知っておくべき!チークブラシの使い方と手入れ方法
日頃のメイクに欠かせないチークブラシ。きちんとお手入れしていますか?買ってから一度もお手入れをしていないという人も多いのではないでしょうか。
チークブラシはきちんとお手入れをしないと雑菌などが繁殖し、肌トラブルの原因になりかねません。
今回はチークブラシに注目し、その正しい使い方、そして正しいお手入れ方法を見ていきたいと思います。清潔なブラシでメイクすることは、化粧ノリにも大きく関わってきます。メイクの仕上がりだけではなく、使用する道具の美しさにもこだわるようにしましょう。
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チークブラシの使い方
チークを入れる時に欠かせないチークブラシですが、チークの形状によってはチークブラシを使用しない方が良い場合もあります。
リキッドチークやクリームチークなどの液状のチークは、ブラシの素材によってはチークの油分で傷む場合があるので注意が必要です。また、手を使って直接つける方が色味を調節しやすく、上手く色づきます。
しかし中にはリキッドタイプやクリームタイプ専用のブラシも販売されています。
以下がチークブラシの正しい使い方の手順です。
- ブラシをチークの上でくるくると回し、チークの粉をたっぷりと含ませる。たっぷり含ませることでムラなくチークが入ります。
- 手の甲やティッシュで余分についている粉を落とします。この工程を省くと肌に濃く付いてしまいます。
- 笑ったときに一番高くなる部分にブラシをくるくると回しながらのせていきます。回しながら耳の付け根まで滑らせていきます。
- 耳の付け根までたどり着いたら、またくるくるしながら元の位置まで戻していきます。ぼかしたい時はパウダーファンデーションをブラシに取り、馴染ませましょう。
チークブラシを使う際のポイント
ブラシを直角にして塗るのではなく、ブラシの側面を肌に沿わせるようにして滑らせるとムラができません。
暗い室内で化粧をすると、外の明るい所で見たときにチークが濃いことがあります。外に出る前に太陽光で色味を1度チェックをするようにしましょう。もし濃く入りすぎていた場合はパウダーファンデーションをブラシに取り、チークの上から入れると上手く色味を抑えられます。
チークブラシのお手入れ方法
チークブラシは使用後、残留している粉をティッシュで落とします。ティッシュの上をほうきで掃くように撫でるだけで残った粉を落とすことができます。最後にブラシの表面を優しく拭き取れば、毎日のお手入れは完了です。
また、ブラシをクシでとかすお手入れも汚れが落ちやすいのでおすすめです。日々のお手入れに組み込んでおくと綺麗な状態を保つことができます。
しかし、これで汚れの全てが落ちるわけではありません。チークブラシには粉だけでは無く皮脂やほこりなども付着しています。これらは日々のお手入れだけではなかなか落ちきらないものです。そこで2週間に1回程度お湯で洗浄する習慣を付けましょう。手順は以下の通りです。
- お湯に通す前にブラシをクシでとかします。
- ぬるま湯に中性洗剤を入れ、混ぜます。専用の洗浄剤を所持している場合はそちらを使用しましょう。
- 筆の部分だけをぬるま湯につけて洗います。金属部分までお湯がつかないように注意してください。
- 洗剤の泡が無くなるまで十分にすすぎます。この時もぬるま湯を使用してください。色が出なくなるまでしっかりと、優しくすすいでください。
- 乾いたタオルでよくふき取ります。タオルにブラシの水分を含ませるように優しく丁寧に拭き取りましょう。
- クシで毛先を整えます。
- 風通しのいい日陰で乾かします。ブラシの種類にもよりますが、完全に乾くまで3日ほどかかるものもあります。しっかり乾いてから使用するようにしてください。生乾きで使用すると雑菌が繁殖することがあります。
この洗い方を習慣付けておくことで清潔な状態を維持することができます。しかし、ブラシの素材によっては水洗いで毛を傷めてしまうことがあります。天然毛などのブラシは注意が必要です。
使用しているブラシが水洗いできないものであれば、ベビーパウダーを使用したお手入れがおすすめです。
ベビーパウダーを袋に入れ、そこにブラシの毛先を入れかき混ぜるようにしてパウダーをなじませます。段々とブラシに残っている汚れがベビーパウダーに移っていきます。最後にブラシをクシでとかしベビーパウダーを落とせば完了です。
チークブラシのお手入れの注意点
チークブラシを洗浄する際に注意して欲しいのが、つけ置き洗いをしないことです。チークブラシの根元は接着剤でくっついており、その上を金属のカバーで覆っています。つけ置き洗いをすると束ねている接着剤に水分や洗剤の成分が浸透してしまいます。
これはブラシの毛が抜ける原因になってしまうので、ブラシを長く使用するためにも絶対に止めましょう。
次に、乾かす際は直射日光の当たる場所では乾かさないようにしましょう。紫外線の影響でブラシが劣化してしまいます。風通しの良い日陰で乾かしてください。また、早く乾燥させるためにドライヤーを使用するのもNGです。
ドライヤーの温風をブラシに当てると毛先が傷み、広がりやすくなってしまいます。ブラシの劣化に繋がるので自然乾燥を心がけてください。
上記に注意して2週間に1回程度を目安に洗うようにしましょう。ブラシが汚れていると様々な色や汚れが混ざり、折角のチークも発色が悪くなったり、ブラシに粉を含ませにくくなってしまいます。また、皮脂や油分などの汚れがブラシに溜まると雑菌が繁殖し、そのブラシを使用することで肌に雑菌が移ってしまいます。
定期的な洗浄は、メイクの仕上がりと綺麗な肌の維持に必要なことだと覚えておきましょう。