毎日使える!コットンパックの特徴と正しいやり方
乾燥が気になる時期には化粧のノリも悪いし、肌トラブルも目立つようになってくるので、なんとしてでも保湿していきたいですよね。そんな時に役立つのがコットンパックという美容法です。
しかし、コットンパックは適当にやってあまり効果がなく、逆に肌にダメージを与えてしまうことがあります。今回はそんなコットンパックの効果や正しいやり方、ポイントを解説して、ぜひおすすめしたいコットンや化粧水を紹介していくので、参考にしながら上手に保湿して肌トラブルを防止していきましょう。
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コットンパックとは?
コットンパックとはその名の通り、化粧水を染み込ませたコットンを肌の上に置いてパックし、水分や成分を肌の奥まで浸透させることができます。
コットンは女性なら多くの方が持っているアイテムですし、気軽に自宅でパックすることができるスキンケア方法のひとつです。
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コットンパックの特徴や効果
コットンパックは具体的に以下の3つのような効果が期待できます。
- 乾燥の防止
- 毛穴が目立たなくなる
- 美容成分が浸透しやすくなる
正しいやり方の前に効果を確認しておきましょう。
乾燥の防止
肌の表面である角質層が水分で満たされるため、しつこい乾燥を防ぐことができます。
毛穴が目立たなくなる
角質層が水分で潤ってふっくらすることで、毛穴が目立ちにくくなります。
美容成分が浸透しやすくなる
肌が柔らかくなることで、次に使う美容液の有効成分が浸透しやすくなり、ブースターとしての効果が高まります。
コットンパックのやり方
コットンパックは水分を浸透させることが目的なので、ただ乗せれば良いだけと思ってしまいがちですが、間違ったやり方は逆に肌の状態を悪化させることがあります。
肌の状態を悪化させない為にも正しいやり方を覚えておきましょう。
コットンパックに必要な材料
- コットン
- 水(精製水)
- 化粧水
この3つのアイテムはコットンパックに最低限必要なものです。パック後に保湿などのスキンケアをしたい場合は、化粧水や乳液、美容液を別途用意しておきます。
コットン | 精製水 | 化粧水 |
コットンパックのやり方の手順
コットンパックの手順は次の通りです。
- 水をコットンに含ませる
- 水を絞る
- 化粧水を染み込ませる
- 顔に密着させる
- 時間を置いてコットンパックを外す
以下でそれぞれやり方のポイントを解説していくので参考にしてみてください。
step1.水をコットンに含ませる
まず最初はコットンに水を染み込ませます。コップなどの容器に水を入れ、コットンをくぐらせるようにするとやりやすいでしょう。
コットンがヒタヒタになるまでしっかりと湿らせます。
step2.水を絞る
コットンを手のひらで優しく押さえ、適度に水分を絞ります。化粧水がコットンに浸透しやすくなります。
逆にしっかりと水分を絞ってしまうと化粧水が浸透しづらくなってしまうので注意してください。
step3.化粧水を染み込ませる
軽く水分を絞ったコットンを広げて化粧水を染み込ませます。
この時もコットンがヒタヒタになるくらいたっぷりと化粧水を含ませましょう。
step4.顔に密着させる
化粧水を含ませたコットンを均等な厚さになるように2~5枚に裂きます。これをおでこ、頬、鼻、アゴなどに貼り付けます。
この時、両手でコットンを引っ張りながら貼ると密着しやすくなります。
step5.時間を置いてコットンパックを外す
時間が経ったらコットンを外します。化粧水のテクスチャーによってパック時間が異なるので以下の時間を目安にしてみてください。
- サラッとしている化粧水:1~2分
- しっとりしている化粧水:5分
- ジェルタイプの化粧水:10分
これはコットンに含ませた化粧水が肌に浸透してコットンが乾くと、今度はコットンが肌の水分を吸収してしまって逆に乾燥を招いてしまうためです。
パックして放置する時間には注意してください。
コットンパックをする時のポイント
やり方は特に難しくもなく誰でも簡単にできますが、5つのポイントをおさえておくと更に効果的に使うことができるので、合わせて確認しておきましょう。
- コットンパックは洗顔後に行う
- 毎日コットンパックする
- 長時間のコットンパックは注意
- コットンパックに向かない化粧水もある
- コットンパック後は化粧水・乳液でスキンケアをする
以下でそれぞれのポイントを解説しているので参考にしてください。
コットンパックは洗顔後に行う
コットンパックをするのに最適なタイミングは洗顔後すぐです。
洗顔後は肌が乾燥しやすい状態の為、なるべく時間を空けずにコットンパックすることで肌の潤いを守りましょう。
毎日コットンパックする
美容液を含んだフェイスマスクとは違い、コットンパックは化粧水なので毎日おこなう方が効果的です。
特に乾燥が気になっている人は継続的に使ってみましょう。
長時間のコットンパックは注意
やり方のところでも紹介しましたが、長時間のコットンパックは肌を乾燥させてしまうので逆効果です。
長すぎて良いことはないので、使用する化粧水に合わせて最適なパック時間にしましょう。
コットンパックに向かない化粧水もある
コットンパックは肌に化粧水を浸透させることが目的なので「アルコール」や「エタノール」が入っている化粧水は向いていません。アルコール系の成分は蒸発が早いため、パックに使用すると乾燥を招く恐れがあります。
さらにコットンパックは肌の奥まで化粧水を浸透させるため、初めて買った肌に合うかわからない化粧水も避けたほうが良いでしょう。普通に使ってみて肌に異常がないとわかっている化粧水を使用します。
また、日焼け後のアフターケアとして使えば肌のクールダウンと保湿ができておすすめですが、日焼けした直後の肌は敏感になっているのであまり美容成分や添加物の入っていない低刺激の化粧水が良いでしょう。
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コットンパック後は化粧水・乳液でスキンケアをする
コットンパックをして水分を肌に届けたら、乳液やクリームで保湿しましょう。化粧水は水性なので、油性のクリームで蓋をするとベストです。
乳液 | 保湿クリーム |
コットンパックにおすすめのコットン
大体の方はコットンを持っていると思いますが、もし本格的にコットンパックをしようと思ったら使いやすいコットンを選んだ方が良いです。ここではコットンパックにおすすめのコットンを3つ紹介していきます。
CHIZU / コットン ラージサイズ
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こちらは肌触りも良く、大きめのコットンなのでパックには持って来いです。
水に濡らしても毛羽立ちにくいので肌触りも良く、口コミでもコットンパックとして使用している人が多い印象です。
無印良品 / はがして使えるコットン
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こちらはサイズ的には普通ですが、枚数が多くてコスパの良いコットンです。
剥がして使うことを前提に作られているのでパック前の裂く作業が簡単にできます。
コットンラボ / オーガニックコットンパフLサイズ
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今回の3つの中でサイズ的には一番小さいですが、100%オーガニック綿を使用しているのに枚数も価格も文句なしのコットンです。
漂白剤も使用していないので色やオーガニック独特の黒い斑点などが気にならなければ非常におすすめのコットンと言えるでしょう。
コットンパックにおすすめの化粧水
次にコットンパックをする際におすすめの化粧水を紹介していきます。普段何となくで化粧水を選んでいる方は特に参考にしてみてください。
ナチュリエ / スキンコンディショナー
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こちらは天然植物由来の保湿成分「ハトムギエキス」を配合しているのでなめらかな肌を保つための化粧水です。
無香料、無着色なので肌にも優しく、馴染みも良いのでコットンパックに使うと良いでしょう。
パエンナ / オーガニクスローション ハーバル7
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こちらは7種類のオーガニックハーブによる保湿成分を配合した化粧水です。
化粧水にしては配合成分が多いので、コットンパックでしっかりと浸透させることでこの化粧水を活かし、うるおいのある肌を目指すことができます。
菊正宗 / 日本酒の化粧水 高保湿
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こちらはうるおいを与えて肌の状態を整える日本酒を配合した化粧水です。
さらにアミノ酸やセラミドなどの美容成分も含まれているので、コットンパックでしっかり浸透させて、うるおいのある綺麗な肌を目指しましょう。
コットンパックにおすすめの精製水
コットンパックを使用する前に含ませる水は普通の水でも良いですが、できれば精製水を使った方が効果も上がります。精製水とは常水よりも比較的純粋な水で、不純物が少ないので肌にも優しく、浸透力も高いのです。
精製水Pワンタッチ式キャップ
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こちらの精製水は溶解剤として製剤、試薬、試液の調製、医療器具の洗浄にも使われるものなので安心して使うことができます。
値段も高くはないので、常用してもそこまで負担にはならないでしょう。
高純度精製水クリーン&クリーン
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こちらは滅菌水ではないので医療用ではありませんが、常水に比べれば不純物は十分に取り除かれている精製水です。
上記よりもさらにコスパが良いので、あまりこだわりがない場合はおすすめです。