徹底解説!アロマキャンドルの種類と香りの効果
見た目だけでなく香りでも楽しませてくれるアロマキャンドルは女性を中心に人気となっています。テレビなどで紹介されれば、雑貨店などで購入しようと足を運ぶ方もいらっしゃると思いますが、実際に店頭へ行くとその種類の多さに驚かれる方も少なくありません。
アロマキャンドルはその種類が多く、使用されているアロマの香りで効果効能は変わってきます。なんとなく見た目で購入される方もいらっしゃいますが、出来れば自分が求める効果も得たいですよね。そこでこちらではアロマキャンドルの種類と香りの効果をご紹介していきます。
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アロマキャンドルの効果
女性を中心として人気の高いアロマキャンドルですが、まだ使ったことがない方にとってはどんな効果があるのか、分からない方もいらっしゃると思います。今回は、アロマキャンドルの効果についてこちらで簡単にご紹介していきましょう。
アロマキャンドルの主な効果は以下の通りです。
- リラックス効果
- 匂い消し
- 集中力アップ
リラックス効果について
アロマキャンドルを使用する方の多くがこの効果を目的として使用されています。リラックス、つまり癒し効果は3つの要素で効果を発揮します。
- マイナスイオンの発生
- 1/fゆらぎのリズム
- 副交感神経への刺激
マイナスイオンの発生
マイナスイオンは体を癒す効果を期待され、森林や滝などへ行って浴びる方も少なくありません。実はアロマキャンドルも燃えることでマイナスイオンを発生させると言われています。しかもその量は森林や滝の約4倍ともされ、小さなアロマキャンドルを焚くだけで、そのような場所へ行かなくてもマイナスイオンによる癒しを得るというメリットがあります。
1/fゆらぎ
扇風機などにもついている1/fゆらぎとは自然界に共通して存在する規則性と不規則性をちょうどいいバランスで持つ不思議なリズムを表わします。アロマキャンドルに関わらず、火が揺らいでいるのを見ていると落ち着きを感じることがあると思います。
他にもそよ風の揺らぎや川のせせらぎなど、火以外にも感じられるものはいくつもありますが、いずれにしろアロマキャンドルでもそのゆらぎによる癒しの効果が期待できるのです。
副交感神経への刺激
キャンドルの小さくて暖かい光は副交感神経を刺激します。日中の太陽の強い光や蛍光灯やパソコンなどの人工的な青白い光(ブルーライト)は交感神経を刺激して脳などの活動を活発にします。
それに対して夕日や間接照明などオレンジがかった暖かい光は副交感神経を刺激しリラックス効果をもたらしてくれるのです。眠る前にその光を浴びれば健やかな眠りに入る効果も期待できます。
匂い消し効果について
アロマキャンドルは名前の通り焚くことによってアロマの香りも感じられるキャンドルです。様々な香りがありますが、その効果は香りによって違います。しかしどれにも共通することは、香りに関わらず炎が空気中の悪臭を構成する微粒子成分を燃焼してくれるので臭いを消すことが出来るのです。
悪臭を取り除いた後に、アロマの香りも広がるので部屋中の香りが心地よいものとなるでしょう。もし人を部屋に呼ぶときに部屋の臭いが気になるのであればアロマキャンドルを使用するのもいいでしょう。
集中力アップ効果について
集中力アップ効果も期待できます。先述した1/fゆらぎや副交感神経への刺激によってリラックス効果が生まれ、さらには感受性が豊かになります。これにより本来人が持つ能力を最大限引き出すことができるようになります。
さらに交感神経と副交感神経がバランスよく調整され、交感神経優位でありながらリラックス効果によって適度な緊張状態を作り上げることで集中力が高まるとされています。
アロマキャンドルの種類
アロマキャンドルは1つではなく、使われている香りや精油の組み合わせなどでいくつもの種類があり、それぞれに効果効能が異なります。
それぞれを分けると香り、素材、形状で分けることができます。それぞれの種類と効果などについてご紹介してきます。
香り別:アロマキャンドルの種類
まずは香り別の種類と効果についてご紹介していきます。ただ香りはかなりの数があるため代表的な香りに限定してですが、よく使われているものを選択させていただきました。
ラベンダー
ラベンダーはアロマとしては有名なものなのでご存知の方も多いでしょう。爽やかな香りで心を落ち着かせてくれるアロマであり、リラックス効果や安眠効果、鎮痛効果、抗炎症・殺菌作用など豊富な効果を持つ、一部では万能効果のあるアロマとも言われています。
ローズ
精油の女王とも呼ばれるローズは華やかで甘い香りがあり、優雅な気持ちにしてくれるだけなく、安眠効果、鎮痛効果、美容効果、他にも体臭や口臭を抑える効果などがあるため、アロマキャンドルにすれば悪臭などを打ち消す効果も期待できます。
バニラ
スイーツなどを彩る甘い香りで女性にも人気の高いバニラはアロマにも利用されています。こちらも緊張を和らげるリラックス効果や安眠効果があるほか、強壮鎮痛作用や月経促進作用もあるアロマになっています。
ココナッツ
南国風の甘い香りが鼻をくすぐるココナッツはやはり精神に作用する効果があるほか、便秘解消や動脈硬化・高血圧の予防なども期待できます。
イランイラン
香りに興味がない方はあまり聞き慣れない名前ですが、エキゾチックな甘さが特徴的な精油です。好き嫌いがはっきりと分かれる香りですが、好きな方は心が高揚し、不安やストレスを和らげてくれる心理的作用が期待できます。抗不安作用の他、過度の緊張による過呼吸や心拍を落としてくれる効果もあります。
グレープフルーツ
酸味の効いた爽やかな香りが印象的なグレープフルーツは心を解放して安定させるとともに神経を鋭敏にし、前向きな気持ちにさせてくれます。他にも血流促進やリンパの循環を促進し、体内の滞りを改善する効果も期待できます。
フォレスト
フォレストは名前の通り樹木の香りとなります。そのため森林浴に言った時に感じる独特な森林の香りを楽しめます。この香りはストレスを緩和し、不安などを取り除いて爽快な気持ちを与えてくれます。森林浴同様にリラックスとリフレッシュ効果が期待できるわけです。
ピーチ
果物の桃のキューティクルな甘い香りがあるアロマです。こちらもリラックス効果はもちろんのこと疲労回復にも繋がる効果が期待できると言われています。桃の香りが好きな方には打ってつけのアロマです。
ムスク
ムスクは独特な香りで好き嫌いがはっきり分かれます。例えるとベビーパウダーやヘアートリートメントの香りを連想していただくといいでしょう。その官能的な香りは体内のホルモンバランスを整えてくれるほか、生理・心理効果や鎮静効果、整肌効果もあると言われています。
素材別:アロマキャンドルの種類
アロマキャンドルに使用されている素材でも分けることができます。以下は使用されている素材の種類です。
- 蜜蝋
- パーム
- ソイワックス
- コットンシードワックス
- パラフィン
価格や量産の問題から多くのキャンドルはパラフィンが使用されています。しかしこのパラフィンは他の素材に比べて有害です。そのため選ぶときにはパラフィンが使用されているかどうかを確認することも大切です。どのように有害かは、関連ページにてご紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
>>アロマキャンドルの危険性と安全な使い方について詳しくはコチラ
形状別:アロマキャンドルの種類
アロマキャンドルは形状でも分けることができます。キャンドルに採用される形状は主に以下の5つになります。
- ベーシックキャンドル
- フローティング
- カップキャンドル
- グラスキャンドル
- モチーフキャンドル
形状によってはスタンドや器が必要なタイプ、そして自立してそのまま飾れたり火を付けたりできるものと様々です。自分の好みで選んでもいいですが、スタンドや器が必要なものかどうか予め確認しておくようにしましょう。