【最新版】ヘアドライヤーのおすすめ7選。人気モデルをチェック!
これから新しくヘアドライヤーを買おうとしているあなた、ネットや店頭で適当に選ぼうとしていませんか!?
ヘアドライヤーはたくさん種類があってどれを買ってよいか分からないという方に、今本当におすすめしたいヘアドライヤーを5つ厳選して紹介します!
ヘアドライヤーの選び方を合わせて紹介していきますので、あなたにピッタリのヘアドライヤーをご紹介していきます!
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ドライヤー選び方。失敗しないためのチェックポイント
ドライヤーと言っても様々な商品があり、購入の際にどこをチェックすれば良いか分からないという方がチェックすべき項目が以下の9つです。
すべてをチェックする必要はありませんが、あなたが重要視しているポイントは必ずチェックしましょう。
【タップ(クリック)するとその項目に飛べます】
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
風量をチェック
ドライヤーを選ぶ際には、必ず風量をチェックしましょう。
パッケージや商品説明を見ていただくと「㎥/分(立方メートル/分)」という表記がされていると思いますが、これが大きければ大きいほど風量は多くなります。
大風量ドライヤーの目安は「1.3㎡(平方メートル)/分」
大風量のドライヤーであればあるほど、髪を乾かす時間を短縮することができます。
風量の大きいドライヤーを選びたい場合は「1.3㎥(立方メートル)/分」以上のドライヤーを選びましょう。
髪は長時間ドライヤーの高熱に当てられることでダメージを受けるので、大風量ドライヤーは髪を傷めにくいと言えます。
ダメージを受けにくい距離での使用や、温度を抑えた低温ドライ機能があるものを使う方法もありますが、それ以上に早く乾かすと言うは有効な手段となります。
そのためには風量や風速が必要であり、特に大風量のドライヤーを選べばそれだけ速乾性も高くなるため効果的です。
風量とワット数はイコールではない
大風量のドライヤーを購入しようとした場合に注意していただきたいのが、ワット数でドライヤーを選んではいけないということです。
ドライヤーの風量はワット数には比例しません。
あくまでも「何㎥(立方メートル)/分」かをチェックしましょう。
風量調整出来る方がスタイリングしやすい
速乾性よりもスタイリングのしやすさを重視する場合、風量が強すぎるとかえってセットしにくくなるので、風量調節ができるかどうかも併せてみ見ておくことが重要となります。
速乾性を求めるのであれば大風量のドライヤーを、スタイリングのしやすさで選ぶのであればある程度の風量があって風量調節ができるものを選ぶといいでしょう。
消費電力をチェック
一般的なドライヤーの消費電力は「700w~1200w」です。
風量の項目で解説しましたが、消費電力は風量とは関係がありません。
どちらかというと関係するのは、そのドライヤーが温風(ホット)で使った際の温度です。
ドライヤーの温度は高い方が良いという方は、ワット数をチェックしてみましょう。
ただし、メーカーの詳細には温風温度が記載されている場合があるので、温度はそちらチェックする方が確実です。
ドライヤーにかかる電気代
さらに、消費電力は電気代に影響を与えます。
実際の電気代は1200wのドライヤーを使用した場合、おおよそ1日10分間の使用で、1日5円、1か月150円、1年で1825円となります。
毎日使うものであり家族が多いほど、その使用料金は嵩んでいきます。
ドライヤーにかかる電気代と節約術については以下の記事で詳しく解説しているのでそちらも併せてご覧ください。
また当サイトでは、ワット数が低いエコドライヤーの中からおすすめのものを厳選して紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
音(静かさ)で選ぶ
風量の大きなドライヤーを選ぶと、問題となるのが音です。
最近では、メーカーがドライヤーの音をdb(デシベル)で表記している場合があります。
なるべく静かなドライヤーが欲しい方は「50db(デシベル)台」がおすすめです。
ある程度風量も欲しいけど、静かさも大事という方は「80db(デシベル)」程度を目安にすると良いでしょう。
大風量であればあるほど、ドライヤーの音はうるさくなりやすいと覚えておきましょう。
重さで選ぶ
ドライヤーを選ぶ際に見落としがちなのが重さです。
ドライヤーの重さは、「400g~500g」が平均的ですが、軽めのドライヤーがほしいという方は、「300g~400g」を基準にすることをおすすめします。
長時間使用する場合、重たいドライヤーを使っているとどうしても疲れるので、軽めのドライヤーを選ぶのも良いでしょう。
ただしその分風量などの機能的な部分に関してはどうしても劣るので、注意が必要です。
高機能のドライヤーの場合だと、600gを超えてくるものもありますが、重たく感じる方も少なくないでしょう。
特に、女性の場合は髪が長く乾かすのに時間がかかったり、力が弱いなどの理由から余計そう感じるでしょう。
毛量・髪質で選ぶ
ドライヤーによっては様々な機能があるため、毛量や髪質に合ったドライヤー選びが重要となります。
薄毛や抜け毛には大風量とヘアケア機能
これは、特に薄毛や抜け毛に悩む方が注意すべきポイントとなります。
ドライヤーを使うことが薄毛抜け毛を促進させるわけではありませんが、ドライヤー選びや使い方には注意が必要です。
基本的には、薄毛や抜け毛が気になる方は、大風量で温度調節が出来るものがおすすめです。
さらには、マイナスイオンなどの髪や頭皮に優しい機能が備わっているとなお良いです。
以下の記事で、薄毛や抜け毛に悩む方におすすめのドライヤーを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
細かい温度設定は様々な髪質に対応可能
ドライヤーの温度は髪質に合わせて調整したほうが良いことをご存知でしょうか。
基本的には痛んだ髪や柔らかい髪、細い髪の場合は50℃前後と温度は低めに。
硬い髪や太い毛には高めの温度、100℃~120℃程度が良いとされています。
髪質が傷んでいる方や、家族みんなでドライヤーを使う場合には、それぞれの毛量や髪質に合わせることができるよう、温度設定が細かく出来るものがおすすめです。
機能で選ぶ
ヘアドライヤーを選ぶ際には、機能性も重要なチェック項目の一つです。
現在、各メーカーから販売されているヘアドライヤーには実に様々な機能が付いています。
代表的な機能について確認しておきましょう。
マイナスイオンによって静電気の発生を抑える
多くのメーカーが搭載しているマイナスイオンに期待できる効果が、静電気の抑制です。
髪にダメージを与えてしまう大きな原因の一つである静電気はプラスイオンの帯電によって起こります。
これによりキューティクルが開いたり剥がれてしまい、水分やタンパク質が流出することでパサパサの髪になってしまいます。
それを防ぐとされているのがマイナスイオンです。
マイナスイオンはプラスイオンと結びつくことで静電気を抑制します。
マイナスイオンは髪にうるおいとツヤを与える
マイナスイオンが静電気を抑制することによりキューティクルの痛みや剥がれを抑え、髪に潤いと艶を与えます。
マイナスイオン機能は、メーカーによって様々な種類があるため、いろいろ比較することが大切になります。
例えばナノイーと呼ばれるマイナスイオンより細かいイオンを放出するものや、プロテクトイオンと呼ばれるマイナスイオンだけでなくプラスイオンも放出することで効率よく静電気抑制を行うものなどです。
またイオンを放出する口の部分の大きさや数によって、髪に与えられる量に違いが出てきます。そのため商品説明を見て、より多くのイオンを放出できるものを選ぶのも大切です。
スカルプモードで頭皮に優しくケア
ドライヤーに搭載されている「スカルプモード」とは風の温度が低いモードのことです。
低温で髪を乾燥させることによって、頭皮へのダメージを抑制します。
また高温での長時間乾燥をしないため、髪にも優しくキューティクルを保つ効果が期待できます。
赤外線(遠赤外線)は髪に刺激を与えない
遠赤外線は熱伝達特性に優れていることから、熱に弱い物質(この場合髪の毛)の乾燥に対して時間の短縮を図ることができます。
髪の毛の表面温度を高め過ぎずに、髪の内部に直接エネルギーを伝えることができます。
そのため、キューティクルなどへの刺激も少ないことから髪に優しく、それでいてしっかりと乾燥させます。
価格重視で選ぶ
ドライヤーを決まった予算の中で選ぶという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方には、「なるべく安く、それでいて高性能で品質の良いもの」が最もベストなドライヤーです。
もちろん基本的には高機能であればあるほど値段は高くなるので、どこかで妥協点は必要です。
そのバランスをどこにするかのがポイントとなるでしょう。
当サイトでは、5,000円以下に絞ってなるべく安く、それでいて優秀なおすすめのドライヤーを10個厳選して紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
デザインで選べばインテリアにも対応
ドライヤーをデザイン性で選ぶというのもアリです。
よほど髪が短い人でなければ、多くの人が当たり前に持っているドライヤーですが、案外収納に困る人も多いようです。
そこで、デザイン性の高いオシャレなドライヤーを選べば、収納しきれずに見えてしまっても、インテリアとして機能します。
当サイトではデザイン性においておすすめのドライヤーについても紹介しているページを用意しているので、ドライヤーをデザインで選びたいという方はぜひチェックしてみください。
人気のメーカー(ブランド)から選ぶ
「ドライヤーと言えばパナソニックから選べば安心?」
「最近だったらダイソンのドライヤーが気になる」
そんな方は各メーカーのドライヤーをチェックしてみるのもおすすめです。
当サイトでは、ドライヤーを販売する代表的なメーカーごとに、主力の商品や特徴、おすすめのドライヤーを紹介しています。
下の表から気になるメーカーをタップ(クリック)してみてください。
ドライヤーと言えばこのメーカー | |
ダイソン | テスコム |
パナソニック | リュミエリーナ |
コイズミ | シャープ |
ノビー | クレイツ |
プロが選んだおすすめのドライヤー7選
さて基本的なヘアドライヤーの選び方は分かっていただけたと思いますので、ここからは具体的におすすめのヘアドライヤーについて紹介していきます。
それぞれのヘアアイロンごとに特徴があるので、ご自身の目的に合わせて選んでいただけます
ダイソン / スーパーソニック
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 風量:2.4立方メートル / 分
- 温度:4段階風温調節
- 消費電力:1200w
- 重さ:697g
- 機能:マイナスイオン
- コードの長さ:1.9m
- 海外対応:×
大風量のドライヤーが欲しい方におすすめ
多少高額でも「早く乾かしたい、しかも髪を傷めず、静かに」これらの機能をすべて兼ね備えたヘアドライヤーが良いという方はコレです。
このダイソン、スーパーソニックは風圧と風量にこだわりを持ち、速乾性を高めたドライヤーとなっています。
ダイソン独自の機構であるエアマルチプライヤーを搭載することで、ファンを必要としないドライヤーとなっており、他のドライヤーにはない独特の構造で、特有の風を生み出すことで髪への風の当たり方を工夫し、速乾性を高めています。
また風量としても3段階、温度も4段階から選べるので、髪の状態やダメージに合わせた使用の仕方が出来るのもポイントです。
さらに大風量でありながら、使用中に会話できるほど静かなのも好評であり、まさにドライヤーの概念を覆すような商品となっています。
ナノサイズのマイナスイオンを放出する機構も搭載しているので、髪への潤いを内部にまで行き渡らせ、内側から艶のある指通りの良い滑らかな髪を作り上げてくれるのも特徴です。
髪質によって合うドライヤーが見つからなかった方はもちろんのこと、美しい髪を保ちながら速乾性のある使いやすいドライヤーをお求めであればおすすめとなります。
パナソニック / ヘアードライヤー イオニティ EH-NE6A
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- カラー:ペールピンク・ゴールド
- サイズ:約22.5x21.2x9.2cm
- 質量:約530g
- 風量設定:3段階
- 温度設定:2段階
- 風量:★★☆(1.9㎥/分)
- 海外での使用:使用不可
- コードの長さ:約1.7m
- 機能:マイナスイオン搭載・イオンチャージ
コスパ重視でドライヤーを探すあなたにおすすめ
まずなんと言っても、1.9㎥(立方メートル)/分という大風量でしっかりと髪を乾かすことが可能です。
5,000円以下でこの大風量というのはかなり優秀です。
さらに、温風と冷風が一緒に出るという画期的なシステムによって、髪の毛の流れを整えるとともに、髪のツヤをしっかりと出します。
もちろんマイナスイオン機能もしっかりとついているだけでなく、吹き出し口を外付けにすることで、ドライヤーの熱からマイナスイオンを守る構造にもなっています。
ドライヤーにかけるお金を少しでも安く、それでいて高機能なものを探している方にまずおすすめしたいドライヤーです。
パナソニック / ヘアードライヤー ナノケア EH-NA5A
現在の価格はコチラ |
機能詳細
- カラー:N(ゴールド)・W(白)
- サイズ:21×19.2×8cm
- 質量:約545g
- 風量設定:2段階
- 温度設定:2段階
- 風量:★★☆(1.2~1.4立方メートル/分)
- コードの長さ:約1.7m
- 機能:ナノイー搭載、ナノイーイオンチャージ搭載
- 付属品:C-2プラグアダプター、速乾ノズル付き
海外対応のドライヤーを探している方はコチラ
海外旅行はもちろん、海外出張や、海外への留学に、ドライヤーを持参したいという方は少なくないでしょう。
外国のホテルなどに備え付けらているドライヤーはどうしても見劣りしてしまうものが多いのも否めません。
そこでおすすめなのが、このパナソニックのEH-NA5Aです。
ナノイー搭載で髪にやさしく、速乾ノズルで素早く髪を乾かす機能性を備えています。
電圧切替スイッチ搭載で海外でも安心して使うことができます。
海外でドライヤーを使う機会が多い方にぜひおすすめしたいドライヤーです。
ルーヴルドー / 復元ドライヤー LJ-365
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 風量:ー
- 温度:80℃(HIGH)、65℃(LOW)
- 消費電力:750w
- 重さ:715g
- 機能:マイナス電子、育成光線
- コードの長さ:3.0m
- 海外対応:×
髪に優しくて、美容を気にする人におすすめ
髪へのダメージを気にする方におすすめなのがこの復元ドライヤーです。
このヘアドライヤーは傷んだ髪を復元できるように研究を重ね、マイナスイオンと遠赤外線の育成効果、そして髪にダメージを与えにくい温風の温度を追求したドライヤーとなっています。
その結果、髪は艶感のあるサラサラヘアに、そして頭皮は血行を促進し、顔や首に当てればリフトアップやむくみ解消にも効果を期待できるほどとなりました。
また温度を抑えていることで、750Wの省エネ化も実現しており、電磁波をカットしているので体への悪影響も少なくなっています。
まさに髪に優しいドライヤーであり、髪の美しさを求める方には最適のドライヤーとしておすすめです。
シャープ / IB-HX9K
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 風量:1.7立方メートル / 分
- 温度:115℃
- 消費電力:1200w
- 重さ:595g
- 機能:プラズマクラスター
- コードの長さ:1.7m
- 海外対応:×
ドライヤーにこだわる男性におすすめ
シャープのプラズマクラスターを搭載し、頭皮に優しいマッサージ用のアタッチメントを備えた独特なシルエットを持ったドライヤーがおすすめです。
まずアタッチメントにより頭皮や髪の根元を乾かしながらマッサージが可能となり、地肌の血行を良くしてくれるので、健やかな頭皮環境を作りやすくなっています。
またプラズマクラスターの効果によって頭皮に悪影響を及ぼす雑菌を抑制してくれます。さらに風の熱自体は髪や頭皮に優しくなるよう抑えてはあるものの、風量を多くするなどして速乾性に優れているので、生乾き状態を防ぎ、こちらも雑菌の繁殖を防ぐことに繋がっています。
全体的にも心地よい温冷風であり、マッサージ効果も加わって、ドライ時間がとても気持ち良いものとなっているので、男性の頭皮や髪に良い効果をもたらしてくれるドライヤーとなっています。
パナソニック / ナノケア EH-NA99
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 風量:1.3立方メートル / 分
- 温度:125℃(ホット時)、60℃(スカルプモード)
- 消費電力:1200w
- 重さ:575g
- 機能:ナノイー、ダブルミネラルマイナスイオン
- コードの長さ:1.7m
- 海外対応:×
サラサラヘアーになりたい人におすすめ
こちらはマイナスイオンより細かい粒子を発するナノイーを搭載したドライヤーとなっています。これにダブルミネラルをプラスすることで、摩擦ダメージや紫外線に強い髪に仕上げてくれます。
またこちらは高機能モデルとしても人気であり、毛先まで艶のあるまとめりの良い髪にしてくれる毛先集中ケアモードや、新速乾ノズルによる乾燥スピードの向上などが見られます。
さらに頭皮にも優しいスカルプモードも搭載しており、これによってダメージになりにくい60℃の温度で温風を当ててくれるのも嬉しい機能となっています。
性能も高いモデルであるため、価格も高めではありますが、髪へのダメージを抑制し、綺麗な髪に仕上げたい方にはおすすめの商品です。
ヤーマン / スカルプドライヤー HC-6T
現在の価格はコチラ |
商品詳細
- 風量:1.0立方メートル / 分
- 温度:60℃(DRY運転時)、42℃(SCALP H運転時)
- 消費電力:850w
- 重さ:630g
- 機能:育成遠赤外線
- コードの長さ:1.8m
- 海外対応:×
頭皮ケアでスカルプ効果を期待するひとにおすすめ
頭皮環境まで整えられるヤーマン製のドライヤーです。吹出口には独特なシルエットのマッサージアタッチメントがついており、ドライしながらの頭皮マッサージができます。
また吹き出される風についても遠赤外線と60℃の低温ドライを組み合わせ、髪へのダメージになりやすい熱を極力抑えることで、髪と頭皮両方をケアするものとなっています。
これによって心地よい刺激を与え頭皮の血行を良くしつつ、髪や頭皮を労わりながらの乾燥が可能となっています。
最後はスカルプモードによって優しい温風を当て、スタイリングしやすい髪に仕上げてくれるので、セットも安心して行えます。
価格は高めですが、頭皮をケアするドライヤーとして人気のスカルプドライヤーとなっています。
ヘアドライヤーの使い方と注意点
お風呂の後には必ず使うドライヤー、正しく使えていますか?
なんとなく漠然と風当てて乾かしたりしていませんか?
ここでは、ドライヤーの使い方、乾かし方について確認していきます。
ドライヤーは15分以内に、自然乾燥はダメ
まず、入浴後にドライヤーを使わずに自然乾燥させるのは絶対にダメです。
なるべく15分以内には乾かし始めましょう。
ドライヤーの熱で髪や頭皮に悪い、自然乾燥の方が髪を傷めない、そう考える方もいらっしゃるようです。
しかし濡れた髪はキューティクルが開いた状態となっていて、トリートメントの成分や水分が抜けやすく、外部からのダメージ要素を受けやすい状態となっています。
自然乾燥は頭皮にも悪くフケや臭いの原因に
頭皮に関しても濡れたまま放置すれば雑菌が繁殖したり、皮膚の常在菌が異常に増えてしまったりします。
これによって、皮脂が過剰に分泌され、抜け毛やフケ、頭皮の嫌な臭いの原因になります。
化粧水はドライヤーの前に
ちなみに、化粧水とドライヤーどちらが先の方が良いか気にする方がいますが、化粧水を先につけることをおすすめします。
ドライヤーの温風で顔が乾燥するので、先に化粧水をつけてから髪を乾かしましょう。
ドライヤーの前にタオルドライ
まずは水が垂れない程度まで髪の毛全体の水気をタオルで取りましょう。
水が垂れるほど濡れた髪にいきなりドライヤーをかけても、乾きにくく時間がかかりすぎてしまいます。
この時、髪の毛をゴシゴシと擦るように拭いてはいけません。
キューティクルが開いた状態の髪が擦れると髪を傷めてしまいます。
頭頂部はタオルをかぶせて頭皮をマッサージするように、髪の毛の中間から毛先はタオルで包んで叩くように水気をとりましょう。
洗い流さないトリートメントの使用もおすすめ
タオルドライが終わった後の髪に直接ドライヤーをする前に、洗い流さないトリートメントを使うこともおすすめです。
これによってドライヤーの熱や摩擦から髪を守ります。
ただし、付け過ぎてしまうと乾きにくくベタつきの原因となるので、ショートの方はワンプッシュ、ミディアム以上の方は2~3プッシュ程度を髪になじませましょう。
濡れた髪をクシで梳かす際には注意が必要
濡れた髪へ無理にクシを通すと髪が傷む可能性があります。
特に引っかかりがある場合は、目の粗いクシやブラシを使用しましょう。
基本的には、いきなりくしを通そうとせず、手で優しく根元から毛先にかけてひっぱるように伸ばしましょう。
キューティクルの方向を整えることで、綺麗な仕上がりにするきっかけを作ります。
ドライヤーの風を使い分けよう
タオルドライが終わったら、早速ドライヤーの出番なのですがちょっとその前に、
ドライヤーには風の強さや、温風と冷風(クール)を切り替える機能がついたタイプのものがありますが、どうのように使い分けるかご存知でしょうか?
強い温風
こちらは髪を乾かすことが主な目的です。
乾かし始めは強い温風で根元やえり足、耳の上などの乾きにくい部分から全体が8割程度乾くまでこちらのモードを使用しましょう。
弱い温風
全体的に乾いてきたら弱い温風に切り替えて仕上げていきます。
風が弱いので髪が散らばりにくく、まとめていくのに適しています。
前髪をスタイリングする際にも弱い温風を使用するのがおすすめです。
冷風(クール)
ドライヤーの冷風はドライヤーの熱で熱くなった髪を冷ます(オーバードライを防止する)ために使用します。
また、スタイリング後に冷風を使うことでそのスタイルを長時間キープすることが可能です。
ドライヤーからの距離は10センチ~15センチ
ドライヤーは髪の毛から10センチ程度、髪の傷みが気になる場合には15センチ程度離すようにしましょう。
およそ10センチ程度の距離が保てれば、髪の表面温度が100度を超えることがありません。
髪の毛は100度を超えるとタンパク変成を起こし、キューティクルがはがれやすい状態になります。
枝毛やパサつきの原因となるので注意しましょう。
乾かす順番は?
ドライヤーを使って髪の毛を乾かす際は以下の順序で乾かしましょう。
- 前髪
- えりあし根元
- 後頭部根元
- サイド、もみあげ根元
- 全体の毛先
前髪がある場合は前髪から
前髪がある場合は、前髪を先に乾かすのがおすすめです。
最後という意見もあるかもしれませんが、前髪が短い場合、いちばん先に乾いてしまうので分け目やくせがついた場合、もう一度スタイリングする必要があります。
そのため、先に乾かしてある程度スタイリングをしてしまうと、ちょっとした時短にもなります。
毛先よりも根元から乾かす
ドライヤーを使う際のは、「根元→毛先」の順番で、乾きにくい部分から乾かすということです。
場所的には、もっとも乾きにくいのがえりあしの根元、後頭部の根元、サイドの根元となるので、その順番に乾かしていきましょう。
根元から乾かすことによって毛先がまとまりやすく綺麗に乾かすことができます。
ちなみにここまでは、強い温風で乾かしましょう。
ドライヤーは一か所に集中的に当てない
ドライヤーを当てる際は、ドライヤーを振るようにして一か所に集中的に温風が当たらないようにしましょう。
これにより、ムラなく髪を乾かすだけでなく、タンパク変成を防ぐ効果も期待できます。
髪の一か所に温風が集中的に当たることで、タンパク質が熱変成を起こしダメージホールが出来てしまいます。
必ずドライヤーを振って一か所に温風が集中しないように注意しましょう。