初心者向け!アロマキャンドルの種類と選び方
雑貨店などに行くと置いてあるアロマキャンドルは可愛らしいものが多く、女性から高い人気を得ている商品です。しかしアロマキャンドルを見た目だけで選んでしまうと、使用されている成分によっては体に悪いこともあります。
アロマキャンドルは見た目だけでなく、どのような素材を使い、何のアロマの香りが楽しめるのか、その選び方を知っておかなければ危険に晒されてしまうこともあるのです。そこでこちらでは初心者向けのアロマキャンドルの種類と選び方をご紹介していきます。
>>アロマキャンドルの危険性と安全な使い方について詳しくはコチラ
>>アロマキャンドルの使用方法と保管方法について詳しくはコチラ
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気を付けるべきポイント
それではまず気を付けるべきポイントをおさえておきましょう。優先度が高いわけではないですが、以下のようなポイントも気を付けていくと、より自分の欲しいアロマキャンドルを選ぶことができます。
- 気分やシーン
- 素材
- 価格帯
基本的には安価なものや見た目が気に入ったという条件だけで選んでもいいのですが、その中には、パラフィンという物質で出来たキャンドルもあります。
こちらは有害物質を発生させる恐れがあるため注意する必要があるので素材や価格帯も気を付けておくといいでしょう。それではそれぞれのポイントについて少し掘り下げてみましょう。
気分やシーン
アロマキャンドルは精油を混ぜてあるため、当然アロマの香りの効果を得られます。
そのため効果で選ぶという方法が一般的ですが、その時の気分で香りを選ぶというのも1つの方法です。甘い香りで包まれたいとき、爽やかな香りでリフレッシュしたいとき、その時に包まれたい香りは気分で変わると思います。
あるいはアロマキャンドルを使う場所やシーンで使える形状が変わるため、どのような状況で使いたいのかでやはり選び方は変わります。気分やシーンも選ぶ際に気を付けるポイントとしておさえておきましょう。
価格帯
価格帯も重要です。例えば日常的に使いたいのに価格が高いものを使用していると、お金がかなりかかってしまいます。そのため安いものや高くても長期的に使えるコストパフォーマンスが良いものを選ぶといいです。
逆に使用する頻度は低いけど、たまの贅沢に使いたいという事であれば、高級なものを購入するのもいいでしょう。使用頻度で価格帯を選ぶのも気を付けるポイントとなっています。
素材
素材としては以下の表にあるような種類があります。それぞれの特徴もまとめてありますので、その中から自分が求めるものと合うものを選ぶといいでしょう。
ただし、パラフィンが使用されているものだけは注意してください。こちらは火をつけることで有害物質が出る素材になります。そのため基本は自然素材がおすすめですが、インテリアとして飾るだけであればその限りではありません。
しかし、今後火をつけて使う可能性があるのであれば、やはり避けることをおすすめします。
原料名 | 特徴 |
パラフィンワックス | 多くのキャンドルに使われている 有害物質を揮発する |
ミツロウ | 高価、甘い香りがする 消臭効果 |
ソイワックス | すすが出にくい 黄色味がかる |
パームワックス | クリスタルのような模様 |
ライスワックス | 融点が高い 燃焼時間が長い |
木蝋 | 燃焼時間が短い 煙が少ない |
ジェルワックス | 燃焼時間が長い 香りが強い |
アロマキャンドルの選び方
アロマキャンドルの選び方としては以下の2パターンがあります。
- 効果
- 形状
アロマを使っている以上、やはり効果は気になるところですが、その見た目は可愛いものが多いため形状で選ぶという方法もあるのです。それぞれの選び方についてまとめていきましょう。
効果別:アロマキャンドルの選び方
効果別の選び方は、まずアロマによって得られる効果を知っておくことも大事です。その中から自分が購入する目的によって選ぶといいです。
アロマキャンドルで期待できる効果は以下のようなものがあります。それぞれの効果が得られるアロマキャンドルの条件もご紹介していきましょう。
- ・リラックス
- ・集中力アップ
- ・疲労回復
- ・体調不良
- ・二日酔い
- ・ダイエットや美容
リラックスしたい人におすすめ
アロマキャンドルは火を焚くだけでも、その火の揺らぎリラックス効果があると言われます。あるいはマイナスイオンも放出されるため、そちらもまたリラックスに良いとされています。
しかしリラックスしたいのであれば、さらに以下のようなアロマを混ぜられた商品を購入するといいでしょう。
- イランイラン
- ダマスクローズ
- ゼラニウム
- ネロリ
- メリッサ(レモンバーム)
- ユズ
- ラベンダー
ラベンダーはポピュラーなアロマなのでご存知の方も多いかもしれませんが、リラックス効果だけでいればこれだけの香りに効果を期待できます。ただし細かく分類すると作用の仕方が微妙に違うので注意してください。
集中力アップしたい人におすすめ
アロマの中には集中力をアップする効果を期待できるものもあります。次のような香りが楽しめるものを選ぶといいでしょう。
- グレープフルーツ
- ペパーミント
- レモン
- レモングラス
アロマキャンドルとして使われているのは上記の4つになります。アロマオイルで言えばもっと種類があるのですが、商品化されている代表的なものとなるとこれだけです。
清涼感のある香りが多いので、すっきりした気持ちで集中できるというわけです。
疲労回復したい人におすすめ
疲労回復であれば次のようなアロマを混ぜたキャンドルを選ぶと効果が期待できます。学校や仕事で疲れた果てた時には、この香りを楽しんでもいいでしょう。
- ヒノキ
- ラベンダー
- レモン
- ローズウッド
ただしラベンダーは鎮静効果であるため正確には精神的な疲労の回復になります。他のものは身体的な疲労回復に効果があるとされているので、どちらを求めている方で選び方が変わるため、ご注意ください。
体調不良改善したい人におすすめ
アロマの香りは体調不良改善にも効果を期待できます。そのような効果があるのは以下のアロマキャンドルになります。
- ペパーミント
- ラベンダー
- ローズマリー
どれも鎮痛作用を持っているため、痛みによる体調不良の改善に効果を期待できます。また他にも体調不良改善に効果が期待できる香りもあります。
- クラリセージ
- ジュニパー
- ゼラニウム
クラリセージやゼラニウムは筋肉緊張緩和、ジュニパーは血行促進作用があるため、こちらも体の不調を改善するのに役立ちます。
二日酔いの人におすすめ
飲みすぎてしまった次の日に二日酔いは困るという方は、アロマキャンドルの香りで抑えることも可能です。気持ち悪さや吐き気に悩まされたら次のような香りに包まれることで改善することも期待できるでしょう。
- グレープフルーツ
- ジュニパーベリー
- ペパーミント
- レモン
- ラベンダー
それぞれ二日酔いに対する効果が違いますので注意してください。
例えばグレープフルーツは二日酔いの消化不良に、ペパーミントであれば二日酔いの吐き気を抑えるために効果を発揮してくれます。症状に合わせて使い分けることも大切です。
ダイエット・美容におすすめ
女性にとって永遠のテーマとも言えるのが美容です。そのためにダイエットをする方もいらっしゃるでしょう。そんな時は次のような香りのアロマキャンドルを使うと、その手助けをしてくれます。
- 柑橘系全般
- 金木犀
- グレープフルーツ
- ペパーミント
- ラベンダー
- ローズマリー
こちらもそれぞれの香りで効果が違ってきます。ダイエットであれば最も効果的と言われているのはグレープフルーツです。
こちらは交感神経を活発化させることにより、脂肪の燃焼を促進してくれる効果が期待できます。同じような効果であればローズマリーも効果的とされます。
柑橘系の香りであれば血行促進効果により、肌の張りを取り戻すこともできます。美容効果を求めるのであれば、こちらの香りが含まれたアロマキャンドルを使うのもありでしょう。
形状別:アロマキャンドルの選び方
形状別で選ぶとは言っても、その種類を知っておく必要があります。意外と知らない方が多いですが、アロマキャンドルには以下のような種類があります。
- ボーティブ
- グラス入り
- 缶入り
- ティーライト
- デコレーション
- エターナル
6種類もあるのは驚き、というか方もいらっしゃるかもしれません。基本的にはこちらも自分の好みに合わせて選んでいただくといいのですが、1つだけ注意もあります。
グラス入りタイプのものは、購入後そのまま使用できるのですが、それ以外のものはアロマキャンドルホルダーがないとロウが垂れてしまうなど、そのまま使えないものがあります。
もし持ってないのであれば、同時に購入するか、別途用意する必要があるので気を付けてください。
関連ページにおすすめのアロマキャンドルホルダーもご紹介していますので、よければそちらも参考にしていただくといいかもしれません。
それぞれの形状がどのような方に向いているか、そちらをここからご紹介していきます。
アロマキャンドル初心者向け
初心者の方であればグラスキャンドルがおすすめです。アロマキャンドルの形状はいろいろありますが、グラスキャンドルはキャンドルホルダーと呼ばれるスタンドや器が無くても、商品さえ購入すればすぐに楽しむことができるためです。
慣れてきたら器を必要とするようなものと、好みのキャンドルホルダーを購入して香りを楽しむといいでしょう。
アロマキャンドルをインテリアとして使いたい人向け
もしインテリアとして使いたいのであればベーシックキャンドルがおすすめです。こちらはグラスに入っていない、まさしく基本的なキャンドルになりますが、それ故に模様や色を楽しむことができます。
また商品によってはボタニカルキャンドルのようにドライフラワーが入っているものや、グラデーションの模様や色が入っているものがあります。これらをそのまま見て楽しむのであれば、容器に入っていない方がはっきりとそのデザインを楽しむことができます。
>>おすすめの可愛いアロマキャンドルのランキングについてはコチラ
アロマキャンドルのムードを楽しみたい人向け
ムードを楽しみたいのであれば、フローティングキャンドルをおすすめします。フローティングは名前の通り、浮かべて楽しむキャンドルです。専用のキャンドルホルダーもありますが、水の上に浮かべることでゆらゆらと揺れながら火を灯すキャンドルを楽しむことができます。
お風呂に浮かべて楽しむこともできるため、電気を消して湯船に浮かべておけば香りと共にムードも楽しめ、癒されること間違いなしです。ただし水場なのでキャンドルに水がかからないようにするなど注意点がありますので、使用する場合は気を付けてください。
水に浮かべてキャンドルを楽しめるので、夏でも涼しさを感じることができます。キャンドルだとどうしても寒い時に使うイメージがありますが、香りを楽しみながら納涼も出来るとなれば、季節的に関わらずムードを楽しめるのでおすすめとなります。