必見!除毛クリームの使い方・塗り方とアフターケア方法
除毛クリーム(脱毛クリーム)を使ってはみたものの、上手に除毛(脱毛)出来なかった、思った通りの仕上がりにならなかった、そんな方はいらっしゃいませんか?
それはズバリ、除毛クリーム(脱毛クリーム)の正しい使い方が出来ていないからです!
様々なムダ毛処理の方法の中でも、手軽で便利な方法として人気となっている除毛クリーム(脱毛クリーム)を使った脱毛方法ですが、その効果をしっかりと実感するためには正しい使い方を知る必要があります。
除毛クリーム(脱毛クリーム)の正しい使い方を確認して、不潔なイメージを持たれることのないツルツル肌を手に入れましょう!
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除毛クリームの使い方の基本
除毛クリームは、カミソリや毛抜き行う除毛と違い、根元からムダ毛をきれいに処理することができ陥没毛や黒ずみなどの原因を作ることがなく行うことができます。
また、ちょっとした手間をかけることで、通常よりも長い期間ムダ毛の無い状態が維持することが可能となります。
そんな除毛クリームの効果を実感していただくために、必ずおさえておきたい除毛クリームの基本的な使い方について解説していきます。
除毛クリームの正しい使い方の手順
- パッチテストを行う
- 除毛部位の水気を拭きとる
- クリームを塗る
- クリームを拭き取る
- シャワーで洗い流す
以上の手順で、除毛クリームを使えば、ムラのないきれいな仕上がりになります。ここでは、それぞれの手順について詳しく説明していきたいと思います。
1.パッチテストを行う
除毛クリームは、医薬部外品です。パッチテストは、除毛クリームが自分の肌に合うのかを確かめるのに非常に重要です。除毛クリームには、薬剤が配合されているので、肌が弱い人はもちろん、肌が強い人も、体調や肌の調子によって肌にダメージを受けてしまう恐れがあるので、使用前には、必ずパッチテストを行いましょう。
除毛クリームを少量、脱毛したい部分に塗り、ぬるま湯で綺麗に洗い流します。24時間後、肌に異常(ヒリヒリ感・赤味・痛み・痒み・かぶれ等)がなければ使用しても問題ありません。もし、パッチテストをして、自分の肌に合わないときには、すぐに使用を中止しましょう。
無理をして使用すると肌荒れを起こしたり、皮膚炎症を起こしたりするので使用しないでください。
2.除毛部位の水気を拭きとる
ムダ毛の気になる部分の除毛部位の水気をしっかりと拭き取りましょう。肌に水分が残っていると、毛穴にクリームが浸透しにくくなってしまい、除毛効果が落ちてしまいます。十分な効果を得るためにもしっかりと肌の水分を拭き取ってから、行うことが大切です。
また、水分が肌に残っていると、クリームが皮膚に密着せずに流れてしまい、処理ムラの原因となってしまいます。
3.クリームを塗る
しっかりと水気を拭き取った乾いた肌に、クリームを直接塗ります。除毛したい部位に、スポンジやヘラなどを使用して、毛と肌が覆うように、除毛クリームを肌に均一に塗ってください。商品によっては、手で濡れるタイプもありますが、肌に均一に塗るためには、スポンジやヘラを使うことがおすすめです。
クリームを塗る時には、力を入れて塗ると、肌を傷つけ、赤みや腫れなどの原因になるので、力を入れずに優しく塗るようにしましょう。
4.クリームを拭き取る
時間が経ったら、クリームを優しく拭き取ります。クリームの拭き取り方は、商品によっても異なりますが、専用のスポンジやタオルを使用して、あまり力を入れずに、優しく拭き取りましょう。
クリームをしっかりと拭き取ろうとして、力を入れてゴシゴシとこすってしまうと、薬剤で敏感になった肌を、傷つけて、肌トラブルになってしまう可能性があるので、必ず優しく拭き取ってください。
5.シャワーでやさしく洗い流す
クリームを拭き取ったら、残ったクリームは、シャワーなどで優しく洗い流します。薬剤の入ったクリームが、肌に残らないようにするためにも、しっかりと仕上げにシャワーで洗い流しましょう。この時には、アルカリ性のボディーソープなどを使わないようにします。
何もつけずに、ただシャワーで洗い流すだけでも充分きれいになります。除毛クリーム後に、アルカリ性の化粧品や石鹸を使うと、化学反応を起こして、肌が荒れてしまう危険性があるので、注意してください。
『除毛クリームのおすすめ総合ランキング』については、選び方と合わせて詳しく紹介したページを用意していますのでそちらをご覧ください。
>>【最新版】これで失敗しない!除毛クリームの選び方とおすすめ人気ランキング
除毛クリームの効果をアップさせるコツ
ここまで紹介した除毛クリームの正しい使い方を実践してはみたものの、思っていたよりも綺麗に除毛出来なかったという方も少なくはないでしょう。
そんな方が知っておいていただきたいのが、除毛クリームの効果をアップさせるためのコツです。これを知ることで、ムダ毛の処理の残しや、処理ムラが出来ることなく綺麗に除毛することが可能となります。
除毛クリームを使用してムダ毛処理をする際にはこちらで紹介するコツを実践して、除毛クリームの効果を最大限発揮させましょう!
除毛クリームは入浴後に
除毛クリームを使うタイミングは、お風呂の後、特に入浴後がより効果的です。お風呂に入った後は、毛穴が開くことで除毛クリームが浸透しやすくなります。肌も毛も、冷えると硬くなる傾向があると言われています。冷えた肌に使用すると、処理しにくくなることがあります。
除毛クリームは、清潔で保湿された肌に使用するのが理想的です。そのため、効果的に使用するには、お風呂に入った後に除毛クリームを使用することがおすすめです。また、肌を清潔にしておかないと、除毛クリームとともに雑菌も広げてしまう可能性もあります。そのためにも、お風呂の後の、水分をしっかりと拭き取った、清潔な肌に使用しましょう。
入浴後の浴室で除毛クリームを使ったムダ毛処理をすれば、放置後の洗い流しも簡単に行えるので便利です。
使用量と置き時間を守る
除毛クリームの種類によって、使用量と置き時間には違いがあります。そのため、商品についている説明書きをきちんと確認してから使用するようにしてください。除毛クリームが少なすぎると、同じ時間放置していても処理できていない部位が出てきてしまいますし、多く使い過ぎてしまうと、今度は肌にダメージを与えてしまう可能性があります。
処理ムラや、肌トラブルを起こさないためには、指定された商品の説明書通りの使用量を塗りましょう。適量がわからないという人は、除毛したい部位へ、均等に除毛クリームが行き渡るように、調整しながら、塗るようにすると上手に塗れます。
除毛部位の毛をカットしておこう
除毛クリームを正しく使用したのに、どうしても思った通りの除毛が出来ないという人の特徴として、除毛クリームがムダ毛の根本までしっかりと塗れていないということがあげられます。
そんな方に実践していただきたいコツが、除毛する部位の毛をあらかじめ短めにカットしておくという方法です。
除毛クリームは本来、均一に塗られることでその効果を最大限発揮することが可能となりますが、ムダ毛の先が均一に塗るのを邪魔してしまうケースがあります。
ムダ毛を短めにカットしておくことで、除毛クリームを均一の厚さで綺麗に塗ることが出来るので、除毛クリームの効果を最大にし、綺麗に除毛することが出来るということにつながります。
ラップをまくと効果があるってホント?
除毛クリームの使い方について調べていただくとおわかりいただけるかと思うのですが、「除毛クリームを塗った部位にラップをすると良い」といった記事や解説を見つけることができます。
では本当にラップをまくことが、除毛クリームの効果をアップさせることにつながるのでしょうか。
これには賛否両論あるかと思いますが、実際にいくつかのメーカー担当者はすすめていないので、そこまでの効果アップは見込めないと言っても過言ではないでしょう。
どちらかというと肌を傷めることにつながる恐れもないとは言い切れませんので当サイトとしては「除毛クリームを塗った場所にラップをする」という方法は除毛クリームの効果をアップさせないと考えています。
除毛クリームを拭き取る際には毛の流れに逆らって!
除毛クリームの効果をいまいち実感できていないという方には、放置後の拭き取りの際の毛の流れを気にしてみてください。
毛の流れに対して逆らうような方向で除毛クリームを拭き取ることでより効果的に除毛を行うことが期待できるでしょう。
毛の流れが複雑な部位に関しては、除毛クリームを塗ってからでは毛の流れを確認することが難しくなりますので、あらかじめ塗る前に毛の流れを確認しておくことが重要です。
【部位別】効果を最大限にする使い方のコツ
除毛クリームは基本的にどの部位に対しても使い方は一緒となりますが、効果をあまり実感できていないという方は部位別のコツを知っておくとよいでしょう。
ここでは、脇、胸、背中、デリケート部分に分けてそれぞれの部位ごとに除毛クリームを使う際のコツを紹介していきます。
脇の除毛
特に女性の方におけるムダ毛の悩みとして多いのがこの脇ではないでしょうか。
除毛クリームを使って脇の脱毛をしたい時に覚えておきたいのが、ムダ毛の流れと汗です。
まず汗をかいた状態だと、除毛クリームが薄まり効果が下がってしまうので、汗をしっかりと拭き取りましょう。
そして拭き取りの際にムダ毛の流れに逆らって拭き取りが出来るように毛の流れを確認しておきましょう。また拭き取りにはヘラを活用するとさらに効果を最大限に出来るでしょう。
胸毛の除毛
主に男性の方が気にしがちなのが、胸の毛、いわゆる「ムナゲ」というやつです。
シャツの上から見える胸毛はワイルドな外国人みたいで素敵と感じる女性がいるかもしれませんが、やはり清潔感という面で敬遠されがちです。
そんな胸毛の処理で意識しておきたいのは、毛の流れとムダ毛のカットです。
もちろん個人差がありますが、胸毛の流れは複雑な場合が多く、毛の流れを把握することが難しい場合があるのである程度事前にカットをしておくことで、除毛クリームを均一に塗るように意識しましょう。
背中の除毛
背中の除毛をカミソリが届かないからと言って諦めたりしていませんか?実はあまり人から見えないように感じがちな背中のムダ毛ですが、意外と人は見ています。
そんな背中のムダ毛を、除毛クリームでしっかりと処理する際には、道具を使うようにしましょう。
背中なので基本的には手がなかなか届かない上に、自分の目で見ることも難しいはずですので、ヘラと鏡を使います。
特に鏡に関しては合わせ鏡を使用したいので、お風呂場に設置してある鏡以外に、自立する鏡をもう一枚用意しましょう。
合わせ鏡で自分の背中を見ながら、ヘラを使ってなるべく均一に除毛クリームを塗りこんでいくと上手くできるはずです。特に全体的に塗りたいという方は調理などで使うスパチュラなどもおすすめです。
デリケートゾーンの除毛
デリケートゾーンのムダ毛を処理しようと思っても、脱毛に行くと痛い、人に見られて恥ずかしい。カミソリを使って処理をしてはみたものの肌を傷つけてしまった。
そんな方におすすめしたい除毛クリームを使ったムダ毛処理のコツですが、商品選びと放置時間です。
まず大前提として、デリケート部分の皮膚は粘膜も近くトラブルが起こりやすいことも事実ですので、完璧に除毛しきるというよりも、安全第一を心掛けましょう。
そのために、まずはデリケートゾーンにも使用して良い商品かどうかの確認。そして放置時間をしっかり守ることで肌を荒れやヤケド症状を引き起さないようにすることを意識しましょう。
もしも一回でしっかり除毛が出来なかったとしても、またやり直せば良いです。その際にも連続使用は避け、商品の説明書にある二度目に使用しても良い間隔も確認しましょう。
除毛クリーム使用後のアフターケア
除毛クリームを使って処理した後は、その後のアフターケアもしっかりと行うことがとても大切です。アフターケアをしっかりとしないと、肌荒れや、炎症の原因になってしまうこともあります。除毛クリームを使用した後のアフターケアには、「クールダウン」と「保湿」の2つが最も重要となってきます。
この2つを行うことで、使用後の肌荒れなどをも抑えることができます。また、除毛後のツルツル肌を持続させる効果も期待できます。除毛クリーム使用後のおすすめのアフターケアについて、詳しくご紹介していきます。
処理後は肌を冷やす
除毛クリームでムダ毛を処理した後は、濡れタオルや保冷剤などで、軽くムダ毛の処理をした肌を冷やすことがとても重要です。カミソりなどに比べると、肌へのダメージが少ないと言われている除毛クリームですが、薬剤を肌に塗って処理をしているので、まったくダメージを与えていないわけではありません。
除毛クリームを使用した後の肌は、熱を持っており、とても敏感になっています。熱を持った肌を、しっかりと冷やしてクールダウンさせることによって、、肌の炎症を抑えて、肌荒れや赤みが出てしまうのを防ぐ効果があります。
抑毛ローションで保湿する
冷やした後の肌は、抑毛ローションを優しく塗ることで、ツルツル肌の持続性を高めたり、肌へのダメージも減らしたりすることができます。除毛後に毎日、抑毛ローションを使用することで、さらに長い期間、ムダ毛の無い肌を持続することができます。
抑毛ローション以外でも、化粧水やボディークリームなどで、たっぷりと肌に潤いを与えて、保湿することも効果的です。特に肌の弱い人は、しっかりと保湿をして、肌を保護することによって、肌トラブルを防ぐ効果もあります。
また、除毛後は、肌が敏感になっているので、アルコール成分の含まれたローションや化粧水、ボディークリームなどを使うことは避けましょう。アルコール成分の含まれたローションなどを使用すると、ヒリヒリ感や刺激を感じたり、赤くなったりしてしまうので注意が必要です。
また、アルカリ性のローションは、除毛クリーム内の成分と化学反応を起こしやすいので、できる限り、弱酸性のタイプのものを選ぶようにしましょう。
連続使用はしない
除毛クリームを使用してはみたものの、思ったように除毛できず黒いプツプツが残ってしまった。そういった方がやりがちなのが、その場でもう一度除毛クリームを使ってしまうということです。
しかしこれは決しておすすめできるものではありません。除毛クリームの連続使用は、肌に負担をかけることで肌が荒れたり、ヤケドのような症状が出てしまうこともあります。
商品ごとに次回の使用までに最低限あける時間の記載があるので、その注意事項をしっかり守ることで肌に余計な負担をかけないようにしましょう。
生理中や妊娠中は使用を控える
生理中や妊娠中は、ホルモンバランスの変化により普段よりも肌が敏感になっていると感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に、除毛クリームを使用してしまうことは、ただでさえ敏感になっている肌に負担をかけることになってしまいます。
肌がデリケートになりがちな生理中や妊娠中は除毛クリームの使用を控えるようにしましょう。
石鹸、入浴剤等でアルカリ性がないか注意する
正しく除毛クリームを使用したはずなのに、肌が荒れてしまったという方にありがちなのが、入浴時にアルカリ性の石鹸や入浴剤を使用していたというパターンです。
ほとんどの除毛クリームには、「チオグリコール酸カルシウム」というアルカリ性の成分が含まれており、アルカリ性に弱いタンパク質の性質を利用してムダ毛を溶かすことで除毛をします。
しかしアルカリ性の石鹸や入浴剤を、除毛クリームを使う前後で使用してしまうと、アルカリ性が化学反応を起こして肌荒れの原因となってしまう恐れがあるのです。
これでは除毛クリーム自体の使い方がいくら正しくても、肌荒れを起こしてしまう恐れがあるので、使用する石鹸や入浴剤が弱酸性などのアルカリ性ではないことを確認しましょう。
除毛クリーム使用後にやってはいけないこと
除毛クリームを使用後には、注意しなければいけないことがあります。肌がデリケートな状態になっているので、必要以上に血流を促進させてしまうことは控えましょう。以下に例を挙げます。
- 飲酒
- 日焼け
- 汗をかく激しい運動
薬剤が含まれている除毛クリームを使用した後の肌は、多少なりとも炎症を起こし、肌に熱を持っています。アルコールを飲んだり、日焼けや、汗をかく激しい運動などをしたりすると、血流が良くなり、もともと熱を持っている肌に、更に熱を与えることになってしまいます。
結果的に、赤みが長引いたり、炎症がぶり返したりしてしまうことがあります。除毛後、2日から3日ほど、または、炎症反応が無くなるまでの間は、必要以上に、血流を促進するような行動は控えるように気をつけましょう。
また、デリケートな状態の肌は、紫外線を浴びると炎症や色素沈着の恐れがあるので、紫外線にも注意が必要です。