目的に合わせたおすすめハンドクリームと上手な選び方
乾燥が気になる季節、肌を守るためにハンドクリームを塗る方は多いと思います。しかし、ハンドクリームの効果は何も保湿だけではありません。商品によって肌荒れの改善や、角質ケア、痒み止めなど様々な効果があるのです。
そうなるとただ何気なく使うのではなく、目的に合わせて商品を購入し塗ることで肌の状態を効果的に改善することが可能となるのです。そこでこちらでは目的に合わせたおすすめハンドクリームと上手な選び方についてご紹介していきます。
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ハンドクリームを選ぶ際の注意点
それでは早速ハンドクリームの選び方から見ていきましょう。選ぶ際の基本としては手の状態によって選ぶのがおすすめです。その状態は大きく分けて4つになります。
- 手の乾燥
- 手や指のひび割れ
- 手の皮膚のごわつき
- 手の荒れと痒み
乾燥の初期症状として肌のかさつきなどが気になる場合は基本的に保湿効果があるものを使うといいです。ただ今は保湿効果にプラスして美白効果やUVカット効果が付いたものもあるので、軽度の乾燥程度であれば、このような効果を併せ持ったものを使ってもいいでしょう。保湿をしながら、他の効果も得られて一石二鳥です。
しかしそれ以外の状態の場合は、まずそれを改善することから始めた方が効果的です。例えば手荒れを起こしてしまっている場合は、ひび割れやあかぎれを改善するのに特化したものを使って、肌の状態を良くしていくことが重要となります。これは皮膚のごわつきや痒みも同様となります。
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このような症状は酷い肌荒れ状態になっているので、効果としては多くを求めず、まずは一点集中で肌の状態を改善するよう努めてください。
子育て中のママはハンドクリームに要注意
注意すべき点は自身の肌の状態だけではありません。子育て中の方はハンドクリームに含まれている成分にも注意が必要なのです。水仕事などで手が荒れてしまいハンドクリームを使う場面が増えると思いますが、敏感な肌の赤ちゃんを、そのハンドクリームが付いた手で触れた場合、成分によっては赤ちゃんの肌が荒れてしまうことがあります。
また赤ちゃんがお母様の手を舐めることもあるかもしれません。そんな時に薬用成分などが体に入った場合どのような不調が起こるか分かりません。そのため赤ちゃんが舐めてもいいような無添加のものや、オーガニック成分で作られたものを使用することをおすすめします。
これなら赤ちゃんに触れたり舐められたりしても安全です。それでも心配な方は一度メーカーに問い合わせてもいいかもしれません。
アレルギーがある場合のハンドクリーム選び
アレルギーがある方も要注意です。赤ちゃん同様、添加物や薬用成分が肌に反応してアレルギーを起こす可能性があります。予め成分については調べていただくといいですが、少し使って痒みや痛みなどが出る場合は、すぐに使用を中止してください。
また無添加、オーガニック成分を使用したものはその危険性が低くなります。それも踏まえた上でハンドクリーム選ぶをしていただくといいです。
目的別:おすすめハンドクリームまとめ
先述したようにハンドクリームは目的に合わせて使うことが必要です。そのニーズに応えるために、ハンドクリームを製造する各ブランドは様々な種類の商品を作っています。そのため目的を明確にし、それに合わせた商品を選ぶのが最重要となるのです。
そこでここからは症状別にさらに詳しく選び方のポイントを押さえていきたいと思います。注意点なども記載されているので、しっかりと頭に入れて商品選びをするようにしてください。
- 手荒れの改善目的で選ぶポイント
- 香りの有無で選ぶポイント
- 価格帯やコストパフォーマンスで選ぶポイント
- UVカット効果で選ぶポイント
- 美白効果で選ぶポイント
- オーガニック・無添加で選ぶポイント
- 持ち運びやすさで選ぶポイント
手荒れの改善目的で選ぶポイント
手荒れを起こしている場合、乾燥が進行し、手や指のひび割れや垢切れの症状が出てしまっていることが多いです。そのような時はまずワセリンが配合されているハンドクリームを使うことをおすすめします。
ひび割れの根本的な原因は肌の乾燥になるため、ワセリンは分子構造が大きいため皮膚に浸透することがないので、肌の上に油膜を張りバリアを作ることによって、皮膚から水分が逃げるのを防ぐことで乾燥を抑えることができます。
またひび割れた箇所に外部刺激があると悪化することがありますが、ワセリン配合のハンドクリームは保護剤としても効果を発揮してくれるので、刺激から肌を守ってくれる効果も期待できるのです。ワセリンそのものも刺激が少ないため、ひび割れを悪化させにくいですし、アレルギー反応も起こりにくいので、傷口の保護でき、赤ちゃんでも使用可能です。
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そのような観点でワセリン配合のハンドクリームを選ぶことをおすすめします。ただしワセリン配合のものは尿素系と非尿素系のものがあり、尿素は刺激が強いためひび割れやあかぎれをかえって悪化させてしまうことがあるので、尿素系のものは避けるようにしてください。
ただ尿素には硬くなった角質を柔らかくする効果もあります。そのため肌のごわつきの場合、ひび割れなどが酷くないのであれば、尿素系を使うことも視野に入れていただくといいです。
話をひび割れなどの肌荒れに戻すと、ビタミン系ハンドクリームもおすすめです。ビタミン系は水分や油分を補給でき、血行が良くなるので水分の巡りも良くなるので、肌に張りが生まれるようになります。これにより根本的な原因である手荒れを改善することができます。
ユースキン(yuskin) / ユースキンA
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ひび割れ、垢切れ、霜焼けに効果のあるユースキンAシリーズのハンドクリームとなります。クリームは黄色となっていますがこれはビタミンB2の色となっています。このビタミンの配合により乾燥や手荒れだけでなく、指先の逆むけなどに効果が期待できます。
保湿力を高め、水分が保たれたやわらかで健康な肌にするためヒアルロン酸ナトリウムやビタミンCが配合されています。そのため非常に高い保湿力も発揮してくれます。
他にも血流改善効果のあるビタミンE酢酸エステル、消炎成分であるグリチルレチン酸やdl-カンフル、柔軟保湿成分としてグリセリンが配合されているので、乾燥した手に潤いを与えつつ酷い肌荒れに効果的な商品となっています。
アトリックス(atrix) / エクストラプロテクション
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ひび割れや垢切れになりがちな手肌に使用できるハンドクリームです。このクリームで手肌を高密封集中リペア処方することで、乾燥や水仕事などの外部刺激から守ってくれます。過酷な水仕事でも落ちにくいので、何度も塗り直さずに効果が持続します。
これは薬効成分である消炎剤のアラントインと、血行促進成分であるビタミンEが角層深く浸透して、手荒れだけでなく、ひび割れや垢切れまで防いでくれるのです。保湿成分にはヒアルロン酸を配合しています。また伸びがよく、しっとりするのにベタつかない使い心地で無香料なので非常に使いやすいのもポイントです。
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香りの有無で選ぶポイント
ハンドクリームは無香料のものや、ローズやジャスミンなど香りが配合されている商品もあります。香りにはリラックス効果や、相手に与える印象も変わってくるため重要な要素の1つとなります。自分で使うとき、使うシーンによっては周りへの配慮も気にしなければいけませんし、贈答用とするなら相手に合った香りを選ぶことになります。
女性用のものが多いので、相手が男性の場合は余計に香りには注意する必要があります。商品を選ぶ際には特に香りを配合した商品に特化して製造しているメーカーもありますので、そちらのメーカーのものから探していくと好みの香りと効能があるハンドクリームが見つかるかもしれません。
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ユースキン(yuskin) / ユースキンhana 無香料
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高浸透エマルジョン処方が角層深く浸透する高保湿ハンドクリームになっています。さらにアルコールフリー、鉱物油フリー、パラベンフリー、動物由来成分フリーとなっており安心安全で低刺激なハンドクリームとなっています。これは皮膚刺激性テストである「ヒトパッチテスト」、「スティンギングテスト」、「アレルギーテスト」でも実証済みとなっています。
濃厚クリームながらもベタつかず、日中にも使いやすい使用感です。ただし低刺激とはなっていますが、全ての方に皮膚刺激が起きないわけではないので注意してください。無香料で保湿効果が高く、乾燥肌を改善したい方にはおすすめの商品です。
ロクシタン(L'OCCITANE) / ヴァーベナ アイス ハンドクリーム
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ひんやりとしてさらさらで透明感あふれる清らかな手肌に仕上げるハンドクリームとなっています。スキンコンディショニング成分であるベジタブルオイルを配合しているので、爽やかなのにしっかり保湿もしてくれます。気分をリフレッシュさせるヴァーベナの香りとさっぱりテクスチャーで非常に使いやすいハンドクリームです。
この清涼感が癖になるようなハンドクリームで、爽やかさを演出してくれる商品として男女ともに使える香りとなっているのでおすすめです。
価格帯やコストパフォーマンスで選ぶポイント
価格やコストパフォーマンスも重要です。コストパフォーマンスに優れたハンドクリームもあれば、成分などを厳選し優れた効果を発揮する高級な商品もあります。定期的に使うものであればランニングコストを考えるのは重要ですし、贈答用や自分へのご褒美用としてなら高級なものを選ぶのも手です。使い方に合わせて価格との兼ね合いを考えるのは重要な要素です。
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メンターム(MENTURM) / シアココハンドクリーム
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それはハンドクリームとして求められる保湿効果に優れている点です。潤い成分にはシアバターを配合し、保湿成分として尿素などを配合しているので、非常に高い保湿効果を持っています。また尿素には肌を柔らかくしてくれる効果も期待できるので、2つの効果を期待できる商品となっています。
内容量は75のチューブタイプのみですが、価格が安く1g当たりの価格も非常に安い商品で、効果、価格ともに優れておりコストパフォーマンスも良い商品となっています。
クレ・ド・ポー ボーテ(Clé de Peau Beauté) / クレームプールレマン
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潤いを十分に与え、ソフトで滑らかな手肌に導くハンドクリームです。独自の保湿成分であるイルミネイティングコンプレックス、さらにメラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ美白有効成分4MSKも配合されています。肌本来の明るさと透明感を瑞々しくもたらし、輝いた印象の手肌に仕上げてくれます。清々しい華やかなシャクヤクや希少なランなどの香りが漂います。
美白効果を発揮しつつ、白く仕上がった肌を紫外線から守ってくれる高性能なハンドクリームであり、その高価から価格も高くなっており贅沢な商品となっています。
UVカット効果で選ぶポイント
女性にとってUVカットは必須とも言える条件です。ハンドクリームの効能である保湿をしつつ、UVカット効果を持つ商品も販売されています。ハンドクリームとUVカットクリームを別々で購入して使用した場合、費用もかさんでしまいますし、何よりも塗る順番によっては効果を薄めてしまうことにもなり兼ねません。
UVカット効果を持っているハンドクリームを使うことで、費用も抑えられ2つの効果を同時に得られるというメリットがあります。選ぶ際にはSPFの数値とPAの+の数が多いものを基準として選ぶといいです。
ウカ(uka) / Bccハンドクリーム
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SPF32・PA+++と非常に高いUVカット効果を持つハンドクリームです。ゴールドの微細なパールが光の反射でくすみをカバーし、植物由来成分とアミノ酸成分が肌のキメを整え潤いを与えながら紫外線から手肌を守ってくれます。天然由来原料を約82%配合し、ミントやサンダルウッド、ローズがブレンドされた爽やかで女性らしい香りとなっています。
ママラボ(MAMA-LABO) / UVハンドクリーム
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SPF30・PA+++を誇るUVカットクリームです。つけた瞬間から軽い使い心地で、伸びも良くUVカットなのに手肌を滑らかにしてくれるハンドクリームです。保湿成分にヒアルロン酸、シアバター、水溶性コラーゲン、ホホバ油がカサつく手肌に潤いを与えます。パラベン、着色料、タール系色素、鉱物油のフリーで弱酸性となっているため肌に優しい商品です。
美白効果で選ぶポイント
美白効果も女性にとっては大事な効能の1つです。特にこの美白効果を得られるハンドクリームは上述のUVカット効果も備えたものが多く、保湿+美白+UVカットで一石三鳥にもなる商品になります。ただ価格はその分高くなってしまいますが、1つで3つの効果を得られるのであれば、選んでも損はないでしょう。
コエンリッチQ10(CoenRichQ10) / CO エンリッチ 薬用ホワイトニング ハンドクリーム ディープモイスチュア
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美白効果を持つハンドクリームです。薬用美白成分としてトラネキサム酸が配合されています。この成分はメラニンの生成を抑え、シミやソバカスが発生するのを防いでくれます。その上で超しっとりタイプとして開発された商品です。高い保湿効果があるのに、べたつきが軽減されているため、使用感も良い商品となっています。
さらに分子量の小さい浸透型ヒアルロン酸やマイクロカプセル化した高純度コエンザイムQ10配合することで浸透保湿し、しっとりなめらかな感触を与え、肌の張りや艶を取り戻し、乾燥や手あれを防止してくれます。またこれにより乾燥による小じわを目立たなくしてくれます。
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エスト(est) / ホワイトニング ハンドクリーム
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保湿と美白が一度にできるハンドクリームです。たっぷりと配合された保湿成分が潤いのベールとなって、乾燥から肌を守ってくれます。さらに独自の美白有効成分カモミラETがメラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぎ、艶やかな手肌に仕上げ、美白効果としても高い効能が期待できます。
オーガニック・無添加で選ぶポイント
子育て中の方や敏感肌、アレルギーを持つ方はオーガニックや無添加のものを選ぶといいです。ハンドクリームには保存などのために添加物が含まれているものがあります。これに反応してしまう方もみえる事から、無添加のものやオーガニック成分にこだわった商品を専門で製造するブランドがあります。
自分ではどれが無添加なのか、オーガニックなのか分かりにくいので、まずはそのようなブランドの商品から選んでいくのがポイントとなります。
ジュリーク(Jurlique) / ハンドクリーム
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オーソドックスで肌に優しいハンドクリームとなります。厳選された植物オイルや、オーガニック認証自社農園で育てられた、こだわりのハーブエキスを魅力的に配合することで肌馴染みが良く、べたつかずにしっとりとした使い心地となっています。それにより肌荒れを保護し、ふっくらとやわらかい手肌を保ってくれます。
香りも華やかで甘く優美なローズ、さわやかですがすがしいフレッシュな柑橘系のシトラス、濃厚でエレガントなジャスミン、やさしく清潔感のあるラベンダーが揃えられているので、好みの香りを選ぶことができる品揃えとなっています。
ロコベース(LocoBase) / ロコベースリペアクリーム
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非常に高い保湿力を持っており、効果時間も非常に長いのが特徴です。この保湿カバー力は3つの効果によって成り立っています。特に保湿力を持続させるため、硬めの油成分であるパラフィン(保湿)をナノ化して均一に配合しています。このパラフィンが肌表面の微細な隙間に密着し、水にも負けない長時間の保湿効果を発揮します。
低刺激にもこだわりを持っています。敏感肌の方でも使いやすいように、添加物などを極力使わないようにし、肌への刺激を抑えています。その1つである防腐剤無添加を実現するために水分量を極力減らしたハンドクリームとなっています。
持ち運びやすさで選ぶポイント
ハンドクリームは持ち運びを前提とすることが多いです。そのためチューブタイプやコンパクトなミニタイプを選ぶのがポイントとなってきます。容量こそ少ないですが、家だけでなく外出先でも使えるというのはメリットです。お風呂上りなどに定期的に使うものに関しては据え置きのボトルタイプやポンプ式を用意しておくと容量も多いので、長く使えるため使い分けてもいいかもしれません。
メルレット(MELRETT) / ハンドアロマクリーム
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ヒアルロン酸、はちみつエキス配合のアロマハンドクリームです。12mlのミニサイズなので携帯用としてポーチに入れておけば職場や外出先で使えて便利な大きさとなっています。
香りは爽やかなフローラルの中に甘みも持った香りのルーセントキス、サボンのようなクリア感のあるフローラルの香りであるクリアフローラル、甘さと酸味のあるフルーティな香りのマーベラスフラワーの3種類から選べます。
キスミー(KissMe) / 薬用ハンドクリーム ミニチューブ
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キスミーの薬用ハンドクリームは30mlのミニチューブが発売されています。高い効果を持ち、酷い肌荒れを止めてくれる商品で、有効成分にビタミンEやトコフェロ−ル酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールを配合し、保護成分とのW効果でしっかりとハンドケアをしてくれます。しっとり保湿効果がおよそ8時間キープする長時間保湿で肌を守ってくれます。
持ち運びしやすい大きさもそうですが、効果の高さやコストパフォーマンスから考えてもかなり優秀なハンドクリームです。