きれいな爪に!爪切りの上手なやり方とトラブル防止方法
爪が常に伸び続けている私たちにとって、定期的な爪のお手入れは欠かせないものです。
しかし、そのお手入れもただ適当に行っているだけだと、2枚爪や巻き爪の悪化などの爪トラブルを引き起こす要因ともなっていしまいます。
爪を切る際には、切り方ももちろん重要ですが、保湿など日常的に爪を優しくいたわってあげる必要もあるのです。
今回は、上手な爪切りの方法、そして爪切りをトラブルなく行うためのコツとして、日ごろから行っておいてほしいケア方法などを伝授いたします!
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爪切りの上手なやり方
爪を切る際に守ってほしいのが次の4つの手順です。
- 爪の端から少しずつ切る。
- 爪の角は残す。
- 爪やすりで角を滑らかにする。
- ハンドクリームなどで保湿する。
以下でこの4点について詳しくまとめていきます。
1.爪の端から少しずつ切る。
爪の端から少しずつ切っていくことで、爪への負担を最小限に抑えることができます。
「欠かせない」とは言いつつも、爪を切る行為というのは爪に少なからず負担をかけてしまっています。その中でも特に真ん中からパチンと切ってしまうやり方は爪への負担が非常に大きいので控えてください。
できる限り爪には負担を与えないように、少しづつ切りそろえていくようにしましょう。
2.爪の角は残す。
爪の角の部分は最も耐久性に乏しく、爪切りによって割れてしまうことがあります。
また、角を取ってしまうと、指先の肉が爪に食い込み、巻き爪の原因ともなってしまいます。
ですので爪を切る際には、指先のお肉よりも上に、爪の先端と指の先端が同じくらいの高さになるように意識しましょう。
3.爪やすりで角を滑らかにする。
爪切りの力では欠けてしまう可能性が高いために、残したほうがいいと説明した爪の角ですが、何もしないままだとぶつかったり引っかかったりして欠けてしまう危険性があります。
そんな時は爪やすりを使って軽く角を丸めるようにしましょう。
その際、2枚爪などのトラブルを防ぐために爪やすりは爪に対して斜め45度、そして一定方向にやすりがけを行うようにしてください。
4.ハンドクリームなどで保湿する。
爪は硬化した皮膚の一部です。そのため、お肌と同様に何もケアしていなければ乾燥などのトラブルが生じます。
爪にとって爪切りは負担でしかないので、最後に爪を優しくいたわるように潤いを与えてあげましょう。この最後のひと手間が美爪を保つ秘訣です。
上手に爪切りを行うコツ
先ほどは上手な爪切りの方法をお教えしましたが、ここでは、それと併せて知っておいてほしいコツを伝授いたします。
美しい爪を作り保つためには、以下でご紹介するコツを守ることが近道です。
お風呂あがりだとやりやすい
お風呂上がりの爪は、通常時と比べると爪が柔らかくなっています。
乾燥した爪よりも潤った爪のほうが切りやすいだけでなく、負担が軽減できるのでおすすめです。
爪を乾燥させないようにする
先述しましたように、爪も皮膚の一部で、爪も肌と同じように保湿をしなければ乾燥しトラブルを生む要因となってしまいます。
そのため、ハンドクリームなどで保湿することが大切です。それも乾燥が気になる秋冬だけでなく、日常的に保湿を心がけることが大事です。また、このとき爪を優しくマッサージしてあげれば、保湿と併せて手の血行促進が期待できるので一石二鳥です。
爪が乾燥しているのかどうかの確認ですが、爪に縦線が入っていれば乾燥しているサインです。
切れ味が悪くなった爪切りに注意
切れ味が悪くなった爪切りでは爪は切りづらく、爪への負担は相当なものになります。
頃合いを見て新しいものに替え、いつでも切れ味の良い自分に合った爪切りを選んで持つようにしてください。
爪に負担をかけたくないなら爪やすりも有効
爪にあまり負担をかけたくないのであれば、爪切りではなく爪やすりを使うのもありです。
爪やすりにもさまざまな種類があり、爪を短く整えるのに適したタイプもあるので初めから爪やすり1本で対応することもできます。
ただし、先にもご紹介した通り、爪やすりは爪に対して45度の角度で、かつ一定方向にかけることを必ず守ってください。
爪のトラブル防止方法
爪を美しく保つには、爪のトラブルは大敵です。トラブルになってしまったら、元通りになるまでに時間がかかってしまうだけでなく、その間ネイルがきれいに映えなくなってしまうので、普段から気を付けるようにしましょう。
ここでは代表的な爪のトラブルである「巻き爪」と「2枚爪」を防止する爪切りのポイントをご紹介します。
巻き爪とは?
巻き爪とは、爪の両端が通常よりも内側に湾曲してしまっている状態のことを言い、特に足の親指の爪に見られます。
巻き爪が進行すると、指の肉に爪が食い込み、激しい痛みや化膿を伴うようなひどい状態に陥ることもありますので注意が必要です。
こうなると痛みで歩けなくなるだけでなく、痛みをかばおうと変な歩き方をしてしまうことで、ひざや腰に余分な負担をかけてしまうことにもつながります。
巻き爪に陥っている方は多く、およそ10人に1人の割合で悩んでいる人がいると言われています。
巻き爪を防止する爪切り方法のポイント
巻き爪と防止するためには、「スクエアオフ」という形に整えるのがおすすめです。スクエアオフとは、爪の先が平らで爪の角が丸く落としてある形のことを言います。
このような形にするためには、爪切りで爪の角以外をまっすぐに切った後、両端を引っかからないように角を爪やすりで丸く落とします。
2枚爪とは?
2枚爪は、爪の表面部分がはがれてしまっている状態のことを言います。
爪は背爪(はいそう)、中爪(ちゅうそう)、腹爪(ふくそう)の3層構造となっており、このうち最も表面にある背爪が何らかの要因ではがれてしまうことによって2層になることで2枚爪に陥ってしまいます。
2枚爪になる要因としては、「爪の乾燥」や「爪への過度の負担」、「栄養不足」、「血行不良」などが挙げられます。
2枚爪を防止する爪切り方法のポイント
爪への過度の負担は爪やすりで削ることで対処できるのでおすすめです。
その際は爪に過度の負担をかけないように、お風呂上りなどの爪がやわらかいときに行いましょう。そして、爪やすりは爪に対して斜め45度、そして一定方向に削ることを常に意識してください。
終わった後は、ハンドクリームなどを使ってやさしく保湿とマッサージをすると美しい手指を保つのに効果的です。