マスクをしてもメガネが曇らなくなる方法まとめ
マスクとメガネを併用していてメガネが曇ったことがある人っていますよね。前が見えなくなってしまうので、マスクかメガネのどちらかを外さないといけなくなってしまう為、どちらにせよ不便になってしまいますよね。
そんな悩みを解決すべく、ここではマスクをしている時にメガネが曇ってしまう原因や対策方法を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
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マスクが曇る原因とは?
まずはなぜマスクをしているとメガネが曇ってしまうかについて解説していきます。原因さえわかれば対策しやすいですよね。
メガネのレンズに水蒸気を含んだ息がかかり、レンズと息の温度差によってメガネは曇ります。水分を含んだ暖かい息がレンズに触れることで冷やされ、細かい水滴になってしまうわけですね。結露と同じ状態であり、冬など寒い日だとなりやすいです。
その水分によって光が乱反射することによって透明には見えなくなってしまい、一般的にいう「曇った」という現象が起こります。
マスクを使用している場合だと、鼻の部分の隙間から水分を含んだ暖かい息が出てしまい、温度差のあるメガネに息が当たってしまうことによって曇ってしまいます。
マスクをしてもメガネが曇らない方法
マスクをしてもメガネが曇らないようにする方法は大きく分けて2種類あります。
- マスクを対策する方法
- メガネ(レンズ)を対策する方法
どちらの方法を選ぶかによって対策方法もまったく違うので、自分に合った方法を探してみてください。
マスクを対策する曇り防止方法
比較的お金をかけずにメガネの曇りを防止することができるのがマスクを対策する方法です。すぐに実践できることが多いのでチェックしてみてください。
マスクの形状を変える。
マスク上部のワイヤーを自分の鼻の形にフィットするように折り曲げることで、メガネに息がかからなくする方法です。最も基本的なやり方であり、メガネの曇り対策を意識していなくても実践している人が多いと思います。
鼻周辺だけでなく、マスクの下部にクセを付けることによって、マスク下部から息が出やすいようにする方法もあります。しかし意図的に隙間を作ってしまうとウイルスや花粉の侵入を予防することができなくなってしまいます。
基本的には鼻周辺のワイヤー部分の形状を調整するだけに止めておきましょう。
マスク上部を折りたたむ。
マスクの上部1cm~2cmほどを手前に折り曲げることによって、鼻周辺の部分から息が漏れないようにする方法です。手前に折り曲げたあとに、ワイヤーを自分の鼻に合わせて曲げることによってメガネの曇りを対策することができます。
しかし人によって息の量や鼻周辺の骨格が違うので、どうしても漏れてしまう場合もありますし、メガネの曇りを防止する確実な方法ではありません。一時的な気休め程度と割り切って実践してみてください。
マスク内にティッシュを添える。
ティッシュ1枚を細く畳み、鼻に当たる内側の部分に添えてマスクを着用する方法です。ワイヤーを自分の鼻にフィットするように曲げることによって、鼻周辺の部分の隙間を埋め、息がメガネにかかりづらくなります。
手軽にできる上に外から見てもわかりづらいので、自然な形で実践することができる方法です。自分の好みでティッシュの厚さを変えて、フィット感を調節することができるのがメリットでしょう。
メガネ専用マスクを導入する。
ユーザー側で対策しなくてもメガネが曇りづらいのマスクも販売されています。
鼻周辺にしっかりフィットするように工夫されているマスクや、鼻周辺から息が通らないような素材を使ったマスクなどがあります。もちろん普通のマスクよりは少々価格は高くはなってしまいますが、自分で特に工夫する必要がなくメガネの曇りを防止することができる便利アイテムです。
以下のマスクはメガネの曇り対策が施されているマスクです。気になる人はチェックしてみてください。
現在の価格はコチラ |
自分に合ったサイズのマスクを使用する。
鼻周辺部分の隙間から息が漏れ、メガネのレンズに当たることによって曇るのが原因なので、自分に合ったサイズのマスクを付けるようにすることも大事です。
サイズが合っていないとどうしても隙間が空いてしまいますし、なによりウイルスや花粉の侵入を許すことにもなってしまいます。自分に合ったサイズのマスクを選べば、病気の予防はもちろんメガネの曇り対策にもなります。
以下で自分に合ったマスク選びの方法を紹介しているので参考にしてみてください。
小さいマスクと大きいマスクを重ねる。
小さいマスクの上に自分に合ったサイズのマスクを2重に付ける方法です。小さいマスクを下に着用することによって息が分散され、外に出る息の量を軽減することができます。
実際にしてみるとわかりますが確かに外に出る息の量が軽減されているのがわかります。しかし2枚付けている分、若干息苦しく、紐も2重なので耳が痛くなりやすいのがデメリットとなっている方法です。
息の吐く方向を変える。
マスク自体の対策とはちょっとずれますが一応紹介します。鼻周辺の隙間から息が出て曇ってしまうなら、そもそも鼻周辺から息が出ないように呼吸すればいいという原始的な方法です。
実際に効果はあるものの非常に疲れます。本当に一時的な方法ですので一応頭の片隅に入れておいて損はありません。得もなさそうですが。
メガネ(レンズ)を対策する曇り方法
メガネを対策する方法は、マスクを対策するよりもお金がかかってしまうやり方がメインです。しかし中にはリーズナブル且つ確実にメガネの曇りを防止することができる方法もあるのでぜひチェックしてみてください。
曇り止めを塗る。
1番手っ取り早くメガネの曇りを解決できる方法が曇り止めをレンズに塗ることです。マスクはもちろん、鍋やラーメンなどを食べる時でも曇らなくなるのでかなりストレスがなくなるのではないでしょうか。マスクの種類や付け方なども特に気にする必要がないので、マスクを付けた時のマスクの曇りに悩んでいる人にぜひおすすめしたい方法です。
そこでおすすめしたい曇り止めが「アンチフォグレンズクリーナー」です。米粒くらいの大きさの量をレンズの裏表に塗り、ティッシュで拭き取るだけで24時間以上曇りを防止してくれる商品です。1本で30回~40回程度使用することができ、価格は600円程度です。多く見積もっても1日当たり約20円ほどでメガネの曇りの心配をしなくて済むので、ぜひチェックしていただきたい商品です。
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曇り止め効果のあるレンズにする。
メガネのレンズには曇りにくい加工が施されているレンズがあります。「防曇レンズ」というもので、高い曇り止め効果と持続性を持っているのが特徴です。
しかしコストもある程度かかる方法ですし、水洗いやクリーナーで拭くなど1日ごとにメンテナンスが必要となってしまうので、面倒なのが嫌な人はあまり向いていないかもしれません。
しかし1日1回のメンテナンスをすれば、曇りを気にすることなく仕事などにも集中できるので、愛用している人が多い方法でもあります。
界面活性剤を塗る。
界面活性剤は、簡単にいうと中性洗剤のことです。わざわざ何かを用意しなくても自宅にある界面活性剤を使用することによって曇りを防止することができます。
手順は以下のようにしてください。
- メガネの左右のレンズに界面活性剤(中性洗剤)を1滴~2滴程度垂らす。
- 水を少し付けながら指を使って優しく擦る。
- 水道水を使ってしっかり洗い流す。
- 柔らかいタオルなどで優しく水気を拭き取る。
水気が残っているとフレームの金属部分の錆の原因になってしまうので、しっかり水気を取るように注意してください。もう一点注意してほしいのが、レンズに加工が施されている場合はこの方法は避けてください。加工の劣化の原因になってしまいます。
歯磨き粉を塗る。
すぐに実践できる方法として歯磨き粉を使用する方法があります。歯磨き粉には弱めの研磨成分が含まれており、研磨成分によってメガネのレンズの油膜を除去されるので、水滴がレンズから浮かなくなることによって曇らなくなります。
しかし研磨剤が含まれているのでレンズに傷が付いてしまう可能性もあります。歯磨き粉を使用して曇り止め対策をする場合は、自己責任で行う必要があることを理解しておいてください。