目的で見つける!トリートメントの種類と上手な選び方
ダメージを受け傷んでしまった髪をそのままにしてしまうとパサパサでハリやコシの無い髪になってしまいます。そんな髪を何の手入れもしないまま放っておけば頭皮環境も悪化してしまうことでしょう。
そんな時にダメージを髪の救世主ともなってくれるのがトリートメントです。しかし一言にトリートメントと言っても様々な種類があります。
そこでこちらでは目的で見つけるトリートメントの種類と上手な選び方をご紹介していきます。
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トリートメントの選び方の基本
トリートメントの種類やその選び方をご紹介していきますが、最初に知っておいていただきたいのはトリートメントは大きく分けると2つの種類に分けられるということです。それが「洗い流すトリートメント」と「洗い流さないトリートメント」です。
効果に違いはあるものの基本的にはどちらも髪の補修がメインとなっていますが、「洗い流さないタイプ」は、さらに「優れた保湿・補修効果」と「ダメージ保護効果」が追加されます。この効果が特に必要とされる方は、洗い流すタイプと併用して洗い流さないタイプも使っていく必要があるのです。
また洗い流すタイプも洗い流さないタイプも、主たる効果以外の効果や目的に合わせてさらに分化されます。そのため細かな目的に合わせて商品を選ぶ必要も出てきます。
そのような点から考えると、洗い流すタイプやそれと併用して洗い流さないタイプを使わなければいけないかどうかを判断するには、自分の髪の状態と効果や目的で選んでいく必要があるのです。
特に髪の補修効果・保湿効果・ダメージカット効果に優れた洗い流さないトリートメントを使わなければいけない方は、髪がかなり傷んでいる人が選ぶべきアイテムです。
その上で、どのような髪の状態にしたいのか考えながら、以下の目的によるトリートメントの選び方を見ていくことをおすすめします。
目的によるトリートメントの選び方
まずは髪をどうしたいかによってトリートメントを選ぶ必要があります。その項目ごとにトリートメントを分けると3種類に分かれますが、それらは似ているようで目的はかなり違います。その3種類の目的は以下の通りです。
- 髪の補修
- 髪染め(カラーリング)
- 髪の補修&保護
どの目的かによっておすすめのトリートメントに違いが生まれます。それぞれの目的に合わせてどのようなトリートメントを選べきかご紹介させていただきます。
髪の補修
髪の補修だけであれば、普段から使っているトリートメント、つまり洗い流すトリートメントを使うことになります。基本効果としては補修効果のみのものが多いですが、その分余分な成分が含まれていないこともあり、価格が安いものが多くコストパフォーマンスに優れている場合が多いです。
洗い流さないトリートメントに比べれば効果こそ落ちますが、髪が極端に傷んでおらず、あくまで髪の傷みの補修だけを目的とするのであれば洗い流すトリートメントがおすすめです。
ただ髪が極端に傷んでいないにしても、傷みの度合いに合わせて選ぶトリートメントは変わってきます。もう少し細かく見ていきましょう。
髪が傷んでいない人向けトリートメント
髪が傷んでいない場合、トリートメントを使う必要はないのか、というとそういうわけではありません。髪は日々生活していく中で傷みます。それはドライヤーによる熱や日光から出ている紫外線、埃などの外部刺激が原因となります。
今は傷んでいなかったとしても熱などによって今後傷むことはありえます。そうなる前にトリートメントで今後傷まないように気を付けることが可能となるので、そのために効果を発揮してくれるトリートメントを使用することも視野に入れるのは大切です。
またダメージを未然に防ぐ以外のメリットもあります。それは毛質の改善になります。髪が硬い方や逆に柔らかくてコシがない方、くせ毛の方など、髪質に不満がある方もトリートメントを使用することで改善を見込めるメリットがあるのです。その効果を発揮するトリートメントもあるのでそちらを選ぶといいでしょう。
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髪がやや傷んでいる人向けトリートメント
髪がやや傷んでいる人は、部分補修はもちろんのこと、これ以上傷まないように髪をケアする必要があります。髪がやや傷んでいると枝毛の原因にもなりますし、トリートメントによって補修し、傷みをこれ以上酷くしないようにすることは重要です。
このような効果を持つトリートメントは、往々にして髪に艶や潤いを与えてくれるものが多いです。つまりこのような方がトリートメントを使うと髪の補修だけでなく、艶と潤いのある美しいヘアスタイルを作り上げられるというメリットがあります。
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髪がかなり傷んでいる人向けトリートメント
髪がかなり傷んでいる方は切れ毛などの原因になります。
それだけでなく、カラーを入れたい又は変えたいという方にとっても髪がかなり傷んでいると、カラーを断られることもあります。これはもちろんパーマも同様です。そのため髪の保護よりもまずは髪の補修が重要となります。
トリートメントを髪を補修することで、カラーやヘアスタイルを思った通りに変えやすくなるメリットもあります。そのためにもその効果があるトリートメントを選ぶ必要があります。
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髪染め(カラーリング)
カラーリングをするときにも効果を発揮してくれるトリートメントがカラートリートメントです。
普通のカラー剤に比べても使いやすく髪を傷めずにカラーリングをすることができます。つまりトリートメントの効果もありつつ、髪を染めることができるのです。元々は白髪染めから発展しているので、当然のことながら白髪染めとしての人気も高いです。
一般的なカラーリング向けカラートリートメント
一般的なカラーリング向けカラートリートメントとは、ブラウン系など一般的に使われている「髪を傷めずカラーリングできる」カラートリートメントです。ただこのタイプのものは一気に染められるわけではないので注意してください。
日々使用することで徐々にゆっくり染まるという特性を利用しています。そのおかげもありカラー剤で普通にカラーリングした髪の色を長持ちさせるサポート的な使用も可能です。
白髪染め向けカラートリートメント
白髪染め向けトリートメントは名称通り、白髪を染めることを目的としたものなので、ブラックやブラウンなど白髪染めに用のカラー展開となっています。そのため白髪染めに特化したカラートリートメントも販売されています。
カラーの種類こそ少ないですが、白髪染めに特化しているため染まり具合は一般向けのカラートリートメントより速い製品も存在しています。そのため、カラーが合い速く染め上げたいのであれば、そのような商品を購入することも考えてもいいかもしれません。
髪の補修&保護
ダメージヘアの補修と保護を目的としているのであれば入浴後、タオルドライなどをした後に使用する洗い流さないトリートメントをおすすめします。
髪の補修や保湿はもちろん、髪の傷みの原因となる熱や紫外線、埃などから髪を保護してくれる効果に特化した洗い流さないトリートメントもあります。髪のケアに特に気を使ってみえる方におすすめしたいトリートメントです。
商品によってはこのほか、様々な特徴を持った商品があり、細かく分けると7種類に分かれます。その7種類の特徴を簡単にですがご紹介していきましょう。
- オイルタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
- ミルクタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
- クリームタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
- ミストタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
- ジェルタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
- ウォータータイプの洗い流さないトリートメントの特徴
- スプレータイプの洗い流さないトリートメントの特徴
>>洗い流さないトリートメントの種類と上手な選び方について詳しくはコチラ
オイルタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
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オイルタイプの洗い流さないトリートメントは補修効果は元より、ドライヤーやアイロンの熱から髪を守る効果が高いです。そのため補修よりもこちらの効果の方が高くなっており、髪をこれ以上傷めないために使用することができます。
ただこのタイプには毛髪を補修する成分や質感を良くしてくれる成分は含まれていないことが多いので、あくまで髪を傷ませたくない方向けになります。
また保湿性も高くないため、しっとりというよりかはさらさらの質感を得ることになります。補修やしっとりとした質感をお求めの場合は別のものを選びましょう。
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ミルクタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
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こちらは上記のオイルタイプとは真逆で、髪のガード効果ではなく、ケアをする効果が高いタイプになります。
油分以外にも保湿力の高い成分と毛髪に必要な成分を配合している商品が多いので保湿力が高く、毛髪の質感を向上させてくれるのが特徴となっています。
しかしオイルが少ないので髪を熱から守る効果が低く、ドライヤーやアイロン前のトリートメントとしては不適です。そのためあくまでダメージを受けた髪のケアと保湿として、ドライヤーやアイロン使用後の乾燥した毛髪に使うようにしましょう。
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クリームタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
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クリームタイプはミルクタイプに似て補修を行いつつ、オイルタイプほどではないですがコーティング効果を発揮して髪の保護をしてくれます。つまりオイルとミルクタイプの間を取っているような効果となります。またテクスチャーもやわらかいのでスタイリングでも使えるタイプとなっています。
クリームタイプは高い保湿効果にプラスして水分と油分も補えるので、パサパサの髪でも毛先までしっとりとした髪に仕上げてくれます。
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ミストタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
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ミストタイプは高い浸透力を持っているので、髪の補修がメインの効果となるのが特徴です。主な成分である美容液やタンパク質が多く含まれているため補修効果が高くなっています。
ただ噴霧するために分子構造が大きい油分は少なくなっており、熱から保護する働きは弱くなっています。そのような効果を望むのであれば、オイルタイプと併用することで髪のコンディションを整えてくれます。
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ジェルタイプの洗い流さないトリートメントの特徴
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ジェルタイプには2種類あるのが特徴で、水分が多いものと油分が多いものになります。油分が多いものはシリコンやポリマーが多く配合されているので髪に強力なコーティング効果を発揮し、被膜を作って高い保湿力で潤いを閉じ込めます。
水分が多いものは髪に潤いをしっかりと与え、艶のあるしっとりとしたやわらかい髪に仕上がります。
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ウォータータイプの洗い流さないトリートメントの特徴
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ウォータータイプは髪に留まる効果こそ低いですが、補修をしつつ寝ぐせ直しなどのスタイリングにも使用できます。
ただコーティング効果は低いので熱などの外部刺激からの保護効果は期待できません。
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スプレータイプの洗い流さないトリートメントの特徴
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スプレータイプは全体に馴染ませやすく髪をダメージから守ってくれます。オイルタイプのトリートメントと同じ効果だと考えていただくといいですが、物によっては効果が違うので必ず効果を確認して下さい。
他の効果としてはUVカット効果のあるものや水分を補給するもの、パサつきを抑えるものを配合しているものもあります。いずれにしてもスプレーなので手を汚すことなくすぐにトリートメントできるのが特徴です。
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トリートメントの選び方のポイント
様々な目的に合わせてトリートメントを選ぶことをご紹介してきましたが、それ以外にも選ぶポイントがあります。それが以下の3つになります。
- シリコンの有無
- オーガニック
- 価格やコストパフォーマンス
トリートメントによってこのような特徴もあります。このあたりは髪質や肌質なども関係してきますが、好みの特徴を持ったトリートメント選びをしてください。それではこの3つの特長やメリットなどを簡単にご紹介していきます。
シリコンかノンシリコンで選ぶ
シリコン入りかノンシリコンかは選ぶ上で重要な要素になります。
シリコンを使用している場合、髪がコーティングされ指通りの良い滑らかな仕上がりになります。しかしそれによってダメージが隠されてしまい、根本的な髪の補修が出来ていない事や、髪のダメージに気づきにくくなってしまいます。
またシリコンは高分子ポリマーと呼ばれる大きな分子で出来た成分です。これが頭皮に触れると毛穴を埋めてしまい、髪の根元からダメージを与えてしまうことにもなり兼ねないのです。
ノンシリコンはそのような心配がなく、補修をした後は髪本来の状態となり、洗い上がりもさっぱりするというメリットがあります。またコーティングによるまとまりもないので、全体的にはボリュームが出ます。
ただ滑らかな指通りだけでなく、外部刺激からの保護効果も捨てることになるので、どちらもそれぞれメリット・デメリットがあります。そのため好みや髪に合わせて選ぶ必要が出てきます。
オーガニックで選ぶ
オーガニックトリートメントは文字通りオーガニック成分を使用しているので体に優しいトリートメントとなっているのが特徴です。頭皮など地肌に触れないようにトリートメントを塗布するにしても手で伸ばすことが多いので、どうしても敏感肌の方やアレルギー体質の方にはトリートメントの人工成分は不安を煽るものもあります。
そのため肌の弱い方にはオーガニックトリートメントを選ぶことで、頭皮や髪へのダメージを軽減できるというメリットが生まれます。ただし製造に手間がかかったものが多いので、価格は高めとなっています。
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コスパや価格帯で選ぶ
コスパや価格も選ぶ上では大事な要素です。高価なものであれば成分もいいものが使われていますが、効果が高いのに価格が安いコストパフォーマンスがいいものもあります。価格もしっかりチェックして低価格・高効果のものを探すのも大切です。
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