知ってる?ファンデーションブラシの使い方と手入れ方法
ファンデーションを自然に仕上げたい時に、良く使われるファンデーションブラシ。ファンデーションブラシには、毛先が丸くなっているパウダーファンデーション用のブラシと、毛先が平らになっているリキッドタイプやクリームタイプ用のファンデーションブラシがあります。
ファンデーションを購入すると、専用のスポンジやパフが付いてくることが多いと思います。しかし、ファンデーションブラシを使うことによって、肌に密着しながら、しっかりと肌になじませることができます。また、生え際などの境目も、自然な仕上がりになります。
ここでは、そんなメイクの仕上がりが、よりきれいになれるファンデーションブラシの正しい使い方とお手入れ方法を詳しくご紹介していきます。
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ファンデーションのブラシの使い方
ファンデーションブラシには、液状のファンデ(リキッドファンデ・クリームファンデ)と、粉状のファンデーション(パウダーファンデ)で、ブラシの使い方がそれぞれ違っています。
リキッド・クリームタイプのものは、肌にファンデーションを載せてから、ファンデーションブラシで伸ばしていくのに対し、パウダータイプのものは、ブラシにファンデーションをつけて、肌にのばしていきます。
自分に合ったファンデーションを選び、それぞれのブラシの特徴にあったファンデーションブラシの使い方をすれば、スポンジや手を使って塗ったファンデーションよりも1ランクアップしたメイクに仕上げることができます。
また、ファンデーションブラシを使う時には、1度にファンデーションをつけすぎない事が重要です。1度にたくさんファンデーションをとってしまうと、厚塗りになってしまいます。また、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因にもなるので、こまめにブラシを洗って、雑菌を無くして清潔に保つことも大切です。
リキッドファンデーション・クリームファンデーションのブラシの使い方
- 手の甲か、頬にリキッドファンデをだす。
- リキッドファンデをブラシの両面に充分含ませる。
- 左右でムラのないように、ブラシの片面で左ほほ、もう一方の面で右ほほを塗る。
- 両ほほから額、鼻、口まわり、目のまわり、と面積の広い順で広げていく。頬の部分に、直接リキッドファンデーションをおきます。ブラシで頬に軽くタッチしながら、ブラシの表面にリキッドファンデーションをとっていきます。
手の甲、または頬に直接リキッドファンデーションをおき、ブラシで頬に軽くタッチしながら、ブラシの表面にたっぷりとリキッドファンデーションをとっていきます。鼻のまわりはブラシで塗った後、スポンジでおさえると、肌に良く馴染みます。
また、目元は上まぶたから下まぶたの順で、極力薄く塗ることがムラのない、自然な仕上がりになるポイントです。ブラシを使うことによって、スポンジや手で塗るよりも毛穴などの凹凸を埋めて滑らかな肌に仕上げてくれます。
パウダーファンデーションのブラシの使い方
- 筆をファンデの上でくるくると回し、ファンデを含ませる。
- 手の甲で余分についている粉を落とす。
- まず両ほほにファンデをのせる。
- 両ほほから額、鼻、口まわり、目のまわり、と面積の広い順で広げていく。
パウダーファンデーションの上で、くるくるとブラシを回しながら、軽くファンデーションを含ませた後、まずは頬にスタンプをおすように、薄くファンデーションをのせていきます。額や眉間はブラシを左右に動かしながら塗っていくと自然な仕上がりになります。
塗り残しになりやすい鼻のまわりは、ブラシを小さくくるくると回しながら細かく塗っていきます。フェイスラインは、ブラシを軽く持ちながら、顔の内側から外側に向かって小さくくるくると回しながら広げてなじませることがポイントです。
ファンデーションのブラシのお手入れ方法
毎日使っているファンデーションブラシは、ファンデーションや、肌の皮脂・汗・油分などが付着しており、それらを餌としてバクテリアや雑菌がたくさん繁殖しています。
そのままブラシを使っていれば、ファンデーションと一緒に、汚れや雑菌を肌に塗っていることになるので、化粧ノリも悪くり、ニキビや吹き出物などの肌荒れの原因にもなってしまいます。そうならないためにも、ブラシをきちんと洗って清潔にしておかなければなしません。
とは言え、ファンデーションブラシは、天然獣毛を使っていることが多いので、あまり頻繁に洗うと傷んでしまいます。そこで、毎日のブラシのケアが大切です。使用後には毎回ティッシュで軽くふき取ったり、ブラッシングをするだけでも汚れはある程度落ちます。
それでもブラシの汚れが気になってきたら、毛に優しいぬるま湯で洗うことがおすすめです。洗う頻度は2週間に1回ほどを目安としてください。ファンデーションブラシを洗う手順は以下の通りです。
- ぬるま湯に中性洗剤を入れ、混ぜる
- 筆の部分だけをぬるま湯につけて振り洗う
- 洗剤の泡がなくなるまで十分にすすぐ
- 乾いたタオルでよくふき取る
- 風通しのいい日陰で乾かす(完全に乾くまで3日ほどかかります)
注意点
- 浸け置き洗いは厳禁
- ドライヤーや直接日光で乾かさない
デリケートなファンデーションブラシを洗う時にはいくつかの注意点があります。まず、ブラシの毛を傷めないように、金具部分の方から毛先に向かって優しく丁寧に泡を滑らせるように洗うことが大切です。
また、傷みやすいので、浸け置き洗いは厳禁です。また、ドライヤーや、直射日光では乾かしてはいけません。デリケートなブラシの毛が傷んだり、広がってしまいます。しっかりと毛先を整えてから1日から2日ほどじっくりと時間をかけて陰干しすることが大切です。特に金具部分は接着剤が使用されているので、雑菌が繁殖しやすいのでしっかりと乾かしましょう。