清潔に使おう!ファンデーションのスポンジの洗い方
毎日のメイクアップに使用しているファンデーションのスポンジやパフ。実は、1週間洗わないだけで、トイレの床よりも雑菌が多いとも言われています。原因は、ファンデーションのスポンジやパフは、肌の皮脂や油分を吸収し、それを餌として、たくさんのバクテリアや菌が繁殖するからです。
特に夏場には、8万個、冬場でも4万個の雑菌が繁殖しています。そんな雑菌だらけのスポンジやパフを使用すれば、雑菌を肌に塗りつけているようなもので、化粧ノリが悪くなるだけでなく、肌荒れや肌トラブルの原因にもなってきます。
ここでは、意外と知られていないファンデーションのスポンジやパフの正しい洗い方など、詳しくご紹介していきたいと思います。
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スポンジとパフについて
毎日のメイクアップに使用しているファンデーションのスポンジやパフ。スポンジやパフには正しい定義付けが無いため、境目はとても曖昧なものになっています。
また、片面がスポンジで裏面がパフタイプというようなスポンジとパフ両方の機能を持っているタイプのものや、スポンジ形状のものでも化粧品メーカーによってはパフとして販売されているものなどもあります。
この記事内ではファンデーションに使用するスポンジ・パフ類はすべてスポンジに統一してご紹介していきたいと思います。
パフ
一般的には、ルースパウダーやプレストパウダーなどのフィニッシュパウダーやフェイスパウダーに使われているものが「パフ」と呼ばれています。
柔らかい毛質で起毛タイプのものが多く、丸い形をしているものを指します。柔らかい感触なので、肌への負担があまりないのも特徴です。
主に「ルースパウダーのパフ」は、毛足が長く分厚いものが多いです。また、「プレストパウダーのパフ」は毛足が短く薄いものが多いのが特徴です。
スポンジ
ファンデーションを塗るスポンジには様々な形状のものがあります。
広い部分だけでなく、細かい部分を塗りやすいように角があるものが一般的には多いですが、中には丸みのあるひょうたん型のものやひし形のものなどもあります。
また、スポンジタイプには、水ありタイプ・水なしタイプ・2WAYの両用タイプのものがあり、ファンデーションの種類に合わせたものを使います。
>>ファンデーション用スポンジの種類と選び方について詳しくはコチラ
ファンデーションスポンジを洗う頻度と洗い方
毎日、皮膚の皮脂や油分がたくさん付着しているファンデーションスポンジ。
1度使ったスポンジの面を次の日も使うことは肌にとっては厳禁です。何日も洗わないままで使っていると、雑菌が繁殖し、その雑菌を顔に塗ることになってしまいます。
どんなにしっかりとスキンケアを毎日していても、ニキビや吹き出ものが出来てしまう人や肌荒れを起こしてしまう人は、ファンデーションや皮脂、油分などで汚れたスポンジが原因かもしれません。
ここではファンデーションのスポンジを洗う頻度と、正しい洗い方を詳しくご紹介していきます。清潔なスポンジを使って、より美しい肌になる為の参考にしてください。
洗う頻度
毎日、肌につけるファンデーションのスポンジは、使うたびに洗うことが理想です。
しかし、毎日洗うのも面倒でしょうし、何回も洗っているうちに劣化してスポンジの表面がガサついてしまいます。時間がない人やこまめに洗うのが面倒という人には、1つのスポンジを半面と表裏出4面に分けて4日間、毎日新しい部分を使うという方法がおすすめです。
また、高価なスポンジを使っているために、もったいなくて捨てられないというような事のないように、安い使い捨てのスポンジを大量に買って、毎日新しいものを使うというのも1つの方法です。
これならば、1週間分を時間のある時にまとめて洗うことができますし、毎日清潔なスポンジでファンデーションが肌に塗れます。
1度使ったスポンジ面を使うことは、肌に雑菌を塗りつけていることと同じで、肌によくありません。そのためにも、常に新しい面を使うことが大切です。
スポンジの洗い方
それではスポンジの正しい洗い方について説明します。
- 洗浄液を使って揉み洗いする。
- タオルで水気を取る。
- 乾かす。
1.洗浄液を使って揉み洗いする。
洗浄液(専用のクレンジング剤か石鹸がおすすめ)をスポンジに染み込ませて、ぬるま湯を少しずつ含ませながら汚れが落ちるまで、指の腹を使ってスポンジを良く揉み洗いします。
その時に、爪でスポンジに傷をつけないように注意してください。
それからぬるま湯を入れた洗面器などの中でしっかりと汚れを落とします。仕上げに流水で洗浄液をしっかりと流します。洗浄液が残っていると肌に良くありません。
2.タオルで挟んでぽんぽんと軽くたたき、水気をとる
しっかりと汚れが落ちたスポンジは、タオルなどに挟んでポンポンと軽くたたいて水気をとります。
スポンジは絞ってしまうと傷んでしまい、肌を傷つける原因にもなります。優しく水気をとるように心がけましょう。
3.しっかりと乾かす
タオルの上などに置いて、しっかりと乾かします。生乾きのままケースに戻すとせっかく綺麗になったスポンジに雑菌が繁殖してしまいます。
その時に、必ず陰干しするようにしてください。直射日光に当ててしまうと、スポンジが痛んでガサガサになってしまいます。
また、タオルの上に立てかけるように置いて乾かすと、乾かす時間も短縮できてしっかりと乾きます。