簡単!ジェルアロマキャンドルの作り方
アロマキャンドルは火をつけた時のアロマの香りだけでなく、その見た目にも注目を集めています。そのためインテリアとして購入される方も少なくありませんし、それを見越してメーカーやブランドはデザインにこだわったものもたくさん販売されています。
インテリアとしてアロマキャンドルを購入してそのまま飾るのもいいですが、自分でアレンジすることもできることをご存知でしょうか?意外と簡単に自分好みのアレンジアロマキャンドルを作ることが出来るのです。こちらでは簡単にできるアレンジ、ジェルアロマキャンドルの作り方をご紹介していきます。
>>簡単にできるアロマキャンドルの作り方について詳しくはコチラ
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ジェルアロマキャンドル作りの準備
ジェルアロマキャンドルは市販のアロマキャンドルでは満足できず、自分好みにアレンジして世界で一つだけのアロマキャンドルを作り上げることが出来るという魅力があります。これが自宅あるいは自室にあれば女子力の高さも伺えるので、男性が来たときにも目を惹くことでしょう。
そんな魅力的なジェルアロマキャンドルを作ろうと張り切る方もいらっしゃるでしょう。作っても見ても楽しいそんなジェルアロマキャンドルですが、1つ注意があります。手作りの材料としてジェルワックスを使うのですが、こちらはパラフィンで出来ているため、燃やすと有害物質が出ます。それを把握した上で作る様にしてください。
ジェルアロマキャンドル作りに必要な材料
それでは必要な材料についてご紹介していきましょう。数が多いのでしっかり確認してから準備し忘れの無いように注意しましょう。
以上のものがジェルアロマキャンドルを作る上で必要なものになります。注意する点としては容器や飾りなどは不燃性のものを選ぶようにしてください。
当然ですが、火をつけた時可燃性のものだと不用意に火を強くしてしまうことがあるためです。
ジェルアロマキャンドル作りに必要な道具
続いて必要な道具になります。どれもキッチンや物置などに置いてありそうなものばかりですが、持っていないものがある可能性もあるので、一通りあるか確認をしておきましょう。
ホットプレートは火を使わず水を温めることができるので便利です。ただ最近はオール電化のご家庭も多くなっているので、キッチンがオール電化の場合はそちらを使っていただいても良いです。
計量カップは溶かしたロウを入れるので耐熱性のものが良いです。またガラス容器も湯煎したジェルワックスを入れて固めるために使うため耐熱容器でないといけません。
ステンレスカップは湯煎用に使うので、ジェルワックスが溢れないような深さのものを使いましょう。
ジェルアロマキャンドルの作り方
それでは材料や道具が揃ったところで、ジェルアロマキャンドルの作り方に移っていきましょう。手順としては以下のようになります。
- ガラス容器にキャンドル芯とカラーサンド、飾りを入れる
- ジェルワックスを湯煎して溶かす、このときキャンドルカラーやラメ、アロマオイルを入れる
- 溶かしたジェルワックスを流し込む
- 常温で冷やして固める
それぞれの手順におけるコツやポイントを見ていきましょう。
1.ガラス容器に材料を入れる
ガラス容器にジェルワックス以外の材料を全て入れておきます。
この時、芯を最初にセットし、細かい石を敷いたり貝殻やガラスパーツを入れたりしてイメージを固めてしまうといいでしょう。
ただ貝殻やガラスパーツは火が近づいたときにパーツが焦げる、割れるといったトラブルになるので、これらは芯から遠ざけてください。
2.ジェルワックスを湯煎して溶かす
ジェルワックスは湯煎して溶かします。ホットプレートを使っているので鍋の中などで直に溶かすこともできますが、湯煎の方が安全に溶かすことができます。
溶かしたらこのタイミングでキャンドルカラーやラメ、アロマオイルを入れて混ぜます。
3.溶かしたジェルワックスを流し込む
溶かしたジェルワックスを先ほどのガラス容器に流し込みます。
静かに流し込みますが、気泡をあまり出したくない場合はスプーンやガラス棒などを添えて流し込むと綺麗に入れられます。それでもジェルの特性上、わずかには気泡が出来てしまいますので、そこは諦めましょう。
逆に気泡を出したいという方も勢いよく入れると危ないので、静かに流し込むようにしてください。
4.常温で冷やして固める
冷やす際は常温で十分に固まります。
時間をかけてゆっくり固めた方が表面も整いますので、間違っても冷蔵庫などで冷やさないようにしましょう。変な形で固まってしまうこともありえます。
作る際の注意点
作り方については分かっていただけたと思いますが、作る際の注意点もあります。
作る前には手順と共にこちらも確認してから作るようにしていただくと、失敗する可能性もかなり減ると思います。
ジェルワックスを溶かすときのポイント
ジェルワックスを溶かすときには以下の点に留意して行う必要があります。まず溶かすときにホットプレートを使うのは温度の調整をしやすくするためです。ジェルワックスを溶かす際には200℃程度で熱します。
解けてきたら温度を180℃くらいまで下げるのですが、これは気泡を抑えるためです。熱し過ぎると盛んに気泡が出来てしまい、容器に流し込んだ時に大量の基本が残った状態になってしまいます。そのため熱し過ぎないようにしましょう。
またその後120℃くらいまで下げることでジェルワックスの中にアロマオイルを入れることで揮発を抑えることができます。こちらも熱し過ぎた状態で行うと、入れた先から揮発し香りは抜けるし、気泡となってしまうしで良いことがありません。
さらにアロマオイルは5~6滴程度にしましょう。入れすぎるとジェルが固まらなくなり分離してしまいます。同様の理由で水が入らないようにしましょう。水が入ってもジェルが固まらなくなってしまいます。
入れる飾りのポイント
入れる飾りですが、不燃性のものを入れるようにしましょう。芯から離しているとはいえ、火が近づいてきたときに可燃性のものだと危険です。また溶かしたジェルも冷ましているとはいえ高温なので、可燃性のものは溶けてしまう可能性もあります。
もし可燃性のものを使いたいの出れば、容器を二重にするなどして溶かしたジェルワックスや芯の火が近づかないようにしておくと、安全に使うことができます。