マスクがニキビや肌荒れを招く原因と正しい選び方
花粉症対策や風邪・インフルエンザ対策、紫外線対策などあらゆる面で活躍する便利なマスク。保湿・保温効果から美肌にも良いとされているマスクですが、実は肌荒れやニキビの原因になる可能性があることはご存知ですか?
そこでマスクが招く肌荒れやニキビなどの肌トラブルの原因と、肌トラブルを起こさないマスクの選び方をご紹介します。
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マスクが肌荒れとニキビの原因に?
花粉症対策や風邪・インフルエンザ対策、スッピン隠しなどマスクの需要は年々増加傾向にあり、日本国内の年間使用量は40億枚とも言われています。
最近では紫外線対策やお肌の乾燥対策としてもマスクを使う人が増えており、肌荒れやニキビを隠すために使う人も少なくありません。
しかし、ご注意ください!マスクは肌荒れやニキビ等の肌トラブルの原因になる可能性があります。マスクを日常的に着用している歯科助手や看護師さんはニキビに悩む方が多いと言われています。
マスクは乾燥から肌を守り、保湿保温効果から肌には良いとされています。もちろんマスクは肌に良い面もありますが、悪い面もあるということも知っておいてください。
マスクで肌荒れやニキビが発生する原因
結論から申し上げると、マスクが招く肌トラブルの原因は「刺激」と「雑菌」です。まずは「刺激」についてご紹介します。この刺激とは、2つあります。
1つは物理的な刺激です。マスクを付けると、マスクと肌が接触しますので、必ずこすれてしまします。この摩擦は軽微なものですが長時間付ければ付けるほど同じ場所に重なるので、摩擦によって肌が傷つきます。また、ニキビがある場合は、マスクと接触することによって刺激となり、悪化の原因となります。
もう1つの刺激は「抗菌剤や香料による刺激」です。個人差はありますが、抗菌材や香料は肌にとって刺激となりますので、肌荒れの原因やニキビ悪化の原因になります。
最後に「雑菌」についてです。マスクは保湿・保温性が高い一方で、蒸れやすいという特徴があります。そのため雑菌が非常に繁殖しやすい環境なのです。そのため雑菌が原因で肌荒れやニキビが悪化するという現象が起こってしまいます。
ニキビや肌荒れを防ぐマスクの選び方
マスクは肌荒れやニキビの原因になる恐れがありますが、花粉症対策やインフルエンザ対策などで外せない・外したくない人も少なくありません。そこで肌トラブルが起きにくいマスクの選び方についてご紹介します。マスク選びの参考にしてみて下さい。
マスクを短時間で取り換える
まず、肌トラブルを考慮した場合、マスクは使い捨てを選んでください。
それはマスクの交換を頻繁に行う為です。マスクはその保湿保温性能から雑菌が繁殖しやすい環境ですので、頻繁な取り換えが雑菌の繁殖防止には効果的です。多くの人は1日にマスク1枚から2枚程度ですが、マスクの湿り具合や匂いで判断し、数時間程度で取り換えると効果的です。
マスクの形とサイズが重要
肌との接触による刺激の回避という観点からは、マスクの形とサイズが重要です。基本的には直接ニキビ等に当たらないような大きめのサイズがおすすめです。また、立体型マスクの方が肌との接触面積が少ないのでおすすめです。素材が柔らかで刺激が少ないマスクも効果的です。
香り付きマスクは避ける
出来るだけ抗菌剤や香り付きのマスクは避けた方が無難です。上述した通り、これらは肌への刺激になりますので、肌トラブルの原因に成る可能性があります。特に敏感な方は避けるように心がけて下さい。
マスクじゃないマスクもおすすめ
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こちらはエアマスクと呼ばれる種類のマスクです。マスクと言っても顔につけるわけではなく、名札の様に首からぶら下げたり、バッジのような形状で体の近くにつけるようにして使うマスクです。
二酸化塩素の働きによって花粉やウイルスを寄せ付けない効果があります。直接肌に触れないので、肌トラブルの原因に成ることはありません。ぜひ1度試して頂きたいおすすめの新しいマスクです。
中には、鼻に直接入れて使用する鼻マスク(ノーズマスク)なんてものも登場しています、一般的なマスクだと肌に当たって荒れてしまうという人は、チェックしてみるのがおすすめです。