万能化粧水!どくだみ化粧水の作り方とおすすめランキング
古来の日本より飲まれ続けているどくだみ茶というものを口にしたことがある方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?このどくだみ茶に使用されている「どくだみ」という植物は身近に生えていながら、高い効果を持つ植物として古くから親しまれてきました。
どくだみの成分はお茶として飲むことで得られるだけでなく、化粧水に配合することでもその高い効果を発揮してくれるのです。その効果の種類も多く、万能化粧水と名高い化粧水とも言われています。こちらではそんなどくだみ化粧水の作り方とおすすめランキングをご紹介していきます。
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どくだみ化粧水とは?
まずどくだみ化粧水とはどのようなものなのかご紹介してきましょう。とは言っても名称そのままに、化粧水に「どくだみ」という植物の成分を抽出し加えることで作り上げられた化粧水になります。
化粧水本来の潤いを与え保湿調整を行う効果を持ちつつ、さらにどくだみから得られる効果がプラスされた化粧水と言うことです。どくだみを加えることによって得られる効能については後述するとして、どくだみをご存知ない方もいらっしゃると思うので、そちらにも触れておきましょう。
どくだみとは?
植物学的な話をしてしまうとドクダミ科ドクダミ属の多年草となります。多年草とは数年にかけて生存する植物のことをいい、つまりは年中生息することができる植物と言うことになります。
その生命力は計り知れず、私たちの身近にも自生する植物なので、何気なく目にしている植物だと思います。おそらくどくだみの写真でも見ていただければ、誰もが記憶の中にその姿が思い浮かぶ植物ではないでしょうか。
このどくだみは半日湿地を好む性質があり、植物全体には独特の強い臭気があり、繁殖力が高く、根さえ残っていれば繁殖することができる、言うなれば雑草とも呼称される植物です。この臭気は加熱することで和らぐので、古来から山菜として天ぷらにして食べたり、乾燥させてどくだみ茶として飲まれたりすることのある植物です。
また古くは十薬とも呼ばれており、民間療法に用いられる薬として利用されていました。具体的には解毒作用による貼り薬や、乾燥させて煎じる利尿薬など幅広く利用されていました。特にこの解毒作用は驚異的なものがあり、十の毒を消すと言うことから「十薬」と名付けられたとも言われています。
その生命力と解毒作用から原爆投下後の広島で唯一育った植物であり、荒れ果てた土地がこのどくだみによって青い草原となり、土地を蘇らせたとの話もあります。日本を支え続けた植物の1つとも言えるでしょう。
どくだみの効能と成分
その他どくだみの効能としては解毒作用を含め、次のような効能が確認されています。
- デトックス効果
- 毛細血管の強化
- アトピー性皮膚炎やアレルギー対策
- 鎮静効果
- 消炎効果
- 便秘解消
- 浮腫み解消
- 冷え性改善
- 血液浄化
- 抗糖化作用
- 膀胱炎予防
- 血圧の降圧効果
- 動脈硬化の予防
- 心臓病予防
- 糖尿病予防
他にも効能は確認されていますが、特に有名なものは以上になります。またこれらの効果を得られる成分としては以下のものがどくだみには含まれています。
- クセルシトリン
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- フリン
- ビタミンB2
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビタミンK
- コリン
全ての成分が化粧水に抽出されることで効果を発揮するわけではありませんが、解毒効果及び、その効果を及ぼす成分は化粧水に含まれることで有効成分として作用します。
どくだみ化粧水の効果
それではどくだみ化粧水を使用した時の効果をここから確認していきましょう。化粧水となってもその効果は非常に多いです。
- 肌の保湿
- 美白効果
- ニキビ、黒ずみ、アトピーの改善
- シミ、色素沈着の改善
- 殺菌、抗菌作用
- シワの予防・改善
- 新陳代謝、血行促進
- 毛穴の引き締め
肌の保湿については一般的な化粧水の基本的な効果として含まれていますが、どくだみ化粧水はさらに高い効果が期待できます。また美白効果は「美白化粧水」、毛穴の引き締めは「収れん化粧水」に類似あるいは同等程度の効果が期待できると言われています。
他にもどくだみが元々持つ殺菌・抗菌作用は化粧水にはなかった効果です。全体的には肌の状態を良好にする効果が高い水準で期待できるのがこのどくだみ化粧水の効果だと思っていただくといいです。
他にもいろいろな効果がありますが、その中でも特に注目されている効果をこちらでは挙げさせていただきました。
手作りどくだみ化粧水の作り方
さて、このどうだみ化粧水、どくだみ茶やどくだみの天ぷらといったように、自分でも作ることができるのです。その方法もそれほど難しくなく、特殊な道具なども必要ないので、手作りしやすい化粧品なのです。
化学薬品なども使わないことから危険もないので、手作りすることでコストカットにもなるのでもしどくだみ化粧水に興味を持った方や、市販品で既に使われている方は、是非とも挑戦してみてください。
手作りどみだみ化粧水の材料
ではまず材料から確認していきましょう。道具も同時に記載しておきます。分量などが記載されていませんが、これは後述の手順で明らかになるので、そちらをご覧ください。
材料
- どくだみの生の葉
- ホワイトリカー(アルコール度数:35度~40度程度)
- キャリーオイル
ホワイトリカー | キャリーオイル |
道具
- 広口の瓶(蓋つき)
- 計量カップ
- 保存用の小瓶
- 小さじ
広口の瓶(蓋つき) | 計量カップ | 保存用の小瓶 | 小さじ |
以上の3つになります。どくだみの生の葉は、採集してきても使えます。というよりも生の葉は市販されていないことがほとんどなので、採集してくるしか手に入れる方法はないと思います。先述したように日陰などに生息していることが多いので、判別さえ出来れば簡単に見つけ採集できます。
もし出来るなら、郊外の車などが少ない場所で採集すると成分的な部分で安心ができます。どちらにしても無料で手に入れられるので、お得です。
他にアルコールとしてホワイトリカーと、精油を希釈するために使用される植物油のキャリーオイル(キャリアオイル)が必要になります。ホワイトリカーは甲類焼酎と呼ばれる酎ハイなどに使用される、無味無臭の焼酎のことです。
手作りどみだみ化粧水の作り方の手順
それでは作り方の手順に確認に移りましょう。
- どくだみの葉を水で洗う。
- どみだみの葉の水気を拭き取る。
- 広口の瓶にどくだみの葉を入れる。
- どくだみの葉の3倍の量のホワイトリカーを加える。
- 冷暗所で3か月ほど放置する。
- 200ccに対して小さじ1杯弱のキャリーオイルを加えて使用する。
まず採集したどくだみなのでしっかりと洗い、水気を拭き取りましょう。洗ったどくだみは広口の瓶に入れ、ホワイトリカーを入れて浸します。上述の通り3倍の量と表記されていますが、例えば1カップにしっかり詰めるかたちでどくだみの葉を入れた場合、3カップ分のホワイトリカーを入れると言うことです。
計量カップがあると分かりやすいと言うことですね。これを冷暗所で3カ月ほど浸けておくのですが、空気に触れるとカビや雑菌の繁殖の原因になります。アルコールを使っているので、あまり心配はないですが万が一もありますので、しっかりと蓋をして密閉してください。ラベルなどを貼って、作成年月日を記入しておくと分かりやすいです。
3カ月は最低ラインであり、1年以上経ったものを使用しても構いません。ただ3カ月は置いておかないと成分が抽出されないので、ここを目安にしていただくといいです。あとは放置し成分の抽出が出来たものから小瓶に取り出し、キャリーオイルを上記の分量で加えて完成となります。
人気のどくだみ化粧水おすすめランキング:TOP3
さて、手作りの方法は理解していただけたかと思いますが、自分で作るのは面倒という方もいらっしゃると思います。そこでこちらでは市販で人気のどくだみ化粧水をランキング形式で3つご紹介させていただきます。
興味のある方、どくだみ化粧水を使用してみたい方はこちらも参考にしてみてください。
第1位:エトヴォス / セラミディアル バランシングVCローション
現在の価格はコチラ |
進化型ビタミンC誘導体の他、グリチルリチン酸2Kなどを配合することで、ニキビケアや肌荒れなどを防ぐ化粧水となっています。浸透力や持続力を高めることで、長期間高い潤いを与え、肌を守ってくれます。
さらにどくだみエキスを配合することで、様々な効果を肌に与え、健やかに保つことが出来る化粧水となっています。ニキビ跡のケアの他、しみやくすみを薄くし予防してくれる化粧水となっています。その多彩で高い効果が人気であることから第1位となっています。
第2位:草花木果 / 整肌化粧水・どくだみ
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どくだみエキスを化粧水に配合することで、豊富な潤いを与え肌の状態を整えてくれる化粧水です。このどくだみ以外にもオウバクエキスや数々の清潤環植物成分、またミネラルバランスがとれた関平温泉水を配合することで、肌に優しく潤いを浸透させてくれます。その優しさと使いやすさから人気もあり、第2位に入っています。
第3位:サラヴィオ / 薬用RG アクネケアローション
現在の価格はコチラ |
こちらもニキビ予防化粧水として販売されている商品です。ベタつきの無いテクスチャーでさっと肌に伸びて優しく浸透するので、敏感肌の方でも使いやすい商品です。こちらもどくだみエキスを配合しているので、多種多様の効果が期待できます。
他にもオウバクエキスや海藻エキス、オトギリソウエキスを配合することで、その浸透力や高い潤いを与えてくれる化粧水となっています。