのタイプの中から人気の高いおすすめの商品も掲載しているので、綿棒を購入しよう思っている方はぜひこれをヒントに自分に合った物を見つけてください。
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綿棒の種類
今では綿棒と聞いて連想するような白い普通の綿棒だけではなく、それぞれの耳垢の状態や用途に特化した様々なタイプの綿棒が溢れています。その中でも主要となっている物を、5種類に分類して紹介していきます。
一般的な綿棒
温泉やホテルのアメニティ等でどこにでも置かれている白いコットン製の綿棒が、多くの方が一番使い慣れていている一般的な綿棒かと思います。こちらは耳掃除だけでなく、鼻の掃除やメイク直し等様々な用途で使用することができ、またコスパが良いのが最大の特徴です。
粘着綿棒
こちらは先端に粘着性があり、普通の耳かきでは取りづらいぱさついたた耳垢も、くっ付けて絡め取ることができる綿棒です。
奥まで入れて擦ったりしなくても、軽くペタペタと耳肌に押し当てるだけで、耳を綺麗にすることができます。強くかきすぎて耳を傷つけたり、耳垢を奥へと押し込んでしまう心配がなく、耳に優しい綿棒になっています。
極細綿棒(ベビー綿棒)
こちらは軸や先端部分が一般的な綿棒よりも一回り細く作られており、赤ちゃんや子供の耳鼻のお手入れに使用できる綿棒です。耳穴の小さい方にもピッタリのサイズになっています。
細くなっている分、気が付かないうちに奥まで入ってしまうことがあるので、その点は気を付ける必要があります。
水綿棒
先端部分が精製水に浸され、湿った状態で包装されているのが水綿棒です。乾燥してこびりついている耳垢をふやかして取り除くことができるので、耳に優しく掃除することができます。
冷蔵庫で冷やしておけば、耳に触れたときにひんやりとして気持ちも良く耳掃除が行えます。水拭き間隔で、メイク直しの際にも便利な綿棒になっています。
オイル綿棒
こちらは水ではなく、コットンにオイルがたっぷりと染み込んだ綿棒です。水綿棒と同じように、固まってしまった耳垢をオイルで柔らかくしてから取り除くことができ、耳を傷付けずに掃除することが可能です。オイルは水よりも粘着性があるので、ペタペタと耳垢がくっつきやすいのも特徴になっています。
綿棒の上手な選び方
ここに挙げた主要な綿棒だけでもたくさんの種類があり、どれを使ったら良いのか迷ってしまう方も多いかと思います。ここでは用途別にどんなタイプの綿棒が合っているのかを解説します。
またその中から人気のおすすめ商品を紹介するので、気になる物があったらぜひ使ってみてください。
綿棒に特にこだわりがない人向け
綿棒に特に何のこだわりもない場合は、一般的なコットン製の白い綿棒がおすすめです。たくさん入っていて価格が安いものが多いので、何よりコスパが良いのが一番の理由です。鼻など他の部位のお手入れや、メイク直しにもスタンダードに使いやすいので、迷ってしまったら無難にこちらを選んでみてください。
普通に使っても充分事足りるとは思いますが、お風呂上がり等の耳垢が柔らかい状態のときを選んだり、オリーブオイルを染み込ませて使用してみる等、一工夫することでより耳を綺麗にすることができます。
リーダー / 抗菌綿棒
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こちらは白いコットン100%の一般的な綿棒が、200本入りでお買い得価格になっています。安価な紙軸の綿棒は柔らかすぎて耳掃除がしづらい物も多いですが、こちらは軸がしっかりしていて使いやすいと評判です。
プラスチック軸だと途中で折れてしまう心配もありますが、紙軸であればその可能性も低く、また抗菌加工もされているので安心して耳そうじを行うことができます。
無印良品 / 綿棒 200本入り
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こちらもコットン100%の、200本入り綿棒です。本体の価格も安いのですが、この商品は詰め替え用の用意もありさらにお得になっています。紙軸部分は弾力性があって、芯がしっかりとしているという口コミが多く寄せられています。キトサン抗菌加工で衛生面も安心です。
日用品にも無印良品を取り入れ、小さなところから良い暮らしを目指してみてはどうでしょうか。
乾燥した耳垢、細かい耳垢が多い人向け
乾燥している耳垢や細かく粉のような状態の耳垢の方は、一般的な綿棒で耳掃除をしようとすると、耳垢を奥に落として押し込んでしまう危険があります。そこでおすすめなのが、先端に粘着性があり耳垢をペタペタと貼りつけて取れるタイプの綿棒です。
強く擦らずとも耳肌に軽く押し当てるだけで、耳垢をごっそり取ることができるのできるので、乾燥して傷つきやすい耳の方でも安心して使用することができます。
三洋 / くっつけて取る綿棒
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先端に粘着材が付いており、名前の通り耳垢をくっつけることで取り除くことができる綿棒です。コットン100%で、ふわふわと大きめの作りになっているので、耳肌に優しく掃除することができます。また、一つ一つ個包装されており、清潔なうえ、携帯したい方にもピッタリです。
粘着タイプの綿棒の中では、50本入りでかなりお求めやすい価格になっていることも、おすすめしたい理由の一つになっています。耳だけでなくパソコンのキーボード等、普段の掃除にも使用できると評判で、ご家庭に用意しておくと非常に便利です。
ビジョン / ベビー粘着綿棒 細軸
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こちらは育児製品を専門に制作しているピジョンの、通常より細めタイプの粘着綿棒です。赤ちゃんにも安心して使えるような、柔らかいコットンと肌に優しい粘着剤が染み込んでおり、耳肌が乾燥して敏感な方でも使用することができます。もう方側は粘着剤の付いていない普通の先端になっているので、そちらで最後の仕上げを行えます。
耳垢をくっつけて取るうえに、先端も軸部分もかなり細くできているので、耳垢を奥に落とさずに耳を綺麗にすることができ耳への優しさは抜群です。こちらも個包装になっているので衛生的で、お出かけの際も持ち運ぶことができとても便利です。
子供や赤ちゃんの耳掃除に使いたい人向け
子供や赤ちゃんの耳掃除をしてあげる際には、小さな耳のサイズに合わせた細めタイプの綿棒がおすすめです。ただ細いことで耳の奥まで入れ過ぎてしまう可能性が高くなるので、先端から1.5センチの部分を持ち気を付けて使用するようにしてください。
ピジョン / ベビー綿棒 細軸
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こちらも育児製品を専門に扱っているピジョンの細軸タイプの耳かきで、赤ちゃん用綿棒の中で人気の高い商品になっています。たっぷりと200本入りなので長く使うことができます。
適度な細さで耳が痛くなりづらいことや、軸が柔らかいため力を入れ過ぎてしまう心配がないこと、キトサンとCPCの2種類の抗菌加工がされていること等、赤ちゃんの敏感な耳肌のことが考えられている綿棒です。
平和メディク / cotton.zoo 赤ちゃん綿棒ごくぼそ
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こちらの綿棒は一般的な赤ちゃん用の細い綿棒よりも、さらに一回り細い作りになっている綿棒です。とにかく細い綿棒なので、優しく耳掃除をしてあげたいママさんにおすすめです。
抗菌加工ももちろん施されており、安心して使用することができます。200本入りで他の赤ちゃん綿棒に比べてお求めやすい価格になっており、コスパの良い商品かと思います。
耳垢が固まりやすい人・耳を傷つけないか心配な人向け
耳垢が固まってしまい、一般的な綿棒だと耳を傷つけないか心配だという方におすすめしたいのが水綿棒やオイル綿棒です。
乾燥してこびり付いてしまった耳垢は無理矢理取ろうとすると、耳を傷めてしまうかもしれません。そんな時に水やオイルが染み込んだ綿棒を使えば、固まった耳垢をふやかして柔らかくしてから、綺麗に取り除くことができます。
三洋 / ぬれている方がいい綿棒
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こちらの綿棒は先端のコットンにペパーミント配合の精製水が染み込んでおり、耳肌に触れるとひんやり涼しく、心地よく耳そうじを行うことができます。乾燥した耳垢をたっぷりの水分で柔らかくし、螺旋のような凸凹したヘッドがごっそりと絡め取ってくれます。
水が乾燥しないように個包装されているので、持ち運びにも便利です。
DHC / オリーブバージンオイル綿棒
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こちらは100%のコットンにDHCオリーブバージンオイルという、100%天然素材の美容オイルを染み込ませた綿棒です。赤ちゃんのお肌にも使用できる物なので、肌に優しい物を使いたい方におすすめです。
軸は細めで適度にしなり、耳穴の小さい方でも掃除しやすいかと思います。美容オイルなので、耳だけでなく他の部位のお手入れやメイク直しにも安心して使うことができ、ポーチに入れておくと便利です。
綿棒の上手な選び方のポイント
物を選ぶときの基準は人によってそれぞれあると思いますが、ここでは綿棒を購入する際に気にしておきたいポイントを紹介していきます。それぞれのポイントを押さえた人気商品も掲載しているので、ここまでに挙げた物と合わせて参考にしてみてください。
コスパや価格帯
耳掃除が毎日の習慣になっていて、できるだけ安い綿棒を使いたいという方も多いのではないでしょうか。耳掃除はしすぎると耳垢を奥に押し込んでしまったり、耳肌を傷めてしまうことに繋がるので、多くても1~2週間に1回程度にしておいた方が良いと言われています。
とは言え安くて良いものがたっぷり入っているなら、それに越したことはありません。綿棒を選ぶ際はコスパのことは考えたいものです。
ピップヘルス / 抗菌綿棒
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こちらの綿棒は、コットン100%の白い一般的なタイプの商品です。このタイプはどれも比較的安く手に入りますが、こちらはその中でもかなり価格が低く、200本入りとたくさん入ってお買い得になっています。
その名の通り抗菌加工が施されており、肌触りもソフトで普段使いしやすいと評判です。
色付きの綿棒
今では色が付いている綿棒も色々とあり、特に黒いタイプはよく見かけるかと思います。耳垢がどれくらい取れたのか分かりやすいので、たくさん取れているのが分かった方が嬉しい方には色付きの綿棒はおすすめです。逆に取った耳垢を見るのは気持ち悪いという方は、あまり使わない方が良いかもしれません。
リーダー / 黒綿棒
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この綿棒はコットンが真っ黒に染まっているので、取った耳垢がハッキリと分かりやすくなっています。先端は片方は普通の丸い形ですが、もう一方がスパイラル状になっているので、凸凹が汚れを絡め取ってくれます。黒綿棒の中でも、評判の良い人気の商品です。
比較的硬めの素材感なので、しっかりとしたかき心地が欲しい方におすすめです。ケースが片手で開閉できる点や、お値段も安めで手が出しやすいのもポイントです。もちろん抗菌加工もされており、衛生面も安心です。
綿棒の太さ
綿棒を購入する際は、太さも自分に合ったものを選ぶ必要があります。ここまでは細めで耳に優しいタイプの綿棒を多く紹介してきましたが、耳垢が湿っている方には、太めのコットンの綿棒がおすすめです。水分をしっかり吸収して、耳垢が取りやすくしてくれます。
ただ太い綿棒は耳垢を耳の奥に押し込んでしまい、耳が聞こえづらくなってしまう原因にもなるので、充分注意しなければなりません。
三洋 / スゴふわっ綿棒
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こちらの綿棒は、とにかくふわふわした大きいコットン素材の先端が特徴です。軸と先端の繋ぎはくびれでしっかり固定されているので、安心して使用することができます。元々耳垢が湿っている方はもちろん、普段は乾燥しているタイプの方も、お風呂上がりの耳を拭くように使用するのに丁度良いかもしれません。
凹凸がある綿棒
ここまででも先端部分に凹凸が付いている綿棒をちらほら紹介してきましたが、この凹凸も綿棒を選ぶポイントになります。
通常の丸い形の物よりも耳垢をキャッチしてくれて、しっかりかきたい方にはぜひ使用して欲しいです。ただ耳を傷つけやすいというデメリットもあるので、使用する際には力を入れ過ぎないように気を付けましょう。
アメイズプラス / ゴッソリーナ
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こちらの綿棒は凹凸があるタイプの中でも少し特殊で、粘りのあるふわふわとした素材を使用しているので、耳を傷つけにくくなっています。独特な鍵型の形状の先端でごっそりと耳垢をかき出すことができ、もう一方の一般的な形状の先端で最後の仕上げを行うことができます。
少し値は張るので、たまの耳の大掃除に使用するのがおすすめです。