雑菌に注意!詰め替え用シャンプーの使い方と注意点
コスパに優れ、環境にも優しい詰め替え用シャンプーですが、実は雑菌が沸きやすいアイテムであることを知っていますか?
浴室にシャンプーを置いている人は非常に多いかと思いますが、浴室は湿気が多く雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。危険性が低いとはいえ、傷口から雑菌が入ってしまうリスクもある為、雑菌が沸かないように詰め替えることは意外と大事だったりします。
お財布に優しく清潔に詰め替え用シャンプーを使う為の注意点を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
スポンサーリンク
詰め替え用シャンプーの魅力
まず詰め替え用シャンプーの魅力、メリットを再確認しておきましょう。
コストが低い
詰め替え用シャンプーで一番のメリットと言えばコスパの良さではないでしょうか。
シャンプーにもよりますがボトルで買うよりも数百円安いものもあります。
環境に優しい
ボトルのゴミが出ないということは環境にも優しいです。
リサイクルされるなら良いですが、ゴミを処理する段階で環境に悪影響を起こしてしまうので、ゴミを減らすという意味で環境にやさしくなります。
好みのデザインのボトルを使用できる
今では様々なボトル容器が発売されています。
メーカーもボトルデザインにはこだわっていますが、そこは好みなのでシャンプーは良いけどデザインが好きではないということもあります。
最初からお気に入りの容器を用意しておけば詰め替え用のシャンプーを入れるだけでこの問題を解決できます。
詰め替え用シャンプーの注意点
実はボトル内に残った「水」によって雑菌が繁殖してしまうので、単に詰め替えるだけでは危険です。
特に緑膿菌という細菌は「グリーンネイル」と呼ばれる爪の病気の原因になる可能性があるので注意が必要です。
以下の詰め替え方法はどれも間違っているので、自分に当てはまらないかチェックしてみてください。
シャンプーが残っているのに継ぎ足す
シャンプーがまだ残っている状態で継ぎ足すと、2つの危険性があります。
- 新旧がわからなくなる
- 細菌が繁殖する
「シャンプーには使用期限が書かれていない」と思うかもしれませんが、化粧品で使用期限のないものは未開封で「3年」が使用期限です。
劣化した化粧品では肌が荒れたりかぶれたりするので、長年継ぎ足していると肌トラブルの原因になる場合があります。
継ぎ足すときに水が入ったり、何らかの原因で水が入った場合は細菌が繁殖します。
上述したグリーンネイルやカビの原因にもなるので、継ぎ足して使用するのはリスクがあります。
水ですすいでそのまま継ぎ足す
水ですすいでそのまま継ぎ足すと、新旧は混ざらなくなりますが、水が入るので細菌が繁殖しやすくなります。
使い切ってすぐに継ぎ足す
使い切ってすぐに継ぎ足すのも、多少の古いシャンプーと新しいシャンプーが混ざり、水も入るので細菌が繁殖してしまいます。
詰め替え用シャンプーを使用する時のポイント
「詰め替え用シャンプーは使いづらいのか」と言うとそうではありません。
重要なのは「乾燥させること」です。
シャンプーを使い終わったら水でしっかりと洗い、水分がなくなるまで良く乾燥させます。できれば太陽光を当てたほうが良いです。
詰め替え用のボトルを2本用意しておくと、便利ですし清潔に使用することができるでしょう。
SNSで話題になった方法も有効
SNSで話題になった方法に「空の容器の中に詰め替え用シャンプーを袋ごといれて蓋をして使う」というユニークなものがありました。
これだと倒してしまった時に中でこぼれてしまいますが、清潔に使う方法としてはかなり有効なのでぜひお試しください。