カサカサに荒れた乾燥唇の原因と正しいリップケア方法
乾燥する時期に入ると、なにげに1番乾燥が目立つのって唇だと思いませんか?リップクリームを手放せない人もいるでしょうし、そもそもリップクリームをしてるのに乾燥している人も少なくないと思います。
まずは唇の荒れや乾燥についてしっかりと理解した上で、リップクリームを使ったほうが効果的です。ここではそんな唇の荒れや乾燥の原因とリップクリームを使ったケアを紹介していくので、荒れや乾燥に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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その唇の荒れや乾燥は病気かも?!
唇が荒れたり乾燥したりしたことは誰でもあるかと思いますが、しっかりと対処しないと病気に発展してしまう可能性があります。まずは自分の唇の荒れや乾燥が病気かどうか判別する必要があるので、以下で主な病気を紹介します。
接触性皮膚炎と対処法
外的な刺激によって、接触した部分又はその周辺に湿疹が出てしまうのあ接触性皮膚炎です。かぶれとも言われるもので、かゆみや傷みを伴う場合もあります。刺激性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎に分けることができ、原因となる物質を排除することで対策することができます。
原因となる物質を排除するだけで簡単に対策することができるので、どこにどんな物が触れたかをしっかりと確認することが大事です。
アトピー性口唇炎と対処法
唇や口の周りに皮膚炎や湿疹ができてしまう症状が特徴で、ガサガサで色素沈着や皮がめくれてしまうケースもあります。主な原因は乾燥なので、リップクリームを活用したり、加湿器を使用するなど、乾燥対策をしっかり行うことによって予防することができます。
唇の荒れや乾燥でカサカサになる原因と対策
唇の荒れや乾燥の原因は以下のものが挙げられます。日常の何気ない行動が原因になっている場合もあるので、これを機会に理解しておきましょう。
項目をチェックすると対策へスキップできるようになっています。
刺激の対策
唇は皮膚が薄いので他の部分よりも刺激による影響が多い部分です。擦りすぎたりすると唇の粘膜に傷が付いてしまい、乾燥しやすい唇になってしまいます。ティッシュやタオルなどで口を拭く場合は唇を刺激しすぎないように注意してください。
ティッシュやタオルは唇からするとざらざらした感触なので、刺激が強いものだということを理解しておきましょう。
紫外線対策
唇には紫外線を吸収してくれるメラニン色素非常に少ないので、紫外線の影響をそのまま受けることになります。そうすると唇が日焼けをしてしまう乾燥を誘発してしまいます。他の皮膚のように黒くなったりするわけではないのでわかりづらいかもしれません。
対策としてはUVカット成分の入ったリップクリームやシアバターを使用したリップクリームを使用するようにしてください。紫外線の影響を弱めることができます。しかしUVカット成分は唇にとって刺激が強い成分なので、紫外線対策が必要ないときはリップクリームを塗らないようにしてください。
過剰なリップクリームの使用の対策
リップクリームは塗ったら塗っただけ効果が高くなると思ってしまっている人は意外と多いようです。リップクリームは必要以上に使いすぎると、唇の粘膜に傷を付けてしまい余計乾燥するようになってしまいます。
それに加えてリップクリームには多かれ少なかれ刺激になる成分はどうしても入ってしまっています。多く付けてしまうとその分だけ唇が刺激を受けることになります。目安としては1日3回~5回、適量塗るようにしてください。
唇を舐める・口呼吸対策
唇を舐めたり、口呼吸中心になっていると唇は乾燥しやすくなります。舐めたり口呼吸をすると唇に水分が付着し、それが蒸発する時に唇の内側の水分も一緒に奪ってしまうからです。
これは意識するしかないので唇を舐めたり、口呼吸をしないクセを付けるようにしましょう。しかし口呼吸の場合はどうしてもできない人もいるかと思います。その場合はリップクリームを塗って対策するのが1番簡単で確実でしょう。
食生活の対策
唇はビタミンB2が不足していると乾燥しやすくなります。ビタミンB2はもちろんですが、体の為にバランスの良い食事を心掛けてください。偏った食事をしていると唇の粘膜などを健康に保つことができなくなってしまいます。
それだけではなく、食事をする時は唇に刺激のあるものが付着しないように注意してください。中には取りづらく、ちゃんと拭いたつもりでも残っている場合があり、そのままにしておくと乾燥の原因になります。
ストレス対策
直接唇に影響するわけではありませんが、ストレスは血行不良やホルモンバランスを崩したり、新陳代謝を低下させる影響を及ぼします。そうなると唇に限らず症状の改善が遅くなってしまいます。
ストレスの原因は仕事や睡眠など数々ありますが、ストレス発散方法を用意しておくなど自分で管理する必要があります。
胃腸の調子の対策
唇と胃腸は密接な関係があり、胃の調子が悪いと唇にその影響が現れます。上唇は胃、下唇は腸の状態を表しています。
胃腸の調子が悪いと身体の抵抗する力も弱くなってしまい、唇が改善も遅いですし荒れやすくなってしまいます。疲れている時はしっかり体を休めるようにしてください。
カサカサに荒れた乾燥唇の治し方
リップクリームを塗ることも大事ですが、その前に身体の調子を整え、症状を悪化させないことが非常に重要です。
食事と栄養素を見直して乾燥唇を治す!
バランスの良い食事はもちろん大事ですが、必要な栄養素を摂ることも同じくらい重要です。主にビタミンB2とビタミンCを摂ることによって、唇にしっかりと潤いを持たせることができます。
- ビタミンB2
マグロ、カツオ、レバー、納豆、うなぎ、マイタケ、チーズなど。 - ビタミンC
アセロラ、ゴーヤ、みかん、リンゴなどの果物。
唇が荒れた時にやっちゃだめなこと
唇が荒れている時は改善も大事ですが悪化を防ぐことも非常に重要です。荒れている時にやってはいけないことをまとめてみたので実践してみてください。
- 唇を舐めない。
- リップクリームを塗り過ぎない。
- 刺激物を食べない、口に付けない。
- 必要以上に歯磨き粉を使用しない。
- 口紅やグロスの使用は極力避ける。使った場合は落とす時にオリーブオイルを使う。
カサカサ乾燥唇をケアするリップクリームの選び方
カサカサに乾燥した唇をケアするには保湿効果があるリップクリームを選ぶようにしましょう。それに加えて、紫外線をカットできるリップクリームとは別に、UVカットなどの刺激の強い成分が入っていないリップクリームの2本を持っておくのがおすすめです。
紫外線をカットする成分は確かに唇を荒れやすくしますが、それ以上に紫外線自体が唇に悪影響ですので、
ここで注意したいのがすでに荒れている場合は、普通のリップクリームでは効果がないということです。普通のリップクリームは薬用といって、薬に使っている成分を含んだ予防を目的としたものです。治療目的には使えないので使用しないようにしてください。
すでに荒れている唇を治す場合は医薬品のリップクリームが必要になります。予防か治療かでも適したリップクリームは違うので、選ぶ際は自分の唇の状態を確認してください。
カサカサな乾燥唇を予防するリップクリーム
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唇が乾燥した時に最適なリップクリームが「ジョンマスターオーガニック リップカーム」です。オーガニックのリップクリームなので刺激が少ないのが最大の魅力です。保湿力に非常に優れており、なめらかなテクスチャーなので唇に不要な刺激を与えずに塗ることができます。
1度使用すると5時間程度潤いをキープできるので必要以上の頻度でリップクリームを使う心配もありませんし、リップケアはもちろんメイクの下地にも使える用途の幅広さが魅力のリップクリームです。
すでに荒れた唇に使用するリップクリーム
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普通のリップクリームのように予防を目的とせず、唇の荒れの治療を目的とした医薬品リップクリームが「ユースキン メディリップ」です。荒れだけでなく、ひび割れや皮剥けを治すことができます。
相性があったりもするので、使用して痒みや傷み、湿疹などが出た場合はすぐに使用を中止し医師に相談してください。
乾燥や荒れをケアするリップクリームの塗り方
リップクリームは単に塗ればいいというわけではなく、効果的に塗る方法があります。
唇には縦にシワが入っているので、そのシワに沿って縦にリップクリームを塗ることが大事です。横に塗ってしまうとシワにリップクリームが入っていかないので、成分が浸透しづらくなってしまいます。
以下のリンクでリップクリームを効果的に塗る方法を紹介しているので、唇の乾燥対策の為にぜひチェックしてみてください。
カサカサ乾燥唇にはリップパックもおすすめ!
どれだけリップクリームに気を使っても、起きてしまうのが荒れや乾燥。そんなカサカサ乾燥唇が気になってしょうがない時は、家にあるものを使ったリップパックでケアしてしまいましょう!
唇にはちみつを塗ってラップしたり、オリーブオイルを塗ってラップしたり、さらにはオリーブオイルを唇に塗った後にはちみつを塗ってラップをしても乾燥唇をケアできます。
市販されているリップパックを活用するのもおすすめですし、はちみつやオリーブオイル以外にも様々な保湿グッズを使用して自分でリップパックを作ることも可能ですので、ぜひ日々のリップケアにリップパックを取り入れてみてください。