ヘアワックスの付け方&使い方

どんなに高価なヘアワックスも、付け方や使い方の基本が無ければ上手にセット出来ません。ヘアワックスで上手くセットするには事前の準備や仕上げの方法が必要不可欠なのです。そこで今回は、上手に髪型をセットするヘアワックスの付け方&使い方を紹介します。

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ヘアワックスを付けてセットする前の準備

寝起きの髪の毛に、いきなりヘアワックスを付けてセットしようとしても上手にセット出来るどころか、セットしてもすぐに髪の毛が寝てしまうでしょう。綺麗な髪型にセットするには、セットする前の準備が必要なのです。

ヘアワックスを付ける前に髪を濡らす事

髪の毛の癖を取ったり、セットしやすくする為にもまずは髪の毛を濡らしましょう。霧吹きを使っても良いですし、シャワーを使ってしっかり濡らしてあげても良いでしょう。濡らした後はしっかりタオルドライして、ヘアワックスを付ける前の土台作りをします。

髪の毛を濡らさないと、髪に癖が付いたままとなる為、ヘアワックスで動きが出せません。しっかり濡らしてしっかり拭き取る事が、ヘアワックスを付ける前に必要な事です。

ヘアワックスを付ける前に形を作って乾かす事

髪の毛というのは非常に柔軟なため、もとあった形に戻ろうとする力が働きます。そのため、ヘアワックスを使ってセットする前の形と言うのがとても大切になるのです。

ドライヤーを使って髪の毛に癖をつける事でセットし易くなりますし持続力も上がります。逆立てたりハネさせたりしたいときは特にヘアワックス前のドライヤーが重要となります。ドライヤーで立ち上げた髪の毛を、ヘアワックスで整えるという感覚が大切です。

ヘアワックスの上手な付け方&使い方

髪の毛全体に闇雲にヘアワックスを付ければ良いという物ではありません。上手な付け方の基本を知らなければ、ベタベタになったり、重くなりすぎたりして、思った様な髪型にセットする事が難しくなるため、ヘアワックスの付け方も学びましょう。

ヘアワックスの付け方ポイント①【ワックスの量】

髪の毛全体に行き渡るまでヘアワックスを使うのが大切ですが多すぎるのはいけません。適量をしっかり伸ばして髪の毛全体に行き渡らせると言う事が重要となります。10円玉程度ワックスを指に取って、手のひら全体に薄く伸ばしましょう。

ヘアワックスの色が手のひらで透明になる程度、しっかりと伸ばす事が重要となります。ヘアワックスの量は、少なければ少ない程キープ力がアップする事を覚えておきましょう。

ヘアワックスの付け方ポイント②【馴染ませ方】

髪の毛の長さに関わらず、髪全体にヘアワックスを馴染ませる事はとても大切です。ヘアワックスの付け方で最も重要なのがこの”髪にヘアワックスを馴染ませる"という作業。

髪の毛の下から上、根元から毛先まで、しっかりと馴染ませて行くのですが、まずは髪の毛全体の毛先を中心にヘアワックスを付けるように馴染ませていき、毛先全体に行き渡ったら、手のひらで揉むように根元までヘアワックスを付けましょう。

ヘアワックスの付け方ポイント③【整え方】

指に絡ませたり、つまんで持ち上げたり、毛束にしたり、様々な方法で整えます。顔を正面から見た時に菱形(◇)となるように、耳裏やトップへボリュームを持たせます。この時、追加でワックスを付けすぎてしまうと重くなってしまうため注意が必要です。

ボリュームを出したい部分にだけハードワックスを使用するという方法もある為、ヘアワックスの使い方に慣れてきたら、適材適所にヘアワックスを合わせて使いましょう。

ヘアワックスの付け方ポイント④【スプレーで仕上げ】

髪型が整ったら、ヘアスプレーを使用して軽く固めて仕上げして行きます。ヘアワックスだけでは一日中キープしておく事が難しいため、スプレーはとても重要です。

スプレーを付けすぎると重くなったりテカテカになったりカチカチになったりします。出来る限り遠くへ離して、髪の毛全体に降り掛かるようにスプレーするのがポイントです。

もっと上手にヘアワックスを付けるコツ

今よりもっと上手にヘアワックスを使って髪型をセットするには、霧吹きを使用して髪の毛を濡らしたり、ヘアワックスの種類を覚える事も大切。また、髪質や髪型に合わせた最適なヘアワックス選びをする事も重要となります。髪型は、最初のドライヤーを使って整える作業で8割りが決まると言われます。

ですので、上手にヘアワックスを使って希望通りの髪型にセットしていくには、熱風で髪の毛を根元から温め、冷風で固定させる、これを疎かにしてはいけません。以上の事が、初心者でも上手にヘアワックスで髪型をセットするコツとなります。