髪質に合わせたベストなヘアケアをしませんか?
ピントルのコンディショナー(リンス)専門ページ

自宅で手軽に!手作りコンディショナーとリンスの作り方

手作りコンディショナーとリンスの作り方

髪のケアをする上で必需品とも言えるのがコンディショナーですが、ヘアケア製品はこれも含めて高めのものが多いのが現状です。しかしシャンプーやリンス、コンディショナーは毎日使うものなので、消費も早く、費用もかさんでしまいます

また製品によっては入っている成分が分かり辛く不安になるものもあります。そうなるとなかなかヘアケア製品に手が伸びにくくなりますが、もしこれが自宅でも手軽に作れたらどうでしょうか?実は材料さえ集めれば自作することができるのです。

そこでこちらでは自宅で手軽にできる手作りコンディショナーとリンスの作り方をご紹介していきます。

スポンサーリンク

コンディショナーとリンスの違い

コンディショナーとリンスの違い

さてコンディショナーやリンスの作り方に行く前にこの2つの違いをご紹介しておきましょう。この2つは大枠ではリンスとコンディショナーは同じものとして扱われることが多く、そのためリンスをコンディショナーと呼ぶメーカーも多いです。

製造技術が発達していない時代、シャンプーは石鹸に近いアルカリ性成分で構成されていました。そのため洗髪後にアルカリ成分が付着しキューティクルが開いてしまった状態を改善するため、アルカリ性を中和するために最後にクエン酸などの酸性の水溶液で漱ぐ必要があったことに由来します。

その習慣から派生した日本特有の意味でもあります。しかし現在は製造技術の向上によりシャンプーによってそのような状態になることはなくなり、リンスは髪のコンディションを整えるものへと変化していきました。そのためリンスをコンディショナーと呼ぶことが多くなったのです。

現在のリンスの効果は毛髪のごわつきを抑えて櫛通りを滑らかにし、しなやかにして艶を出す、静電気の発生を抑える、毛髪の保護といった効果が期待できるものとなっています。

これに対してコンディショナーはリンスとの差別化を図るために、さらに高い能力を付加させた物となっています。リンスの効果に加えて保湿成分やミネラルがプラスされるなど、言うなれば強化版リンスといったものとなっているのです。

>>コンディショナーについて詳しくはコチラ

手作りコンディショナーの基本の作り方

手作りコンディショナーの基本の作り方

コンディショナーとリンスの違いが分かったところで、早速手作りコンディショナーの作り方のご紹介に移っていきましょう。

こちらでは基本の作り方をご紹介していきますので、これをベースにしてアレンジすることも可能です。しかしいきなりアレンジをしてみるのではなく、まずは基本をしっかりと覚えましょう。

材料

基本的なコンディショナーを作る際に必要な材料は以下のものになります。

  • キャリアオイル:大さじ1杯
  • 植物性乳化ワックス:小さじ1杯
  • グリセリン:小さじ1杯
  • クエン酸:小さじ1~2杯
  • 水:200ml
  • キサンタンガム:小さじ1杯
  • シャンプーボトル

キャリアオイルはともかく、キサンタンガムは聞いたことがないかもしれません。簡単に説明するとトウモロコシなどのデンプンを細菌により発酵させてできる多糖類の1つです。

普通に売っているものですが、探すのが面倒な方はネット通販などでも売っているのでそちらで注文すると楽だと思います。

他の材料に関しても見つけられない場合はネット通販を利用してみましょう。簡単に手に入れることができます。

ちなみに大丈夫だと思いますがシャンプーボトルは空のものを用意してください。作ったコンディショナーやリンスをこの中に保管しておきます。

キャリアオイル 植物性乳化ワックス グリセリン
クエン酸 キサンタンガム シャンプーボトル

手順

続いて手順になります。手順は以下の通りです。

  1. キャリアオイルと植物性乳化ワックスを溶かす。
  2. 水とクエン酸と混ぜ合わせたものを少しずつ加え乳化させる。
  3. グリセリンを加えてしっかり混ぜる。
  4. キサンタンガムを加えてなめらかにする。

4工程と手軽にできるのがポイントです。基本は材料を混ぜるだけなのですが、混ぜる順番や混ぜ方には気を付けてください。あまりいい加減にやりすぎると上手く混ざらず失敗してしまうこともあります。

手作りコンディショナーのアレンジ方法

さて、基本的な作り方が分かったところで、アレンジ方法も見てみましょう。最も簡単なアレンジは精油による香り付けでしょう。これを行う場合は以下の材料を加える必要があります。

  • 好みの香りの精油:数滴
  • 無水エタノール:小さじ1杯

基本的にはこの割合で追加の材料を先に混ぜ合わせておきます。精油は多すぎると刺激などで体に悪影響を及ぼすこともあるので、1~5滴程度にしておいてください。

こちらを基本の手順の3.のグリセリンと一緒に混ぜ合わせてください。それでいい香りのするアレンジコンディショナーが出来上がります。

精油 無水エタノール
スポンサーリンク

手作りリンスの作り方

手作りリンスの作り方

続いて手作りリンスです。コンディショナーよりも材料は少ないのでさらに手軽に作れますが、その分効果としてもコンディショナーには劣ります。

またクリーム状にはならないので、お湯で希釈して髪を浸す使い方になりますので注意してください。それでも髪の保護効果などを得ることができるので、材料費などを抑えたい場合は試してみるのもいいでしょう。

手作りリンスの材料

以下が手作りリンスの材料になります。コンディショナーと比べても少ないことが分かりますね。

  • 水:300ml
  • クエン酸:大さじ2杯
  • グリセリン:小さじ1杯
  • シャンプーボトル
クエン酸 グリセリン シャンプーボトル

手作りリンスの作り方の手順

それでは手作りリンスの作り方の手順です。2工程と非常に手軽なのも魅力です。

  1. 水とクエン酸としっかりと混ぜ合わせる。
  2. グリセリンを加えて、さらにしっかり混ぜ合わせる。

こちらも混ぜ合わせる順番には気をつける必要がありますが、それ以外はしっかり混ぜ合わせれば問題ありません

手作りリンスのアレンジ方法

手作りリンスのアレンジ方法は先ほどのコンディショナーの方法と変わりません。好みの精油と無水エタノールを先述と同じ量用意し混ぜ合わせておいて、こちらも2.の工程のグリセリンを混ぜるタイミングで投入します。

コンディショナー(リンス)のおすすめレシピ:4選

コンディショナー(リンス)のおすすめレシピ:4選

基本の作り方やそのアレンジ方法を知っていただきましたが、実はこの材料を使った方法以外のもこれらを作る方法があるのです。しかも食べ物を使用して作る変わったレシピとなっています。そこでここからはコンディショナーやリンスのおすすめレシピを4選ご紹介していきます。

ヘーゼルナッツコンディショナー

ヘーゼルナッツコンディショナーは、名前の通りヘーゼルナッツオイルを使ったコンディショナーになります。こちらも材料さえ準備してしまえば、基本の作り方同様に混ぜる工程を繰り返すだけで簡単に作ることができるコンディショナーになります。

ヘーゼルナッツコンディショナーの材料

それでは材料を見ていきましょう。基本の作り方より、材料も多く、またキサンタムガム同様、聞き慣れないものも入っています。しかし、やはりどれも見つからなくてもネット通販で購入することが可能なので、安心してください。

  • お湯:200ml
  • ヘーゼルナッツオイル:大さじ1杯
  • 植物性乳化ワックス:小さじ1杯
  • クエン酸:大さじ1杯
  • キサンタンガム::大さじ1杯
  • グリセリン:小さじ1杯
  • 好みのエッセンシャルオイル:3滴~5滴
  • シャンプーボトル
ヘーゼルナッツオイル 植物性乳化ワックス クエン酸
キサンタンガム グリセリン エッセンシャルオイル
ヘーゼルナッツコンディショナーの作り方の手順

それでは作り方の手順です。先述通り、基本同様に混ぜるだけで簡単にできるコンディショナーでもあります。

  1. ヘーゼルナッツオイルと乳化ワックスを溶かして混ぜ合わせる。
  2. シャンプーボトルにお湯とクエン酸を入れて混ぜ合わせた後、キサンタンガムを加えてダマがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせる。
  3. ヘーゼルナッツオイルと乳化ワックスを混ぜ合わせたものを加えて更に混ぜ合わせる。
  4. しっかりと混ぜたらグリセリンとエッセンシャルオイル混ぜたものを混ぜ合わせる。

ただ混ぜるだけと言ってもその順番や混ぜ方には少し注意を払ってください。特にキサンタンガムを加えた後はダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせる必要があります。

蜂蜜コンディショナー

続いて蜂蜜コンディショナーです。蜂蜜の成分は髪の乾燥や枝毛に効果的なものとなっており、これでコンディショナーを作れば高い効果を期待できます。また蜂蜜を含め天然成分を使用しているので、低刺激なのも魅力となっています。市販のものでは刺激がありすぎる方や、肌が弱くて一般の製品を使用するのが不安な方はこちらを試してみてください。

蜂蜜コンディショナーの材料

蜂蜜コンディショナーの材料はたったこれだけになります。どれも手に入れやすいものばかりなので、そちらも手軽さのポイントとなっています。

  • 蜂蜜:1/2カップ
  • オリーブオイル:1/2
  • アーモンドオイル:1/2カップ
蜂蜜 オリーブオイル アーモンドオイル
蜂蜜コンディショナーの作り方の手順

手順も非常に簡単です。こちらは混ぜ方や順番がないため、材料を投入してただ沸騰させ、冷やすだけで完成となります。

  1. 材料をすべて鍋に入れ、弱火で沸騰させる。
  2. 沸騰させたら冷ます。

ただし弱火であることに注意です。中火や強火だと沸騰してすぐに蜂蜜が焦げ付いて失敗することがありますので、弱火でじっくり沸騰させましょう。

ココナッツコンディショナー

ココナッツを使ったコンディショナーもあります。こちらは髪が滑らかになるコンディショナーです。こちらも天然成分のみで作られているので低刺激で、どんな人にも使いやすいコンディショナーとなっています。また精油などを使用しなくても甘い香りのするものが出来上がるので、その香りに癒されます。

ココナッツコンディショナーの材料

材料には先ほども出てきた蜂蜜が必要となります。オイルはオリーブとアーモンドの代わりにココナッツオイルのみを使用しています。材料からも分かるように、甘い香りはこの蜂蜜とココナッツ、そしてバニラビーンズによるものです。

  • 蜂蜜:大さじ2杯
  • ココナッツオイル:1/2カップ
  • ココナッツ片:1/2カップ
  • バニラビーンズ:1つ
蜂蜜 ココナッツオイル バニラビーンズ
ココナッツコンディショナーの作り方の手順

それでは手順に移ります。蜂蜜コンディショナーと違いこちらは火にかけることはありません。材料を混ぜ合わせるだけですが、バニラビーンズだけは最後に投入しますので注意してください。

  1. 蜂蜜・ココナッツオイル・ココナッツ片を混ぜ合わせる。
  2. バニラビーンズを細かくし1に混ぜ合わせる。

アボカドコンディショナー

女性に人気のアボカドを使ったコンディショナーもあります。ココナッツのように髪を滑らかにしてくれるだけでなく、乾燥対策や抜け毛防止の効果も期待できるものとなっています。こちらも天然素材のみを使っているので低刺激なのもポイントです。

アボカドコンディショナーの材料

材料は以下の通りです。アボカドやオリーブオイルに加えて卵黄が必要となります。ただやはりどれもスーパーなどで手軽に買えるので簡単に揃えることができます。

  • アボカド:1つ
  • オリーブオイル:小さじ1杯
  • 卵黄:1つ
アボカド オリーブオイル
アボカドコンディショナーの作り方の手順

それでは作り方の手順です。

  1. アボカドの果肉をつぶしてペースト状にする。
  2. オリーブオイルと卵黄を加えてしっかりと混ぜ合わせる。

手軽と言えば手軽ですが、アボカドの果肉をつぶしてペースト状にするのがやや面倒かもしれません。フォークでつぶすと多少つぶしやすくなると思いますが、ペースト状を目指して頑張ってつぶしてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
おすすめの記事はコチラ
コスパ!人気の安いコンディショナーおすすめランキング
コスパで選ぶ
コンディショナー
人気のノンシリコンコンディショナーおすすめランキング
おすすめ
ノンシリコン
必見!人気の低刺激コンディショナーおすすめランキング
低刺激
コンディショナー
香りがいい!人気コンディショナーおすすめランキング
香りで選ぶ
コンディショナー
美容師も推奨!メンズコンディショナーおすすめランキング
メンズ
コンディショナー