意外と知らないメンズ香水の種類
一口にメンズ向けの香水と言っても様々な種類のものがあります。香りの系統や種類、濃度など様々な種類のメンズ香水が発表されています。ここではそれらについて詳しく解説し、その種類の代表的な香水も紹介します。
スポンサーリンク
メンズ香水の香りの系統
メンズ香水の香料とは?
香料とは香水をつくる上で原料となるものです。一つの香水に対して数十から数百種類の香料が使われています。香料には、天然成分と合成成分が存在します。天然香料は、自然界から採取されるもので多くの種類がありますが、主に植物性香料と動物性香料に分けられます。
文字どおり植物を原料とするか動物を原料とするかの違いです。合成香料は人工的に解析した自然の香りを化学的に合成したものです。単離香料に分類することもでき、こちらは天然成分を部分的に分離させたものです。
これらの多様な種類の香料の組み合わせにより様々な香水が作られていっています。メンズ香水ではシトラス系やムスク系香料が使われたが種類の香水が人気です。
メンズ香水の濃度とは?
香水は大まかに、アルコールと前述で紹介した香料を混ぜて作られています。その時に混ぜる香料の量によって香水の濃度というのは変わってきます。
パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンといった種類があります。これは濃い方がよければ良くて、薄いものが悪いといったものではありません。確かに一般的には高価な香料を使った方が値段自体は高くなるかもしれません。また香料の方が値段が高いために濃度が上がればその分値段にも反映されます。
しかし結局は使う本人が気に入った香りを放つものでなければ、その人にとって良い香水とは言えません。高くて濃い香水が素晴らしいというわけではなく自分に合った香水を見つけることが良いでしょう。メンズ香水ではバランスのとれたオードパルファムやオードトワレといった種類の香水が人気です。
メンズ香水の香り種類
メンズ香水の香調とは?
香水の香調とは、香りの種類やタイプ、または香り方のことを指します。香りにも様々なニオイが存在します。ある人にとってはとても好きな香りだったとしても、それが別の人にも良い香りとは限りません。当然ながら香水にも全く同じことが言えます。そのため様々な原料を使うことで非常に豊富な種類の香水が生まれました。
植物性のものや果実系によってさわやかさを演出したり、動物性のものを使ってワイルドさや力強さを表現したり、香りの種類によって雰囲気の違いを作り出すことが可能となったのです。メンズ香水においてはムスク系の香調が好まれ、女性が男性につけてほしいメンズ香水ではシトラス系の香調が人気です。
トップノート・ミドルノート・ラストノートとは?
香水というのは容器から外に出た瞬間から香りの変化が始まります。そして体につけられた時からも時間の経過とともにその香りを変化させていきます。香水の種類によって、時間とともに変化する香りや、変化の仕方に違いがあります。その変化の仕方も一気に変わるのではなく段々と変化をしていくのです。その変化を三段階に分けたのが次の三つということになります。
トップノート
つけてから10分程度の一番に香る香り。香水をつけて最初の揮発で起こる香りのため長くは香らない。
ミドルノート
10分後から香る落ち着いた香り。一度つけた香水の中で一番長く香る香りです。一般的には香水の香りを紹介する時にはこの部分を示す場合が多い。メンズ香水では最も長く香るミドルノートの香りを重視することが多いです。
ラストノート
最後に香る残り香のことです。トップからミドルへの変化に比べると分かりにくいものとなります。揮発性の弱い香料が残りそれが放つ香りです。