しゅわしゅわで美肌！炭酸パックの効果や使い方と作り方
美肌効果が高いと言われ、人気の高い炭酸パックですが、なんだか難しそう、面倒そうというイメージがあって試したことのない人も多いのではないでしょうか。
しかし、実は思ったよりも簡単に作ることができて手間も時間もそこまではかかりません。今回はそんな炭酸パックの効果や使い方、作り方を解説していくので、ぜひ参考にしながらチャレンジしてみてください。
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炭酸パックとは？
炭酸パックはジェルとパウダーの2種類の化粧品を合わせて炭酸ガスを発生させ、それを顔などに貼って数分置いておく美容法です。炭酸ガスは脂肪細胞に浸透させることができるので、普通にジェルを塗るよりも成分が浸透しやすく、美肌効果が高いとされています。
炭酸パックの効果
炭酸パックと一口に言っても含まれている成分によって効果は様々です。ここでは炭酸パックを利用して得られる主な効果を5つ紹介していきます。
- 保湿効果
- 血行促進効果
- 肌細胞の活性化
- 老廃物排泄の促進
- くすみやニキビ跡の解消
保湿効果
炭酸パックの基本的な作り方でも入っていることの多い「グリセリン」が保湿効果をもたらします。また、炭酸ガスによって内部に浸透し、さらに肌がもともと持っている潤い機能も正常になるので保湿効果が高いと言われています。
血行促進効果
炭酸ガスによって肌が刺激されると血行が促進されて肌の隅々まで栄養や酸素が届けられ、新陳代謝が活発になります。
それだけでなく炭酸＝二酸化炭素なので、二酸化炭素が肌から吸収され、一時的に酸欠状態となるので酸素を多く取り込む為に血管を拡張することによって血行が促進されます。
肌細胞の活性化
炭酸ガスによって肌が刺激されることで肌細胞が活発になり、シワやたるみなどの改善が見込めます。
老廃物排泄の促進
肌細胞が活発になることで老廃物の排泄が促進され、シミやくすみなどの肌トラブル改善が見込めます。
くすみやニキビ跡の解消
血行が促進され、肌細胞が活発になることでターンオーバーのリズムが整い、くすみやニキビ跡の改善をサポートしてくれます。
炭酸パックの使い方
それではまず炭酸パックの使い方の手順を見ていきましょう。
- 洗顔する
- 炭酸パックのクリーム（ジェル）を塗る
- フェイスマスクやラップで顔を覆う
- 時間を置く
- クリームを拭き取る
- 顔のクリームをすすぐ
- スキンケアをする
以下ではそれぞれのステップごとに押さえておきたいポイントなども紹介していきます。
step1：洗顔する
まずは洗顔で汚れや余分な皮脂を落とします。
炭酸パックは顔の温度が低い方が発砲しやすいので、ぬるま湯で洗顔した後は冷水で顔の温度を下げておきましょう。
step2：炭酸パックのクリーム（ジェル）を塗る
スパチュラなどで顔に炭酸パックのクリームを乗せ、まんべんなく広げていきます。
この時、目などに入らないように注意しましょう。
step3：フェイスマスクやラップで顔を覆う
浸透性を上げたり乾燥を防ぐ為に、顔に塗った炭酸パックの上からラップやフェイスマスクで覆います。
step4：時間を置く
そのまま10～20分ほどパックしておきましょう。
フェイスマスクを覆っている場合は放置時間を守ってください。長すぎるとフェイスマスク自体が乾燥してしまい、顔の水分を奪ってしまいます。
step5：クリームを拭き取る
時間が経ったらスパチュラなどでクリームを取り除きます。
この時取り除いた炭酸パックはまだ使うことができるので、時間がある場合は肘や膝に塗っておきましょう。
step6：顔のクリームをすすぐ
ある程度取り除けたらぬるま湯で顔を優しくすすぎます。取れにくい場合はフェイススポンジを使うと落としやすくなります。
どちらの場合も強く擦ったりしないように注意してください。
step7：スキンケアをする
炭酸パックが終わったら化粧水や乳液などでいつものスキンケアをして完了になります。
良い成分が入っているようなら油性のクリームを塗って蓋をしておくとより効果的です。
炭酸パックをする時のポイントと注意点
特に使い方で難しいことはない炭酸パックですが注意点があります。
- 炭酸パックをする頻度
- 炭酸パックをするタイミング
- 皮膚がピリピリしたら注意
それぞれ注意したいポイントを以下で紹介するので合わせて覚えておきましょう。
炭酸パックをする頻度
美容パックと言えば週に1～2回のスペシャルケアとして使うことが多いですが、炭酸パックの場合、使い始めの1週間から10日ほどは毎日おこなうのが基本です。
連続で使用して健やかな肌を取り戻した後に週1～2回のスペシャルケアに移行していくのが最も効果を感じやすい使い方になります。
炭酸パックをするタイミング
炭酸パックを使用するのは「お風呂をあがって肌を冷やした後」が最もベストなタイミングです。入浴後は肌の血行も良くなっていますし、汚れも落ちているので炭酸パックを最大限に活かすことができます。
入浴中だと洗い流すのには便利ですが、浴室や顔の温度が高くなっていて炭酸ガスが発生しにくくなっているので、お風呂をあがって顔を冷やした後に使用しましょう。
皮膚がピリピリしたら注意
炭酸パックは炭酸ガスを発生させるので、肌につけると炭酸飲料を飲んだ時のように多少皮膚がピリピリします。
多少であれば問題ないのですが、あまりにも強くピリピリするようであれば肌に合っていない可能性があるのですぐに洗い流しましょう。
炭酸パックの作り方
炭酸パックは市販でも売っているので買うこともできますが、わりと値段が高いので手作りしてしまう方法もあります。
必要な材料と手順を以下で紹介していきます。比較的入手しやすい材料ですし、作り方も難しいわけではないのでぜひ挑戦してみてください。
炭酸パックの材料
炭酸パックを作る手順
- ボウルにグリセリンを入れ、キサンタンガムを少しずつ加えながら溶かす
- そこに精製水を少しずつ加え、よく混ぜる
- そこに重曹を加え、ジェル状になるまでよく混ぜる
- ここにクエン酸を入れると炭酸ガスが発生するので、使う直前に加えて混ぜる
炭酸パックのアレンジ方法
上述した作り方は基本的な炭酸パッククリームの作り方です。そこに香料や美容成分を加えるとオリジナルの炭酸パックを作ることができます。
ガラクトミセスを加える
ガラクトミセスは醸造所でお酒を造るときに用いられる天然酵母の1つです。ビタミンやアミノ酸などを多く含み、保湿効果、整肌効果、皮脂分泌抑制、pH調整作用などが期待できます。
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プラセンタを加える
プラセンタも豊富な栄養を持っているので肌に塗ると、抗炎症作用、ターンオーバーのリズムを整える、活性酸素の除去、組織修復作用などで美肌を目指すことができます。
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フローラルウォーターを精製水の代わりに
精製水の代わりにフローラルウォーターを用いれば好みの香りをつけることができます。植物の精油を作るときの副産物なので軽視されがちですが、わりと植物の成分も入っているので美肌効果も期待できます。
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