必見!洗い流さないトリートメントの種類と上手な選び方
ダメージを受けた髪の補修に効果的なのがトリートメントですが、実は洗い流すタイプと洗い流さないタイプの2種類あることをご存知でしょうか?洗い流すトリートメントも十分高い効果が得られるのですが、洗い流さないトリートメントはさらに効果を上乗せして、髪を労わることができます。
種類も多く、様々なシーンで目的に合わせて使用できるのも洗い流さないタイプの特徴となっています。しかしそうなるとどれを選んでいいのか分からない、ということにもなり兼ねません。そこでこちらでは洗い流さないトリートメントの種類と上手な選び方についてご紹介していきます。
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洗い流さないトリートメントの種類
洗い流さないトリートメントは7種類のタイプに分かれています。ただタイプが分かれているだけではなく、それぞれ効果や特徴が違います。それを下記の表に一覧として記載させていただきますが、目的や使い方に合わせて選んだいただくことになります。
トリートメントのタイプ | 効果・特徴 |
オイルタイプ | 熱などからのダメージ保護 髪の補修 |
ミルクタイプ | 髪の保湿・補修 |
クリームタイプ | 髪の保護・補修 スタイリング剤の代用 |
ミストタイプ | 髪への高補修力 |
ジェルタイプ | 髪の保湿、やわらかい質感にする |
ウォータータイプ | 髪の補修 寝癖直しやスタイリング剤の代用 |
スプレータイプ | 髪全体に馴染ませやすい 髪へのダメージ保護など、ものにより効果は様々 |
洗い流さないトリートメントの選び方の基本
上の表からも分かるように、それぞれのタイプには効果や特徴があるため、目的に適した洗い流さないトリートメントを選ぶ必要があります。髪をどうしたいのか、という目的を元に選び方の基本をここからご紹介していきたいと思います。
- 髪へのダメージを軽減したい人
- 髪の保湿・補修を重視したい人
- 髪をしっとりさせたりスタイリングにも使いたい人
- 髪の補修を効率的にしたい人
- 髪にうるおいを与えたい人
- 髪を補修しつつスタイリングにも使いたい人
- 手軽に髪をダメージから守りたい人
髪へのダメージを軽減したい人
髪へのダメージを軽減したい方はオイルタイプがおすすめです。補修効果は元よりドライヤーやアイロンの熱から髪を守る効果が高いです。そのため補修よりも熱から守る効果の方が高くなっており、髪をこれ以上傷めないために使用するといいでしょう。
ただ注意もあります。オイルタイプには毛髪を補修する成分や質感を良くしてくれる成分は含まれていないことが多いので、あくまで髪を傷ませたくない方向けになります。
また保湿性も高くないため、「しっとり」というよりも「さらさら」の質感を得ることになります。補修やしっとりとした質感をお求めの場合は別のものを選びましょう。
また食用や毛髪専用ではないオイルを使用している場合、不純物が多く、油が酸化してしまうので天然100%と表記されているものは注意してください。
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モロッカンオイル(MOROCCANOIL) / モロッカンオイル トリートメント
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髪を美しく整えるアルガンオイルを始めとして、修復成分のプロテインや保湿成分である脂肪酸、オメガ3オイル、美容成分のビタミン類を配合し、幅広い髪質の方に髪のベースをつくるトリートメントとして、またスタイリング剤や仕上げ剤としても使用出来る多機能オイルトリートメントです。
その高い効果のおかげでオイルトリートメントとしては定番の商品です。オーガニック成分なので価格こそ高いものの、体にも優しいので非常に使いやすいトリートメントとなっています。
髪の保湿・補修を重視したい人
髪の保湿や補修を重視したい方はミルクタイプがおすすめとなります。こちらは上記のオイルタイプとは真逆で、髪のガード効果ではなく、ケアをする効果が高いタイプになります。油分以外にも保湿力の高い成分と毛髪に必要な成分を配合している商品が多いので保湿力が高く毛髪の質感を向上させてくれるのが特徴となっています。
しかしオイルが少ないので髪を熱から守る効果が低く、ドライヤーやアイロン前のトリートメントとしては不適です。そのためあくまでダメージを受けた髪のケアと保湿として、ドライヤーやアイロン使用後の乾燥した毛髪に使うようにしましょう。こうすることで髪に潤いを与えることもできます。
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ルベル(LebeL) / イオエッセンス モイスト
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瑞々しいテクスチャーで乾燥しやすい髪に潤いを与え、やわらかく仕上げてくれるミルクタイプのアウトバストリートメントです。しっとりと馴染み、ダメージを受けた髪をしっかり補修するタイプとなっているので、ウェーブスタイルの髪型でくせやパーマを美しく生かしたい方におすすめの商品です。
価格は少し高いですが、非常に人気でミルクタイプの中では鉄板の洗い流さないトリートメントとなっています。
髪をしっとりさせたりスタイリングにも使いたい人
髪をしっとりさせたりスタイリングに使いたい方はクリームタイプです。クリームタイプはミルクタイプに似て補修を行いつつ、オイルタイプのようにコーティング効果を発揮して髪の保護をしてくれます。またテクスチャーもやわらかいのでスタイリングでも使えるタイプとなっています。
クリームタイプは高い保湿効果にプラスして水分と油分も補えるので、パサパサの髪でも毛先までしっとりとした髪に仕上げてくれます。
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パンテーン(PANTENE) / エクストラ ダメージケア ディープリペア エッセンス
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パンテーンから発売されるクリームタイプのアウトバストリートメントです。こちらはプロテインの流出を防止し、濃密補修プロビタミン処方でキレイな毛先が続く洗い流さないトリートメントで、傷んだ毛先の芯まで浸透し、1本1本じっくり補修する濃密クリームタイプです。
効果はもちろん高く人気ですが、何よりも価格が安くドラッグストアでも手軽に購入できるのが嬉しい商品です。その効果、人気、価格からクリームタイプでは定番となっています。
髪の補修を効率的にしたい人
髪の補修を効率的にしたい場合はミストタイプがおすすめです。高い浸透力を持っているので髪の補修がメインの効果となります。主な成分である美容液やタンパク質が多く含まれているため補修効果が高くなっています。
ただ噴霧するために分子構造が大きい油分は少なくなっており、熱から保護する働きは弱くなっています。そのような効果を望むのであれば、オイルタイプと併用することで髪のコンディションを整えてくれます。
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ナカノ / グラマラスカール
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ヒートアップ効果のあるミストタイプトリートメントです。毛髪のダメージを補修しながら、ハリコシのあるナチュラルでソフトな感触のカールを創ります。カーラーやアイロンを使用することで、エレガントな巻き髪スタイルを長時間キープします。
スタイリングにも使用できるトリートメントになっており、人気の高い商品です。価格としても安くはないものの高すぎることもないので、リピーターも多くもはやミストタイプでは定番とも言えます。
髪にうるおいを与えたい人
髪に潤いを与えたい方はジェルタイプがおすすめです。ジェルタイプにも2種類あり水分が多いものと油分が多いものになります。
油分が多いものはシリコンやポリマーが多く配合されているので髪に強力なコーティング効果を発揮し、被膜を作って高い保湿力で潤いを閉じ込めます。
水分が多いものは髪に潤いをしっかりと与え、艶のあるしっとりとしたやわらかい髪に仕上がります。
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サニープレイス(SUNNY PLACE) / 輝髪アプルセルエッセンス 輝きしっとり
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ダメージの穴をアミノ酸フィルムで補給し、アスタキサンチンの力で紫外線をカットして人工皮膜フィルムで弱くなった髪や枝毛を補修し、美しく輝く髪をキープします。
高いコーティング効果によりパーマ、カラーの褪色の防止にも最適のジェルトリートメントです。
高い効果も然ることながら高い人気を誇る商品となっています。価格こそやや高めですが、それでもリピートする方が多いです。
髪を補修しつつスタイリングにも使いたい人
髪を補修しつつスタイリングにも使いたい方はウォータータイプがおすすめです。髪に留まる効果こそ低いですが、補修をしつつ寝ぐせ直しなどのスタイリングにも使用できます。
ただコーティング効果は低いので熱などの外部刺激からの保護効果は期待できません。
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大島椿 / ヘアウォーター
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椿油配合の髪に潤いを与えるヘアウォーターです。椿油が表面をコートしてセラミドの流出を防いでくれます。また一噴きで指通りなめらかなまとまる髪に仕上げてくれるのでスタイリングしやすい状態に整えてくれます。
ブローの前に使えば、髪に潤いと艶を与え、ドライヤーの熱などによるダメージから髪から守る効果も期待できます。効果が高く、価格もリーズナブルで人気の定番商品となっています。
手軽に髪をダメージから守りたい人
手軽に素早く髪をダメージから守りたい方はスプレータイプがおすすめです。全体に馴染ませやすく髪をダメージから守ってくれます。オイルタイプのトリートメントと同じ効果だと考えていただくといいですが、物によっては効果が違うのでチェックが必要です。
他の効果としてはUVカット効果のあるものや水分を補給するもの、パサつきを抑えるものを配合しているものもあります。いずれにしてもスプレーなので手を汚すことなくすぐにトリートメントできるのが特徴です。
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ミルボン(milbon) / ディーセス・デイチャームUVミスト
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UVカット効果を持つスプレータイプのアウトバストリートメントです。その紫外線カット効果は驚異のSPF50とPA++++を誇り最高級の性能となっています。UVA、UVBのどちらもキューティクルにダメージを与えるため、効果的にカットして髪を守ります。
さらにトリプルオイル効果で髪を湿気からプロテクトし、さらっとやわらかな手触りに仕上げてくれます。毛髪補修成分もしっかり配合されているので補修効果も非常に高いです。これだけの効果があるので価格は高く、コストパフォーマンスはあまり良くないですが多くの女性から支持を得ています。
洗い流さないトリートメントの選び方のポイント
さてここまで選び方の基本をおさえてきましたが、選び方のポイントもあります。それは目的以外の選び方になります。そのポイントは以下の通りです。
それぞれのポイントについて簡単におさえていきますので、選ぶ上での参考にして下さい。
オーガニックで選ぶ
トリートメントには効果と製造効率を優先して人工的な成分で構成されています。しかしこれによって敏感肌の方は頭皮にトラブルを起こしたり、アレルギーの心配がある方にとってはトリートメントを使うこと自体不安になってしまいます。
そんな肌の弱い方にはオーガニックトリートメントを選ぶことで、頭皮や髪へのダメージを軽減できます。ただし製造に手間がかかったものが多いので、価格は高めとなっています。
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テクスチャーで選ぶ
テクスチャーで選ぶ方法もあります。ベタつき具合や使用するときのトリートメントの伸びなど、効果もそうですが好みのやわらかさで選ぶことができます。
しかしテクスチャーによって効果に違いが出てきます。さらさらとしたテクスチャーの洗い流さないトリートメントは髪に留まる効果が薄い場合がありますし、滑らかなテクスチャーの洗い流さないトリートメントは髪の保護効果に優れる反面、補修効果が比較的強くない傾向があるので注意してください。
さらっとしたテクスチャーなら髪の保護効果に優れたオイルタイプ、滑らかなテクスチャーなら髪の補修効果に優れたクリームタイプがおすすめです。
>>オイルタイプの洗い流さないトリートメントおすすめランキングはコチラ
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コスパ・価格帯で選ぶ
コスパや価格も選ぶ上では大事な要素です。高価なものであれば成分もいいものが使われていますが、効果が高いのに価格が安いコストパフォーマンスがいいものもあります。
価格もしっかりチェックして低価格・高効果のものを探すのも大切です。
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