きれいに染める!カラートリートメントの使い方と活用法
人の印象を決定づける上で重要となるのは服装や髪など、すぐに目につく部分になります。そんな中でも髪は体のパーツの中でも印象を左右する重要な部分です。それもあってか髪型だけでなくヘアカラーにも手を付ける方が多くみえます。
それぞれ理想のヘアカラーというものがあると思いますが、常にそれを維持し続けようと思うと1カ月に1度は染め直しを行わなければいけませんし、手入れも大変になってきます。またヘアカラーを変え続けると、髪へのダメージも蓄積していきます。そうなると髪の傷みによってカラーがのらなかったり、美容院での染髪を断られることもあります。
では髪の状態をなるべく維持しつつカラーをのせるためにはどうしたらいいのか?と思われる方もみえるかもしれませんが、そんな時に使えるのがカラートリートメントです。こちらでは綺麗に染めるためのカラートリートメントの使い方と活用法をご紹介していきます。
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カラートリートメントとは?
さて、冒頭でも触れた通り、髪をカラーする上で使えるカラートリートメントという商品があります。しかしこの商品についてご存知ない方もみえると思うので、まずはカラートリートメントがどういうものなのか説明させていただきます。
カラートリートメントの効果
カラートリートメントは名前の通り、トリートメントにカラー用の染料を混ぜたもので髪の表面に染料を浸透させ染髪するトリートメントです。もちろんトリートメントとしての効果もあるため、髪を内部からケアして美しく艶のある髪にしてくれます。つまり、髪を傷めることなくカラーチェンジが可能ということになります。
さらにトリートメントで傷んだ髪をサラサラに仕上げてくれることから、頻繁にカラーチェンジすることも可能なため、髪の色を良く変える人には特に人気の商品となっています。また既にカラーによって髪が傷んでいる方、髪の状態が良くない方もカラートリートメントによって染色することが可能という方もみえます。
カラートリートメントのメリット
既にカラーをするときに、髪を傷めることなく染髪が可能ということは説明させていただきましたが、それ以外にもメリットがあります。それは以下のようなものが挙がります。
- 自宅で簡単に使える
- 何度繰り返しても髪が傷まない
- 嫌な匂いがしない
- 肌が弱くても安心して使える
- シャンプーの後の濡れた髪にも乾いた髪にも使える
- 色を混ぜて好みの色を作れる
- 気軽にカラーを変えられる
- 素手で使っても手に色が残りにくい
メリットだけでも8つも挙がります。まずカラーをするとなると美容院で行ったり、自分でやるにしてもカラー剤などを購入してこなければいけません。美容院ではそれなりに費用がかかりますし、カラー剤は価格こそそれほどしないものの上手に染めようと思うとそれなりに難しいです。
しかしカラートリートメントなら、通常のトリートメントと同じ感覚で出来るので簡単に使用できます。もちろん正しい方法でなければ効果は薄れてしまいますが、普段から丁寧にトリートメントをしてみえる方なら問題ないでしょう。
また普通のカラー剤が肌に合わない方もカラートリートメントなら使用できると言うこともあります。これはトリートメントに使用されている成分の問題で、トリートメントは手に付けて髪に塗布することから肌についても大丈夫な成分になっています。カラー剤などでは肌に合わなかった方もこちらなら使えるという方もみえると思います。
カラートリートメントのデメリット
しかしデメリットも存在します。それが以下の3つになります。
- 黒髪には発色しない
- 色の持ちは1週間から2週間程度。定期的に使う必要がある
- 売っている場所が限られる
カラートリートメントは元々手軽な白髪染めとして販売され、その手軽さから人気が出たため、現在は若者向けも視野に入れて、様々なカラーバリエーションを取り揃えているメーカーもあります。
しかし元々が黒髪の場合、一部の色は発色しないのです。それがクリアカラーになりますが、クリアピンクやクリアブルーを黒の上にのせても発色しないのは想像してみればなんとなくわかっていただけると思います。黒色の画用紙にクリアカラーのスプレーで色をのせても分かりにくいのと同じですね。
またカラーバリエーションを取り揃えているのは一部ということもあり、ドラッグストアなどの身近な店ならどこでも手に入るわけではありません。黒以外のカラーを手に入れたいなら大手のネットショッピングを利用する必要があります。
カラートリートメントの上手な使い方
それではカラートリートメントの基本的な使用の仕方もこちらで知っておいていただきましょう。基本的な使い方を理解しておけば、カラートリートメントの効果をしっかり得ることができます。
トリートメントの基本的な使い方がベースとなっており、関連ページに詳しく紹介させていただいていますので、そちらも参考にしてみてください。
シャンプーの後に使用する
まず最も基本となるのがシャンプー後に使用するということです。普通のトリートメント同様に、シャンプー後の濡れた髪にカラートリートメントを伸ばしてから5程度放置し、洗い流すだけで終わりになります。
ただ1回ではしっかり色がのらないこともあるので、同じ工程を数日から1週間続けてください。そうすることで徐々に色見がはっきりしてきます。色がのってからは1週間に1回か2回程度カラートリートメントを使えば髪色を保つことができます。
早く染めたいなら髪を乾かしてから使用する
数日から1週間もかけている時間がない、という方はカラー剤同様に乾いた髪にカラートリートメントを伸ばして使用してください。この際、色ムラができないように手ぐしではなく、くしを使って丁寧に伸ばす必要があります。
放置時間は通常よりも長めの15~30分ほどになります。洗い流して、その水に色が溶け出していなければ完了です。ダークトーンの場合は手ぐしで伸ばしてもムラにはならない、というかムラは気ならないのですが、ハイトーンの場合はムラになりやすいので、必ずくしを使うようにしてください。
発色を抑えるなら普通のトリートメントで薄める
発色の良さを持ち味としているカラートリートメントの場合は、色が強く出すぎてしまうことがあります。そんな時は普段使っている普通のトリートメントやコンディショナーで薄めれば、発色状態を調整することができます。
カラートリートメントの活用方法
さて、ここまではカラートリートメントで染髪する場合の使い方をご紹介してきましたが、ただ単に染色する以外にも活用法があります。それはヘアカラーの色褪せの防止や、色見の調整です。それぞれの活用法と効果についてご紹介していきます。
ヘアカラーの色褪せを防止する
カラーの中でもブルー系やアッシュ系、ミルキー系などは持ちが悪く、すぐ赤っぽい色になってしまいます。色褪せしやすいカラーにしたら持ちを長持ちさせるため、こまめにカラーをしたいところですがカラー剤では髪が傷んでしまいます。
そこで同色のカラートリートメントを使うことで髪を傷めず、髪色の状態を長持ちさせることができます。コストパフォーマンスもこちらの方が良いのでおすすめです。
ヘアカラーの色見を調節する
日本人は元々黒髪であることもあり、ブリーチやカラーで黄みや赤みが出やすい性質をしています。そのため髪が傷んできたり、カラーが色褪せたりしてくると黄みや赤みが目立つようになります。
そのままにしておくと光源の当たり具合によっては変な発色をして白髪のように見えることがあります。またあまり良い色合いには見えないことも確かです。そこでカラートリートメントを使って、この黄みや赤みを抑えることができます。
- 黄みを抑えたい場合 ⇒ ブルー系
- 赤みを抑えたい場合 ⇒ グリーン系
- 落ち着いた色にしたい場合 ⇒ グレー・ブラウン系
またブリーチ後に髪が明るすぎるけどトーンダウンしたくない場合は、グレー系のカラーを使うことで明るさはあまり変わらず落ち着いた色見にできるので試してみてもいいかもしれません。