迷わない!コンディショナーの上手な選び方のポイント
女性は特にそうですが、髪はいつまでも綺麗な状態でいたいですよね。そのためには日々のケアは欠かせません。シャンプーを使って汚れやゴミを取るのはもちろんのこと、コンディショナー(リンス)を使う方もみえると思います。
そんなヘアケアで必要なコンディショナーを選ぶとき、どのような基準で選んでみえるでしょうか?自分に合ったものを既に見つけられている方もみえると思いますが、未だに迷っているという方もみえるのではないでしょうか。
そこでこちらではコンディショナーの上手な選び方のポイントをご紹介していきます。
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コンディショナーとトリートメントの違い
コンディショナーの選び方のポイントに行く前に、同じような商品として挙がるトリートメントやリンスとの違いを知っておいていただきたいと思います。これを知っているのと知らないとでは選び方が変わります。
まずはコンディショナーとトリートメントの違いからです。ざっくり言ってしまうとその違いは、コンディショナーは髪表面の補修とコーティングを目的としているのに対して、トリートメントは髪の内部補修まで出来るヘアケア製品となってる点です。
特にトリートメントは髪の内部補修効果に優れているため、髪の傷みのケアだけでなく、質感もコントロールできるものが多いのが特徴です。表面のコーティング効果などもありますが、こちらは付属効果となります。
それに対してコンディショナーは髪表面の補修とコーティングを重視されたものになります。優れたコーティング力を誇るため、髪を外部の刺激から保護するのであれば、コンディショナーは最適の商品となります。
つまりコンディショナーは髪の表面重視とトリートメントとは髪の内部重視とメインの効果を及ぼす範囲に違いがあると言う事なのです。
コンディショナーとリンスの違い
続いてリンスとコンディショナーの違いです。実は大枠ではリンスとコンディショナーは同じものとして扱われることが多く、そのためリンスをコンディショナーと呼ぶメーカーも多いです。
かつてリンスは髪についたシャンプーのアルカリ性を中和するのが目的でしたが、現在はシャンプーそのものが進化し、それに伴いリンス自身も髪のコンディションを整えるものへと変化していきました。そのためリンスをコンディショナーと呼ぶことが多くなったのです。
現在のリンスの効果は毛髪のごわつきを抑えて櫛通りを滑らかにし、しなやかにして艶を出す、静電気の発生を抑える、毛髪の保護といった効果が期待できるものとなっています。
それに対してコンディショナーは、さらに高い能力を付加させた物となっており、リンスの効果に加えて保湿成分やミネラルがプラスされるなど、言うなれば強化版リンスといったものであり、コンディショナーの方が優れているのです。
コンディショナーの系統
それぞれの製品の違いが分かったところで、ここからはコンディショナーを選ぶ上で重要な系統の違いを知っていただきたいと思います。
系統としては2つに大別されます。それが「アミノ酸系」と「オイル系」になります。髪の状態によってまずどちらの系統を使うべきか選ぶ必要があります。
アミノ酸系コンディショナー
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アミノ酸系コンディショナーは髪のベタつきや脂っぽさが気になる場合に有効です。髪の構成成分の90%以上が「ケラチン」と呼ばれるタンパク質になります。アミノ酸はタンパク質を分解してできたものであり、髪の栄養成分でもあるのでよく馴染み、ベタつきや脂っぽさを残さず潤いを保つことができます。
またアミノ酸系は洗い上がりが比較的さっぱりしているので、コンディショナー後にべたつくのが嫌な方にはおすすめとなっています。
オイル系コンディショナー
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オイル系コンディショナーはパサついた髪に油分を与え、保湿や補修を行ってくれます。ただこちらは傷んだ髪の補修も期待できることからトリートメントとしての効果が高い特徴を持っています。
髪質別おすすめのコンディショナーの選び方
さて、上記の継投で選んだとして、あとはどの商品でも良いのか、というとそうではありません。あくまでもまず系統別で製品を見ただけであり、コンディショナー選びはここからが本番となります。
自分の髪質によって向いているコンディショナーは違います。そのため細かく分けられた種類の中から、髪質別に選ぶ必要が出てくるのです。
ここからはそんな髪質別におすすめコンディショナーの選び方をご紹介していきます。
ベタつく髪質の方におすすめなコンディショナーの選び方
シャンプー後に髪のベタつきが気になる方、ベタつきやすい方などは基本的にはシリコン入りコンディショナーを使っても問題ありません。コンディショナーには「水溶性シリコン」が使われており、界面活性剤を結合させることで、水に溶けやすくしてあるので、頭皮に残りにくい特徴があります。
これによって頭皮や髪のベタつきを抑え、シリコン特有の艶としっとり感を出す効果を得られるのです。またキューティクルの剥がれや切れ毛が予防でき、髪の手触りを良くする効果も期待できます。
どうしても頭皮や髪のべたつきが気になる人は、シリコンが使われていないノンシリコンコンディショナーを使って様子を見てみるのもひとつの方法です。
シリコンの安全性
シリコンと聞くと体に悪い風潮がありますが、コンディショナーは髪の表面をコーティングするため、髪の内部にまで成分が浸透することは少なくシリコン自体も髪の表面に留まるので害をそれほど心配する必要はありません。
また誤解されがちですが、シリコンはアレルギーにもなりにくく人体への影響も少ない物質です。変質しにくいので安全性も高いとされています。
毛穴を詰まらせて臭いのもとになったり脱毛の原因になったりするという情報もありますが、シャンプーやコンディショナーに使われるシリコンは粒が非常に細かい「低分子シリコン」であり、量としてもそれほど多くないので、毛穴を詰まらせるといったトラブルはほとんど起こりません。
パサつく髪質の方におすすめなコンディショナーの選び方
パサつく髪質の方には保湿力に優れたコンディショナーや、艶や指通りを良くする為にもシリコン入りコンディショナーは選ぶと良いです。先述したオイル系コンディショナーでもいいのですが、保湿力のあるものやシリコンによるコーティングでも十分にパサつく髪質を改善できます。
ただあくまでもコーティングをして潤いを閉じ込め、艶や指通りを良くしているだけなので、根本的に髪が傷んで潤いを失っているのであれば、オイル系コンディショナーを使うことをおすすめします。
敏感肌や子供など肌が刺激に弱い人のコンディショナーの選び方
コンディショナーを選ぶ上で切っても切れないのが肌質です。髪に触れる以上、どうしても肌質が関連してくる場面も多くなってきます。大抵の方はコンディショナーが肌に触れても問題はそれほどないのですが、敏感肌の方や、子供など肌が刺激に弱い方には普通のコンディショナーだと何らかの影響があることがあります。
これはコンディショナーに含まれる成分によるものです。このような方々には天然成分を多く含んだもの、あるいは天然成分のみで作られたオーガニックコンディショナーなど低刺激なものを選ぶことをおすすめします。
また一般的なコンディショナーを使う場合には注意すべき成分には目を光らせておく必要があります。確認しなければいけない成分についてもこちらでご紹介しておきましょう。
注意すべきコンディショナーの成分
注意すべき成分は以下のものが挙がります。
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸トリエタノールアミン(TEA)
- ラウリル硫酸アンモニウム
- ラウレス硫酸アンモニウム
- キシレンスルホン酸アンモニウム
市販の一般的なコンディショナーにはどれかが入っている場合がおいおいですが、刺激が気になる場合は必ず商品の成分表を見て、上記の成分が入っていないか確認しておきましょう。これだけでも肌質に合わないトリートメントを回避することが可能となります。
コンディショナーの選び方のポイント
さて、基本的な選び方は分かっていただけたと思いますが、さらに選び方のポイントがあります。
コンディショナーはシャンプーやトリートメント同様にメンズ向けが存在します。これは近年、男性の美への意識が高まったことにより、女性だけでなく男性もこのような製品を使うようになったためです。
そのため、男性は女性が使うような商品だけでなく、メンズ向けの商品を選んでみてもいいと思います。もちろん、女性向けのものを使用してもいいのですが、性別が違うただけ髪質が違うこともありますので、これも自分に合ったコンディショナーを選ぶポイントとなってくるでしょう。
また価格帯も重要です。高いものを購入すればそれだけ高い効果も期待できますが、中には価格は安いのに効果が高いというものも存在します。自分と相性の良いコンディショナーを選ぶ目安位するといいポイントでもあります。
男性がコンディショナーを選ぶときの注意点
先述したように、男性と女性では髪質などに違いがあります。特に男性は女性に比べて皮脂が多いので、さっぱりした洗い上がりになるコンディショナー選びをすると、自分に合ったものを探しやすくなります。
男性向けのコンディショナーを展開しているブランドもあり、男性がつけても違和感のない香りのコンディショナーなどを取り扱っています。髪に特別なこだわりがない場合はメンズ向けのコンディショナーを選ぶのが一番無難かもしれません。
コスパや価格帯でコンディショナーを選ぶ方法
ヘアケア製品は高価なほど良い成分を使用している場合が多いです。特にオーガニックコンディショナーは農薬や化学肥料を使わない天然成分を使っているものが多く、そのこだわりが強いほど高価なコンディショナーとなっています。
基本的にはシャンプーと一緒で毎日使うものなので、コストパフォーマンスを考慮し、安くても効果が高いものを選ぶのは非常に大事なポイントとなってきます。
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